無理なく自分のペースで過ごすために【休みと仕事まとめ】

頭にスケッチブックを乗っけている女の子

「焦りは禁物」
「ゆっくり休みましょう」

うつ療養中の基本ルールです。

……でもね、わかっているけど焦っちゃう。なかなかゆっくり休めないんだよね。

そんなことはないでしょうか?

将来の不安があると、切迫感が強くなります。胸のあたりのモヤモヤが広がって息苦しくなることもあるかもしれません。

そんなときは、自分の内にある不安の種を整理しましょう。

<こんなあなたに>

  • 休むことに後ろめたさを感じている
  • 休みたくても休めない
  • これから社会復帰を考えていきたい

自分なりのペースを見つけるための道しるべとして参考にしていただければ幸いです。

休んでいることに罪悪感?

休むことに後ろめたさを感じることはありますか?

長期療養中に頑張っている人の姿を見ると、自分だけがサボっているように思えて、つらくなってしまうこともあるかもしれません。

でも、休むことは重要です。休息を取らず、頑張りすぎると、効率が悪くなってミスが増えます。

生産性を高めるためにも、休息は欠かせません。

休息がもたらす恩恵

休息には多くのメリットがあります。

  • エネルギーが回復する
  • ミスが減る
  • 記憶力が向上する
  • 新たなアイデアが湧きやすくなる
  • 感情をコントロールし、自制心を強める
  • さまざまな脳領域をつなげて、創造性を強化する

など。

生産性を高める3つの休息テクニック

  1. 何もしない休息日を先に決める
  2. 昼寝をする
  3. 切りのいいところで終わらそうとしないで「中断」する

詳しくは、「頑張りたい人ほど休むべし!戦略的休息 3つのテクニック」で紹介しています。

仕事や学校、日々の業務で大変なとき

「休みましょう」と言われても、現実的に難しいこともあると思います。

でも、ギリギリの状態を続けていると、いつか限界がきます。

休む時間を確保できない!?追い込まれたときにすべき5つのこと」では、次の対処法を挙げました。

  1. 休みを確保できる環境を整える
  2. 家族や周囲の人にサポートをお願いする
  3. 公的制度を利用する
  4. 仲間を見つける
  5. 時間とお金の使い方を見直す

自分一人ですべてを抱え込んでいませんか?

「迷惑をかけちゃいけない」という思いが強くて、我慢してしまうこともあるかもしれません。

でも、周囲の人に助けを求めたら、きっと苦しい現状を打開する糸口が見つかるはずです。

経済的な公的制度については「「お金がない!」うつ病・無職・貧乏暮らしをサポートする制度」でまとめています。

無料で相談できる窓口は、「困ったときの相談窓口」で紹介しています。

うつ病治療に休養は必須

うつ病と診断されたら、休むことを第一に考えましょう

心の病気や障害を抱える人がすべきことは次の3つ。

  1. 調子がすぐれないときは、無理せず休む
  2. 家族や周りの人にサポートをお願いする
  3. 回復するまでは、治療に専念する

心と負担を軽くする方法やリラックス方法については「ずっと休んでいるのに心が休まらない理由【うつ病休養の仕方】」でまとめています。

仕事を休めないときはどうすれば?

責任感が強い人ほど「仕事を休めない」と自分を追い込んでしまうことが多いようです。

でも、無理を押した結果、途中で倒れてしまったら……?

「休んだら周りに迷惑がかかる」
「働かないと生活できない」
「上司が怖くて言い出せない」

など、9つの問題について「仕事を休めない!うつ病と診断されたとき仕事とどう向き合うか」に書いています。

ずっと休んでいるのにつらいときは?

心が休まらない理由として考えられるのは次の3つ。

  • 病気の症状
  • 自分を責めることで生じるもの
  • ゆっくり休むことが難しい環境

つらい気持ちを抱えている人へのメッセージとして「休んでいるのにつらい……。苦痛の内訳と心を落ち着かせる答え」を書きました。

環境を変える手立てについても書いていますが、まだまだ情報が乏しいので、随時追加していく予定です。

仕事との向き合い方

焦りを和らげるには?

まとまった休みを取っていると、強い焦り感じることがあります。

「早く復帰しなければ!」
「このままじゃダメだ!」

そんなときは、深呼吸しましょう。

ゆっくりゆっくり息を吐いて、すべて吐ききったら、ゆっくり深く息を吸う。

大丈夫。焦るのは、前に進もうという気持ちを持っている証拠です。

自分のペースで、一歩一歩、確実に進んでいきましょう。

焦りへの対処法は「焦りが強まる理由とは?焦燥感を和らげるための対処法3つ」や「とにもかくにも目の前のことに集中!焦りを防止する3つの考え方」で書いています。ごちゃごちゃしているので、改めてまとめ直す予定です。

社会復帰の不安を和らげるには?

療養期間が長引くほど、将来への不安が大きくなりますよね。

うつと付き合いながら仕事をするためにはどうしたらいいのでしょうか?

回復後、どのように働くか考える際のポイントを「うつ病回復期に考えたい仕事との向き合い方 ― 社会復帰の不安を和らげるヒント」でまとめました。

  • どこでどうやって働く?
  • どうやって仕事をこなしていく?
  • 【心の準備】不安が強まったときの心構え
  • つらくなったとき思い出したい考え方
  • 復帰後の注意点

こういった心配がある方は参考にしてみてください。

無理なくできる仕事を探すヒントは「心の病気・障害を抱えながらできる仕事、自分に合った仕事を見つけるには?」でまとめています。

自分に合った仕事を見つけるには?

病気があってもできる仕事とは?

病み上がりで避けたい仕事は次の3つ。

  • 長時間勤務
  • 不規則な仕事
  • ストレスの多い仕事

まずは単発・短期のアルバイトから始めるのが無難です。「うつからの再就職、確実に仕事に就ける方法を教えてください」で、短期・長期アルバイトをいくつかピックアップしています。

働き方を変えてみる:会社員以外の働き方

心の病気・障害を抱えながらできる仕事、自分に合った仕事を見つけるには?」では、会社員以外の働き方についても書きました。

  • 個人でできる仕事
  • 家業を手伝う
  • 特技を活かす
  • 職人に弟子入り(ものづくり)

個人でできる仕事をまとめた「【リハビリに最適】うつ病でも始めやすい在宅ワーク7選」も参考にしてみてください。

自分の適性を見つけるヒント集

「努力しても、なかなか仕事が覚えられない」
「いつも失敗してばかり」

そんなことが重なると、自信をなくしてしまいますよね。

体調が万全でなければ、うまくできなくて当然です。

ただ、もしかするとその仕事が自分の適性に合っていない可能性も考えられます。一度立ち止まって考えるいい機会かもしれません。

そこで、自分の適性を見つけるヒントとして、次の3つを提案します。

  1. 診断テストを受けてみる
  2. 診断テストのデータを使って答えを探す
  3. これまでの経験を書き出してみる

自分に合った仕事とは?適性・適職診断テストまとめ」で自己分析ツールやお楽しみ系の診断テストをまとめています。

自分に向いているモノ・コトについて考えるヒントは「適性・適職を考えるときに注目したい3つのポイント【診断データの活用法】」で紹介しています。

対処法の一つに「紙に書き出すこと」を挙げているのですが、気分が落ち込み気味のときには、その力さえ湧いてこないこともありますよね。

そんなときは、「落ち込んで力が出ない?次の行動につなげる9つのお手軽アクション」を試してみてください。
 

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