思い出しうめき対策8:思い出すことを止める

こちらを読みました。

嫌な記憶よ、さようなら~記憶を意図的に忘れる~ | 心理学ミュージアム – 日本心理学会

日本心理学会のサイト内にある「心理学ミュージアム」という一般の人向けのコンテンツ。さまざまな研究の一端がスライドで紹介されています。

で、今回のテーマが「思い出したくないことを忘れる方法」。スライドの内容をざっくりまとめると、

思い出したくないことを忘れる方法(10ページ)
・嫌な記憶のトリガーに出合ったら、思い出すことを止める
・関連する出来事を頭から追い出すように、思い出さないようにする(13ページ)

ポイント(25-26ページ)
・何度も繰り返して思い出さないようにする
 → 繰り返し止めることで徐々に思い出しにくくなっていく

「思い出すことを止める」ってそんなん無理じゃん!と思ったのですが(スライドにも先回りして書いてあります)、スライド内の例題をやってみたら意外とできたので「へぇ~」になりました。ちゃんと実感できたんですよね、思い出しにくくなった感覚を。ちょっとびっくりです。

「止める」を実行する、「○○しない」をやるのは難しい、という話は前にも書いた記憶ですが、やろうと思えば実生活でも案外できるものなのですかね?

解説では「頭から追い出すように」とありますが、私の場合は「ストップ!(完全停止)」と呼びかけたほうがうまくいった気がしました。「無!」とか。「息を止める」とかでもいいかも?

って今あらためてスライドを見たら、いらすとやさんの挿絵で「止まれ」の標識になってますね。吹き出しの中に「失恋してしまった男の子と女の子の間に、割れたハートマークが浮かんでいるイラスト」があり、その上に「止まれと書かれた、一時停止を表す道路標識のイラスト」が重ねられている。まさにこのイメージです。

とはいえ、人生における強烈なエピソードに対して同じようにできるのかという疑問はあります……が、試してみる価値はあるでしょう。きっと多少なりとも効果はあるはず。

それから、持続的に「忘れよう忘れよう」と思っていると逆効果になってしまうみたいです。ポイントは、トリガーに出合ったときだけ「思い出すのを止める」。

そう考えると、これまでブログに書いてきた「思い出しうめき対策」もそんなに的外れではなかったということでしょうか。

  • 斬りつける(殺陣のイメージ)
  • 脳内再生器の停止ボタンを連打
  • 自動再生器を破壊する
  • 「バブー」「ほんぎゃあほんぎゃあほんぎゃあ」と言う

並べてみると楽しいですね、わりと行動が過激? 破壊からの再生でしょうか。ここに物語ありですね。最近は普通に「あ゛ぁぁぁぁーーー」と言うことが多かったですけれど……ってことはまた破壊し始めるのかな、時代は巡るので(?)。

とりあえずしばらくは先の学びを参考に「ストップ!」「無!」などとコールして「止める」を実践してみようかと思います。

すぐに効果がなくても諦めないことも大事っぽいので、地道にコツコツと。

コツコツ、コツコツが大事です。

友蔵もそう言ってました。

 

思い出しうめきシリーズ
対処法 その1(いろいろ)
対処法 その2(斬りつける)
対処法 その3(停止ボタンを連打)
対処法 その4(対策フレーズ選定)
対処法 その5(時間旅行)
対処法 その6(再生機を破壊)
対処法 その7(バブー)
対処法 その8(止める)←今ここ

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