双極症の病状安定のために必要なこと

いつも心に留めていることがあります。精神科Q&Aに書いてあった事柄です。

【4678】周囲が妄想を肯定すると精神疾患は悪化するのか | Dr林のこころと脳の相談室

  • 賞賛や承認が妄想の引き金になりうることを意識し続ける
  • 意志だけでは制御しきれない病勢が存在しうると理解する
  • 病勢によって他者の言動の受け取り方が大きく変化すると認識する

妄想は肯定されると強化されるのに、否定されても弱まるわけじゃない、というのは面白いところですよね。

そして、「正常な思考~認知の歪み~妄想の境界はどこ?」という問題。これも難しいですよね、グレーゾーンって広いからもうわからないよっていう。というかそもそも、真っ白真っ黒ゾーンのほうが少ないんじゃないのという気もします。

幸いなことに(?)私は日常生活において称賛や承認をもらうことはほぼないので、そこに怯えることはないのですけれど、とはいえ油断は禁物です。慣れていないからこそ、いきなりの刺激に過剰反応してしまう危険性はあります。くわばらくわばら。

それから、「自分の意志で注意するだけでは抑制しきれない病勢がありうる」、これはもう骨身にしみて……だからすごく慎重になっています。でも、そのゾーンに入ってしまったら「わかってる」とも言えなくなるかもしれなくて。

だからこそ「そのときの病勢によって、他者の言動に対する自分の受け取り方はかなり異なるという認識」を持つこと、これが大事。本当にその通り。

 

そして、先のQ&Aページを読んでからぼんやり考えました。

双極症と診断された自分のこれまでについて。

ここまで心がけてきたことは、墜落して事故るまではいかない程度の低空飛行を維持すること。

そんな感じでここまでやってきて、いろいろ思うところはあるけれども、まあ、それだけでも十分すごいよね、と自分に「OK」を出すことにしています。

そして「別の比喩を使うなら?」と考えたときに思いついたのが前回書いたブクブク沈んでいる感です。

最初は、浮力を得るにはどうしたらいいのか考えました。自分の体の浮力を増やしたいなら、肺に空気を多く入れる、ウェットスーツを使う、浮力材を使うといった方法があるらしい。

やっぱり、どんなときも呼吸は大事ってことなんですね。実際、水の中にいるとき、息を大きく吸うと浮きやすいみたいです。

さらに、緊張すると脚が沈みやすいから、体の力を抜くことも大事。

ウェットスーツや浮力材は何だろう? 浮力調整装置……これが薬にあたるのかなぁ? 私の場合はラモトリギンです。

そして、沈む前提でどう暮らすかを考えたとき思い浮かんだのが、潜降・浮上するための長いロープ。

保留する、現状状態を維持することも大事だろうと思います。バチャバチャ暴れると、余計に溺れやすくなりますからね。

 

改めて、最初の注意ポイントを雑にまとめ直すと

  • 賞賛や承認に注意
  • 気合で解決できないこともある
  • そのときのコンディションによって、感じ方が変わる

こんなところでしょうか。

特に3つ目、疲れていると厭世観が強まるという点は、私自身たびたび感じていることです。意欲低下と希死念慮のコンボでブーストがかかるので要注意。悪循環のループに突入しそうになったら、寝るのが一番なのかもしれません。

意識的に休息を。ぼんやりタイムを大切に。

そんなこんなで、生活の維持をがんばる。それだけでもけっこうエライ。そんな基本スタンスを思い出すとよさそうですね。

 

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