ブクブクと沈みながらも生きている

深い森の奥、どこかの湖でブクブク沈みかけながら暮らしている。

そんなイメージがふと浮かびます。おそらく私の心象風景です。

水面は静か。でも、水の底は暗くて深い。気を抜くと体が沈んでいく。でも、沈みかけた状態のまま窒息しない程度にやり過ごす術を体得した感はあり、自分としてはまあいい感じ。許容範囲内でしょうと。

昔は、「浮かばなければ」と思っていました。元気で、前向きに、人と同じように活動できる状態が正解なのだと。でも実際には、自分の意志だけではどうにもならない重さがあり、頑張れば解決するという単純な話ではありませんでした。

紆余曲折を経て、今は沈まないことより、窒息しないことが大事なのだと考えるようになりました……いやもちろん水面にプカ~っと浮かべるなら、それに越したことはないのですけれどもね。沈んでいくのもラクではないので。

 

スキューバダイビングには浮力調整装置というものがあるそうです。呼吸を整え、装備を使って、潜ったり浮上したりする。水中での姿勢を維持する助けとしても使われるようです。

で、そう、実は私、スキューバダイビングを昔やったことがあるんですけどね、初心者のうちは、長いロープを使って潜降するんです。

このロープがヒントになるのではないか。と、今思いつきました。浮力よりロープ! 浮力を身につけるのは難しいけれど、ロープにつかまることならできる。

水底近くまで沈んでしまったとき、水面へのロープがあれば、それをたどっていけます。日常生活に置き換えるなら、ルーティンみたいなことになるのかなと思うのですけれど。

毎日の習慣、考えなくてもできること。

・日課(風呂、料理、音楽)
・散歩(いつものコース)
・決まった飲み物

そして、薬。

習慣づけるには時間がかかりますが、無理のない範囲で、自分にできることから少しずつ。そうやって積み重ねてきた日々のリズムです。

いつもの流れ、お決まりのコース。すなわち、戻るためのロープがあれば、何とかなる。

ちゃんと浮けなくてもOK。
ブクブクしつつも、なんか知らんが生きている。
そういう生き方もあるみたいだよ?
しかも慣れるとわりと面白いよ?

バチャバチャ暴れて溺れていた過去の自分に教えてあげたいです。

いや、「だから何?」と言われそうだな……そうしたら、「ロープをたどることで、窒息寸前の苦しさは回避できるよ」と伝えましょうか。いや、違う、まずはロープを投げ込んで引っ張り上げないと。つまり……「とりあえずお茶にしましょう」? そうです、ティータイムもまた、水面に戻る助けとなるロープです。

 

あなたが好きなお茶とお菓子を用意して、ちょっと一息いれましょう。

団子を一つずつほおばる白くま

 

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