よかった日記は続かないけれど、Scrapbox日記は習慣になった

日記って続かないものですね。一日を振り返って、よかったことを書く。それがなかなかできません。

続かない理由として一番大きいのは「めんどくさい」。夜になると疲れてやる気が失せてしまいます。

振り返るという行為は意外と頭を使うんですよね。実際は全然大したことじゃないんだけど、何も考えず反射的にできるものではないから「めんどくさい」と感じてしまうのです。

あと、続かない理由として、「忘れる」という単純な理由もあります。一日の終わりにはもうエネルギーが切れちゃって。

 

そんなわけで、振り返る系日記は諦めて、リアルタイム日記に切り替えました。その話は前にも書いた通りです。

日記は続かないので、その場でよかったことをメモしていったらGoodになった | ナミうつブログ

で、いろいろ試した結果、メインツールはScrapboxに落ち着きました。2年以上続いています。

で、このScrapbox、すごく面白いんですよね。

Scrapboxの機能

Scrapboxは、Helpfeel Inc.が提供するオンラインツール。たくさんのメモ書きやノートを保存して整理することができます。ハイパーリンクでページをつなげたり、複数人で編集できるWiki機能があったり、独自の機能が充実。画像や動画の貼り付けも簡単。他ツールにはない使用感です。

自由な使い方ができるゆえに、最初はどうすればいいかわからず戸惑ってしまったのですが、しばらく使ってみると、面白さがだんだんわかってきます。

ポイントは、思いついたことをじゃんじゃんメモしていくこと。そして、キーワードやフレーズをリンクにしていくこと。

それをくり返すうちに、書き出しておいた考えの断片、頭の中でバラバラに散らばった思考(思考未満のモヤモヤも含む)がつながります。ネットワークが可視化され、思いもよらないつながりに気づく。これが楽しい。

ページタイトル画像がズラリと並ぶ様を眺めるだけでも愉快です。工夫次第でいろいろな使い方ができます。

私の場合は、日記もメモも全部ごちゃまぜです。雑多にメモを作成しつつ、日記も同じプロジェクト内に作成。1日1ページ、日付をタイトルにしたページを作って、そこに思いついたことを適当にメモしていくやり方です。

日記ページは上から順番に書いていきます。前に戻ったり消したりせずに、どんどん書き加える。Twitterで今の気持ちをつぶやくのに似ているかもしれません。

ある程度分量のあるものは、新たなページに切り出します。一部データベースっぽくなっているところもあります。

いずれにしても面倒なルールはなし。ただ頭に浮かんだものを書く。ただ目の前にあるものについて記録する。それだけだから簡単です。

細かいことは気にしない。完璧に書かなくてOK。ただのメモ。そんな気楽さが継続につながっているのかなと思います。

 

で、今これを書くまで忘れていたんですけど、「リアルタイムでよかったことを記録する」は最近全然やっていませんでした。

「今はメモできないから、あとで書こう」だと大体忘れちゃいますね。覚えていても、めんどくさくてスルーしてしまうことが多い。

まあでも、めんどくさくて全部やめてしまうよりは、楽しくそれなりに続けられる方がいいと思うので、あまり力まずやっていくのがよさそうかなという結論です。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です