春の陽気に誘われて、ほほえみ、ムカつき、凪を目指す

春になってから、調子の良い日がちょっと増えて嬉しいな~フフンフンフンと鼻歌が出ることもある最近の私です。こんにちは。今日はとりとめもないお喋りをします。

 
さて、ポカポカ陽気のおかげなのか、落ち込みがちな冬を越してやっと凪になったのか。一時のことを思うと随分回復してきました。こんな気持ちのいい気候ですから外にお出かけする人たちの気持ちもわかりますよと今なら菩薩に近づけそう……とか適当なことを言ったりしているのですが、ほんとに穏やかに過ごせるのは喜ばしいことです。何かやろうかなと思える気力があるなんて。「ありがたやありがたや……」と拝みたくなる気持ちでいっぱい、ありがたや……

と言ってるそばから、ふとしたときに思うのです。

「えっ、みんなこれが普通なの!?」
「体調こんなんだったら、めっちゃいいじゃん」
「自然にいろいろできるじゃん」

前にも同じことを書きましたが、手足をバタバタ駄々をこねる運動をしてしまうのです。

なんで皆そんなに元気なの?無気力じゃないのずるい!と駄々をこねる運動

 
まあ、でも、こんなもんでしょう。

最近はこれが口癖になりつつあるかもしれません。うん、「まあこんなもんでしょう」って最近めっちゃ言ってる。許容範囲。それなりに。こんなもんでしょう。
 

「ありがたやありがたや……」と拝みたくなる今のこの気持ちを大切に。

一日一日を大切に。

この瞬間を大切に。

今に集中する。

いや、集中するのって簡単じゃないから「練習しないとな」ってなるんですけど、「練習しなきゃ」って思うとまた大変だから、まあそれなりに。

力みそうになったときは「気楽にいこう」と自分に声をかけるのがいいんじゃないかなと思っております。テイク・イット・イージーです。

と言いながら、「気楽にいこう」が通用しなくなっている、それが今の社会だとも思うのですけれど。いや、そんなこともないのかな。よくわからない。社会ってなんだ。

 
コロナ禍で引きこもりがちな昨今ですが(私の場合はコロナ前も可能な限り引きこもっていましたが)、夕暮れ時の空は美しいなぁとつい先頃しみじみ思う瞬間がありました。

いや、空はどんなときも美しかったり面白かったりするのですが、黄昏時は特に趣深いですよね。オレンジ色だったり、青とピンクが混じり合って紫だったり、雲のかかり具合で表情も全然違うものになって。

映画『真珠の耳飾りの少女』で、コリン・ファース演じるフェルメールが、スカーレット・ヨハンソン演じる使用人の少女に、窓の外の空を指さし雲の色が光が云々言うシーンがあるんですけど、それを思い出しながらお芸術タイムを楽しみ、そしてそれから学園コメディ映画『聖トリニアンズ女学院』の劇中でコリンファースがスカヨハに何とかなどと茶化されていたのを思い出してフフッとする、そんな具合に日々をやっています。

ほんとにね、この穏やかモードが少しでも長く続くことを祈るばかりです。

風がやみ、波が穏やかになる「凪」の状態をいつも思い浮かべながら。

 

 

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