私の依存先、私のお気に入り

やめたいのに、なかなかやめられないことってありますか?

とある17歳男子は、親指を吸う癖をやめられなくて悩んでおりました。

依存しながら答えのない人生を生きる/『サムサッカー』感想

と、映画『サムサッカー』の感想を書く中で考えたんですよね、私にとっての依存、頼っているものは何かなー? と。

一番に思いつくのは、皮膚をガリガリ引っ掻いてしまう癖。この癖についてはこれまでにも何回か書いているんですけど、ここ最近また激しくなっていて困ったなと思っているところです。でも、もうしょうがないとほとんど諦めているような形で、それでいいのかよくわからないですが、なすがままになっております。これまでざんざん変えようとしてダメだったんだし、また状況が変われば、自然に治るかもしれないしねってことで。

皮膚ガリガリ癖には、パンツのゴムのびのびだら~ん作戦で対処

 
あとは物語。映画やマンガ、少し前から海外ドラマにも手を出し始めて、これがまー面白い。ハマったら生活を圧迫しそうだから控えめにせねばと戒めているほどです。小説はこの頃あまり読んでいなかったのですが、久々に読んだ短編が面白くて、もっといろいろ読みたいと熱が高まっております。

物語の世界に没頭している間は嫌なことを忘れられるからか、皮膚をガリガリする衝動も抑えられます。こういう現実逃避も依存の一形態なのでしょうか。依存の定義が「他のものにたよって存在していること」ならば、私にとって物語は依存対象です。物語を奪われたら生きるのが相当しんどい。

 
他には……、私が依存、頼っているもの、すがっているものは?

タバコやお酒はのまないし、ギャンブル、ドラッグ、不倫、マルチ、新興宗教、このあたりも今のところは縁がありません。重課金する推しもいない、お金がないから。

……ってそうそう、お金のことばかり考えていますね。別にお金が大好きなわけじゃないけれど、不安を和らげるのに役立つことは素晴らしい。現代社会においては、お金があれば、ひもじい思いをしなくてすむのだから素晴らしい。お金は多くを解決する。人に感謝を示せるのもグッド。ものすごいお金持ちになってチップをバンバン渡してみたいものです。あるいは篤志家になるとか。

しかし何を見ても「これいくらかかってるんだろう」「この人いくらもらってるんだろう」「費用は」「報酬は」「時給換算すると……」「税金がうんたら」とか、そんなことばかり考えてしまう自分にウンザリすることはよくありまして、あぁ自由になりたいなぁなどと戯言を放ってしまうことはしばしばです。

お金のことを心配せずに生きられる人生だったら、ここまで頭皮をガリガリせずにすんでいると思うんだ……

まあでも「ちゃんと生きていけるんだろうか」という不安は、どんな世の中にあっても変わらずあるものなんだろうとも思うので、そういうものだと割り切って、「ちゃんとしよう」とか思わず、楽しく(腐らず)いられるものを追求していきたい。

心とお金に余裕ができたらたんとお返しをしよう、そう思って、いま自分にできることを精一杯やっていこうと思い直す日々です。

 

「My Favorite Things(私のお気に入り)」

When the dog bites
When the bee stings
When I’m feeling sad
I simply remember my favorite things
And then I don’t feel so bad

犬に噛まれたり蜂に刺されたり悲しい気分のとき、お気に入りのあれこれを思い浮かべれば、それほど悪い気分ではなくなると。素晴らしい。

 

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