朝寝坊したときの自己嫌悪・ガッカリ感を軽減する方法

お寝坊チワワ

朝、ちゃんと起きられますか?

「明日は8時に起きよう!」と決めて、起きたら11時。

「はぁぁぁ~! 俺のバカ~~!」

自分との約束を守れないと、ガッカリしてしまいます。

さらに、それがきっかけでひどい自己嫌悪に陥ったり、自分の存在そのものを否定してしまったりすると、ますます気持ちが沈んで、精神衛生上よろしくありません。

新たな一日の出鼻をくじかれても、挽回することは可能です。いや、別に「挽回しよう!」と言いたいわけではなく、できることなら落ち込んで過ごすより、気持ちよく過ごしたいじゃないですか。そのためにはどうしたらいいか、今日は考えていきたいと思います。

うつ症状のある不調な人を想定して書いていますが、病気じゃないけど寝坊すると過剰に落ち込むわーという人もどうぞ。(仕事や大切な約束をすっぽかしてしまったときの対処法ではありません。療養中の生活リズムに関する話題としてお読みいただけると幸いです。)

寝過ぎたときの後悔・ガッカリ感を軽減するために

自分責めワードを変換

想定していた時間を寝過ごしてしまったとき、特に何か約束があるわけでもないのに、「はぁぁぁ~! なんてことをしてしまったんだ!」と絶望的な気分になってしまう人がいるようです。

そういうときは、思考を変換しましょう。

「私はなんてダメな人間なんだ」
  ↓↓↓
「疲れてたんだな」
「ゆっくり休めてよかったな」
「実に人間的だ」
「余は満足じゃ」

寝過ごしてしまったものは仕方ありません。それに、薬を飲んでいるときには、眠気が強まったり頭がボーっとしてしまうこともあります。それは、もう仕方ない。とりあえず、自分を責める行為をストップしましょう。

寝坊防止・対策会議

睡眠については個人差が大きいようなので、自分に合ったサイクルを見つけることから始めましょう。

そして、私は、

早起きしたいなら、早く寝る。

これを心がけます。

早く床に入るためには、

  • 食事や入浴をさっさとすませる
  • いつまでもインターネットをしない
  • ケータイ・PCの電源をOFF
  • 早めの消灯

どうやっても遅くなってしまうときは、とりあえず寝て、朝起きてからやるという選択もありです。入浴も着替えも朝やる。

しかしながら、睡眠障害で悩んでいる場合には、「早寝早起きをしましょう」という言葉ほど虚しいものはありません。

そういうときは、日中の生活を見直します。

  • 日中は光を浴びる
  • 軽い運動をする
  • 瞑想をする
  • リラックス(不安・緊張をほぐす)

生活リズムを急激に変えるのは難しいので、少しずつ調整していくのが良さそうです。そして、睡眠がうまく取れないときも、できる範囲で規則正しい生活を心がけましょう。

と言ってる人がめちゃくちゃな生活をしていたわけですけれど、頑張ってもできないときはできないので、「それは仕方ない」と割り切って、できるときにやる。そうやって積み重ねていくのがいいと思います。

【関連】
抗うつ効果を高めるお手軽習慣 ― 冬季うつ病に効く光療法
心と体に休息を与えよう!ネガティブ思考を和らげる瞑想のすすめ

寝坊・早起き・寝過ぎに関するイヤ~な気持ち

朝寝坊したときの絶望感

寝坊して「はぁぁぁ~! なんてことをしてしまったんだ!」と絶望的な気分になってしまう人ってのは、私のことなんですけど、自分との約束を破ってしまったことに対する失望感が強かったです。さらに、時間をムダにしてしまったことに対する後悔、これもハンパなくて。

「あぁ、この時間にどれだけのことができただろう」
「計画が狂ってしまった、もうダメだ」

もうね、悲愴感がすごいんです。号泣する勢い。自分でも「この反応ちがう」とわかっているのですが、なかなかやめられません。

で、これはとりあえず、「思考の歪みですね」というアンサー+対処策はこちらに譲るとして、もう一つ「後ろめたさ」というキーワードもあります。

早起きできない後ろめたさ

精神科に通っている人は、生活リズムについての質問をされると思います。私も診察で「夜何時に寝て、朝何時に起きますか?」と聞かれます。

そのとき、30分~1時間、微妙にサバ読んでしまうことがあるんですよね。自分で言っててすごいウケます。なにその無意味なウソって。でも、つぶやきシローさんも同じことネタで言ってたから、どうやらこれは私だけじゃないらしい。

サバを読んでしまうのは、理想とする形があるからです。女性芸能人が年齢を偽るのも、「おばさんより若い娘がいい」という世間的な価値観を意識しているからですよね。

で、寝坊に話を戻すと、私の中で「早寝早起きすべし」という意識があって、以前はそれが今以上に強かったんです。それにより、朝早くから働く人に対する引け目がありました。診察を受けるときであれば、目の前にいる医師に対して。

シフト制やフレックスタイム制であれば、必ずしも早起きして満員電車に揺られて、というパターンではないですから、早起きじゃないこと=「ダメ」ではないんですけどね。平日休みの人だってたくさんいるわけですし。

そういうわけで、「みんな当たり前にやってることができない、うえ~ん」となったときは、「みんながみんな早起きしてるわけじゃないのよ」ということを思い出して気持ちをなだめたいところです。

これは、サボるための言い訳ではなくて、心身の消耗を防ぐための策です。必要以上に自分を責めて落ち込んでいると、その時間はガッカリで消化されてしまいます。その方がもったいない。というか、時間云々より、単純につらいからやめよ? って。

最後に

寝坊して、仕事や大切な約束をすっぽかしてしまうと、これはなかなか厳しいのですが、終わったことは仕方ない。「ごめんなさい」+反省会をして、同じ失敗をくり返さないよう、規則正しい生活を心がけましょう。(これこそが悩みの種となっている人もいると思うので、また改めて考えたいと思います。)

そして、療養中は休むことが仕事だと思って、ゆっくり寝てください。

さぁ、今夜は早く眠ろう。

おやすみなさい。

 

【こちらもあわせてどうぞ】
朝寝坊したダメな自分にガッカリしたら、これをやるべし!
楽しいゲームをしましょう。

1 COMMENT

エマ

はあああ、いま起きました…。
ナミさんこんにちは。
以前コメントしましたが、サポステに通うも就職するまでには至らずでした。
元気になるには規則正しい生活、と言われて何年もなりますが…できません。
すごく落ち込んでいたのでナミさんのブログを読んで気持ちをなだめています。
今からできることをがんばります。
ナミさんもお身体大事にしてくださいね。

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です