100均で買ったシソの種を5月頃植えました。
ご覧のようにすっかり大きくなりまして、あたしゃほんとにうれしいよ……と、とっても穏やかな気分です。
最初なかなか芽が出なくて、ダメかなーと思いましたが、しっかり育ってくれました。
急に暑くなって、しな~っとしてしまったときも、水をあげたら、元気になりました。
わーいわーい、かわいーかわいー、うふふふふふ~
と喜んでいたのですが、今になって気づいたのです。
間引きを一切していない!
葉が小さくて可愛らしいのは、間引きをしていないから!
食用にするなら、間引きをしなければならなかったのだ!
あちゃ~~~
こんなに元気にわさわさ茂って……。
葉っぱがシソだー、手触りもシソだー、あのざらつきのある薄い葉、シソだー。
上の葉をめくったら、中にもこんなにたくさん小さな葉が生えてるよ! すっごーい!
……なんて無邪気に喜んでいたのですよ私は。
ここまで育ってから間引いても手遅れのようなので、こちらのシソちゃんは観賞用にして、再チャレンジしたいと思います(気が向いたら)。
そのときのために間引きのコツをまとめておきましょう。
間引きのコツ
間引くタイミング
・発芽直後
・本葉が1~2枚になったとき
・本葉が3~4枚になったとき
※数回にわけて間引くのがポイント
・ひょろひょろと細長く、他の株より背の高い苗
・色が薄く、弱々しい苗
・育ちの悪い苗
・葉が変形していたり、欠けているもの
・葉の色つやがよく、濃い緑色のもの
・葉や茎がしっかりしていて、丈夫そうなもの
参考:菜園作業 基本の「き」 第2回:間引き | アイリス ガーデニングドットコム
芽を抜くのは心が痛みますが、心を鬼にして間引きをせねばなりません。
とか言いながら、慣れたら真顔でブチブチ抜く様が目に浮かびますね。なにせ、食べるために植えたのですから。青じそ大好きーとか言って。
「強み」や「好き」を大切に
間引きのコツをまとめながら、「もし私が苗だったら、確実に間引かれる側だな」とお決まりの卑屈っぷりを発揮したわけですけれど、苗を自分の中の選択肢に例えたら、学びを得ることもできそうです。
たとえば、自分の得意なこと(他のことより上手にできること)を極めるとか、大好きなことを大切にするとか。
そうすることで、何らかの結果(葉や花や実など)を得られるよ、というような。
まぁ、自分で自分の才能を客観的に見極めるって難しいことなので、「あれこれ節操なく手を出すと全部中途半端になるよ」ぐらいの学びにしておけば十分でしょうかね。
でもね、すべてが大きくならず、中途半端だったとしても、こんなに可愛いのです。
元気に育ってくれたらそれでいい。
そんなことを思いながら、シソの葉たちを穏やかな気持ちで眺める日々です。
(一瞬にしてベビーティアーズを枯らした実績があるので、本当に、大きくなってくれただけで嬉しいのです)
【関連エントリ】
・乾いた心に潤いを。枯れにくい観葉植物ランキング
・長~い鬱休み、身の回りの定点観測はいかが?
【追記】
ここで紹介した写真はかなり前に撮ったもので、今はさらに大きくなりました。申し訳程度に間引きをしたこともプラスになったのでしょうか。収穫したシソは、刻んで冷ややっこにのせて食べる予定です。