感情の高ぶりが他人事のように思えて驚いた日のこと

「さあ寝よう」と目を閉じて眠りに落ちるまで、何を考えますか。

寝つきが悪い夜は特に、余計なことをあれこれ考え出して目が冴えてしまうことってありませんか。

私はいつも眠りにつく前に「助けてくれ~!」と叫びたくなります。というか声に出さずに叫んでいます。

一つは「この身から自由になりたい」という言葉にならない思いです。

でも、それは無理だとわかっているから、すぐにその思いは胸にしまいます。

日中の出来事や過去の失敗を思い出して「いやだ~!」と思うこともあります。

これも、できるだけ早急に、その思いを胸にしまいます。

でも、思いを胸にしまうのって難しい。というか、ほぼできていない。

どんなに気をつけても、考え出すとネガティブな方向に進んでしまって、悪い考えがぐるぐるぐるぐる頭の中を駆け巡ります。

睡眠瞑想アプリもダメなときはダメ。調子が落ち着いているときには、いい感じにリラックスに導いてくれるツールなのですが。

 

ある夜のこと。その日はなぜか自分でも抑えられないほどの怒りが生じていました。

目を閉じたときには普通だったのですが、取り越し苦労の想定も含め、あれこれいろんな場面が迫ってきて、イライライライラ。感情の高ぶりがすごい。

やっぱりもう死ぬしかない死にます死にましょうとか確信してしまう感じもあって危ない(といっても最近は冷静な自分もいるから大丈夫)。

深呼吸しても、リラックスを心がけても、感情の高ぶりを止められなくて困ってしまいました。

 

仕方なく睡眠薬を飲みました。

眠りよ来い眠りよ来い、邪念どっか行け早く睡魔来い、鎮まれ鎮まれ……などと念じて身を固くすること数分(?)。

すぐに眠れたようです。よかったよかった。

で、自分でも驚いたのがここから。

朝起きたら、夜中の感情の高ぶりはすっかり消えていたのです。

自分がイライラしていたことが嘘のよう。記憶はあるけど、なぜあんなに怒っていたのかよくわからない。

睡眠によりキレイさっぱりリセットされたのですね。

こんなわかりやすい変化は珍しい気がして、印象的でした。

まあここまでイライラするのが珍しいってことなのかなーとも思うのですが。

たぶん病み上がりみたいな状態だったので、心身共に不安定だったのでしょう。

 

眠れない夜、生活リズムが崩れたときには、睡眠薬の力を借りてさっさと眠る。それが良いと思いました。

「薬にはできるだけ頼らないように」と思っちゃうんですけど、変にリズムが崩れてぐだぐだになる方がいやですものね。悪循環にハマるとしんどい。そういえば、精神科の先生もそんなこと言ってた。それで軽めの睡眠薬を処方してくれたのでした。

そう、特に体調を崩して生活リズムが崩れてしまったときには、寝入りがスムーズにいかなくなって、悲観的思考のぐるぐるに突入しがち。

このあたりを考慮して、穏やかな睡眠を目指したいものです。

 

1 COMMENT

エマ

眠りは我々にとって永遠の課題な気がします。
どうしても眠れないからナミさんのブログ読みに来ました。

ps. ふて寝は最高の薬だと思います。

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