本当は紙の本を愛でていたいんだ

あなたは紙の本やCDをどれくらい持っていますか?

ある人は、実家にあったCDアルバムのコレクション棚を全部処分したと言っていて、思わず絶句してしまったんですけど(3年程前の話)、そういう人は少なくないのか、「まだCDで聴いてるの?」と原始人でも見るかような反応をされることもあります。かと思えば、「サブ…す?く? ダウンロード? え、何、わからないやめて」と怯えてしまう人もいるし、人それぞれというか、過渡期なんでしょうか。

本好きの人の場合は、ちょっと傾向が違って、メリットデメリットを考慮した結果、デジタルを選んでいるという印象があります。「まだ紙で読んでるの?」とバカにされたことはありません。むしろ本という物自体を尊んでいるような人もいますよね。あ、そういえば、CDの話と同じように、家にある本を処分して電子書籍にすべて置き換えたという話も聞きいたことがあったなと今思い出しました。やっぱり人それぞれですね。

で、私はというと、電子書籍を利用することが増えました。音楽もデータ、映画も動画配信ばかり。CDやDVDをセットすることを久しくしていません。

でも本当は、紙の本が欲しい。部屋に本棚を置いてズラリと並べたい。音楽はCDがいい(機器があるならレコードでもいい)し、映画やライブDVDのコレクション、その他実際に手に取れる物を思うままに収集してみたい。本をはじめとした雑貨に埋もれて生活するの、憧れます。すっごい贅沢だよなぁと。

が、それを叶えるには、お金が必要。そして、それらの物を収める空間が必要。空間もタダではないのですよね。「安い土地に住めばいい」と言う人もいますが、生活の便が悪いと困ります。最寄りのスーパーがめっっっちゃ遠いとか、通院は一日がかりとか。地域のコミュニティに入れてもらえるか、これが一番の懸念事項かもしれません(入りたくなくても、山奥の小屋で暮らすとかでない限り完全無視することはできない)。そういう意味で、日々を過ごす空間を確保するためには、多かれ少なかれまとまったコストがかかるので「もし宝くじが当たったら」と想像を膨らませて「あー」とか言って終わります。宝くじは買いません。
 

今後、物体(物質?)を所有するのは贅沢なことになるんだろうなと思います。

本もCDもお金もデータに置き換わりつつあります。人の移動も体験もそう。現状ではまだまだという感じですが、バーチャル、リモートですんでしまうことが増えていくでしょう。

便利で低コストでありがたいなーと思う反面、何か可能性を狭められている感は否めないような……。
 

不安もあります。これからはアナログなやり方では通用しなくなる、そして私は時代の変化についていけず、途方に暮れる。そんなことになったらどうしよう、もうダメだきっと私はダメになるダメに底はないうわあぁぁ~というような。

公的手続きにしてもデジタル化が進んでいますし(国勢調査のインターネット回答時にちょっと驚いた)、10年後は一体どうなっているんでしょう? まったく想像がつきません。というか、久しぶり使ったWebサービスのUI、使い勝手が全然違っちゃっててわからん!ってこともあるしもうほんとにみんなスピードが速いよ!(公的機関はそこまで速くないか)

だから、いつまで生きるか知らないけれど、自ら死なない運用でやっていくことを決めた以上、何とか生きていかなくてはいけなくて、しかも基本的には一人で生きていかなければいけないので、置いていかれないように振り落とされないように、頑張って新しいものに目を向けようと背伸びしているのです。何だか大変だなぁ……。ほんとは川べりに座ってパンでも囓っていたいのに。

痛い思いしんどい思いをしたくないという気持ちがとにかく強いので、不安が生じてしまうのでしょうかね。

 

さて、思いつくまま書いてきましたが、話をまとめるとするなら、大事なことを見失わないで、バランスよく、物事と上手に付き合っていこうという話なんでしょうかね。

私はムダが好きで、非効率なことをしたいのかもしれない。そう考えたら、ムダな存在としか思えないこの自分って最高に味わいがいのあるものなのでは? という答えっぽいものを思いついたので、ここにおいておくことにします。

 

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