自分の言動、存在、すべてが間違っている気がする(秋冬嘆きコレクション)

落ち込んで鬱々としてくると、自分が関わることすべてが間違っていると思えてしまうことってありませんか?

自分がやることなすこと、こうして存在していることさえも間違っているような気がしてしまう。

そういうとき、どうしたらいいんでしょうね。

私の場合は、まあどうしようもないなと思って、「あぁーーー」と適宜うめきながら過ごすんですけど、というか、ここ最近ずっとそんな感じなので、「あぁーーー」と度合いも増えて、うめき声のバリエーションも豊富になっております。一応どうにかならないか考えるのですが、(何か解決策はあるかな? ……ないな!)と特に答えも見つけられず、自分を適当に諫めたり慰めたり誤魔化したりして何とかやり過ごす感じです。

自分のやることなすこと、こうして存在していることさえも間違っていると思えるって、まーそりゃ自分の存在が間違っていると思ったら、全部が正解には思えなくなるだろうさ、なんでもマイナスをつけちゃうんだから。「ー(  )」の括弧内に全部入れちゃう感じ? いやでも、マイナスを入れたからと言って、マイナス×マイナスでプラスになるわけでもないから、この例えは適当ではないかー、ハッハー。と謎のキャラ(落語家風)を登場させるなどして、現状解説を試みたりもします。

こういうときよく思い浮かべるのがオセロです。盤上でパタパタとひっくり返される様子が、まさに「全部間違っている」と考えてしまう感覚に似ている気がします。白がたくさんあったのに、一気に黒に置き換わってしまう。過去の黒と今の黒の間にある白は、見事にひっくり返されてしまうのです。

 
なぜこんなにも自分の存在が間違っていると思ってしまうのか。もちろん心当たりがないわけではないんですけど、そこに向き合おうとすると抵抗感がすごいので、見て見ぬ振りをしています。

「間違っている」とか「いてはいけない存在」とか、そういう考えは否定されるものであることを頭では理解できるんですよね。でも、感覚的にそう捉えちゃってるといいますかね、反射に近いのか……修正するのにはちょっと手間がかかりそうです。カウンセリングを利用するとといいかもね、と言うでしょう、これが自分ではなく他人だったら。

 
さてさて、うつっぽくなると、この否定的な感じがずっと続いているように思えてくるのですが、実際には、そこまで否定的でない時期もあるはず。なので、「波があるんだよ」と自分に言い聞かせてみるのですが、「だから何なんだ」と思ってしまうこともあり、なかなか難しいところです。

これは気分的なものだから思考を変えれば気分も変わるのですって話ではあるんだろうし、今までもそう思ってそれなりにだましだましやってきたんですけど、やっぱり秋冬は嘆きが増えてきますね。

もう鬱々した気分には慣れているし、こういう自分を否定するような思考も感覚もおなじみだよとは言いつつも、やっぱり楽しいわけではないですからねぇ。

あー冬眠したい。

布団を被って寝るペンギン「おやすみなさい」

 

2 COMMENTS

アジサシ

わかります。そんな時あります。
日ごろたいしたことはしていません。役に立ってない,と思うことはだいたいいつもです。
巷間,そういう人間はどこかに行ってくれ,というような言説を見聞きするほどに僕の心は削られます。
思いやりのない人が増えたのか?それとも,そのように言わないと気がすまないほどにその人自身がプレッシャーを感じているのか?
でも,一つ言えるのは,どんな風に生きるのかを決めるのは僕自身だ,ということだと思っています。

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