人間は変化する生き物である② 突如筋肉ムキムキになった松本人志

前回、人は変わるという話を『(500)日のサマー』の感想とともに書きました。

人間は変化する生き物である①/『(500)日のサマー』うろ覚え感想

真実の愛なんて信じないと言い切っていたけれど、結婚を決めた相手のことを運命の人だと思うようになった。そんなサマーの心境の変化に対して、10年前の自分は「うわっ」と嫌悪した。今は「ふーん、そういうこともあるよね」と思うようになった、という内容です。

この感想の変化自体もそうですが、人の気持ちって変わるものですね。

で、『(500)日のサマー』と同時に思い出したのが、ダウンタウン松本人志の変遷。松っちゃん(松ちゃん?いまだに表記がわからない)って、いつからか筋肉ムキムキになったじゃないですか。そのときの戸惑いが、サマーに対するそれと似たようなものだったんですよね。

「あれ? 昔、芸人が筋肉ムキムキだと笑えないとか言ってなかったっけ? マッチョより弱そうな方が面白い的なことをさ、え? 言ってることとやってること違くない?」てな具合に戸惑いました。ガッカリしたというか、寂しい気持ちになったというか。

以前の自分は、何事においても一貫性がないことに対してすごくシビアだったんですよね。だから、しょっちゅう「言ってることとやってることが違う!」と怒っていました。とにかく矛盾していることが許せなかった。自分から言ったことを忘れるとか、理由も説明もなくしれっと意見を180度変えるとか、許せなさすぎて怒り心頭だったと思います。

まぁ、今もその傾向はあるんですが、怒ったりガッカリしたりすることはなくなりました。人は変化する生き物だと理解したからです(もちろん内容によって「それはダメでしょ」と判断されることもあります)。

それでもね、理解したと言っても、言いたくなっちゃう気持ち、なくはないんですよね、「松っちゃん『遺書』で、芸人が○○するのは違うみたいなこといろいろ書いてたじゃん、歌出したりドラマに出たりそういうのは違う、確か映画も撮らないって言ってたよね???」とかってね。

でも松っちゃんが『遺書』書いてから一体何年経ってると思ってるんだって話で(1994年出版ですって)、そりゃ心境の変化もありますよね。それに、映画もけちょんけちょんに言われたりしてますけど、私は2作目の『しんぼる』がけっこう好きで、この方向で進化させてってくれたら嬉しいなと応援する気持ちはかなりあったのです。

 

さて、松っちゃんの話はこのくらいにして、私自身の話に戻します。

よくよく思い返すと、「言ってることとやってることが違う!」と怒っていたのって、自分の情緒不安定さが影響していた可能性もあるのですよね。

平常時より感情が荒ぶっていたとき(軽躁が疑われるとき)の私は、自分でも抑えきれない怒りを感じていました。いったん放出すると止められないというか。その怒りモードの一環として松っちゃんやサマーにキレていた可能性もなくはないなと。

まぁそうは言っても、いろいろな経験を通して「人は成長して変わる」と身をもって学んだという点は大きいので、メンタル面の不調はおまけみたいなものかなとも思うんですけれど。

何はともあれ、今は心荒ぶることなく人の変化を受け入れられるようになり、日々穏やかな気持ちで過ごせるようになってよかったなと感じているところです。

どうかこの穏やかさが長く続きますように(しかし生命に変化はつきものなのである。バイオリズムもあるのである。いろいろあるのである)。

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