「欲しい服を買うお金がない惨めさ」のごまかし方

帽子のディスプレイ

ファッションアイテムの盛大なセールが開催されていますね。

先日、ショッピングモール的な場所に行きましたら悲惨な目に遭いました。お金がないという現実を改めて思い知らされたのでございます。

今日は、その件について思ったことをいろいろ書きます。(※以下、長くて読みにくい文章となっております。ご注意ください)

お金がないと欲しいものが買えなくて悲しい

夏物衣料大セール。

30~50%OFFは当たり前、中には80%OFFなんて投げ売りみたいなセール価格もありました。本当にお買い得ですね。

まだまだこれから大活躍しそうなカットソーやらワンピースやらパンツやらセールとは思えない豊富な品揃えで展開されています。見ているだけで楽しいですねぇ。

「あら、このパンツ(下着じゃなくてボトムね、どうでもいいですか?)素敵じゃない。私好みだわ」なんてオネエ口調で品定めしていたら、その商品50%引き。5,000円が半額で2,500円。まぁ、お値打ち。

……と言いたいところなんですけど無理です。私には全然お安くない。そりゃその値段じゃなかなか買えませんよ。それはわかってますよ。でもね、私108円のグミを買うのでさえ死ぬほど迷うんです。清水の舞台から飛び降りるぐらいの気持ちで購入しているんです。いや、清水の舞台から飛び降りるってのはちょっと盛りすぎましたけど、でも、本当にそれぐらいお金に対する執着がすごいんですね。だって、お金持ってないから。大事だから。よ~く考えないと。

というわけで、2,500円+税の超お買い得パンツは買えません。まぁ、買えないことはないんですけどね、切り崩した貯金をさらに切り崩すとか(もうないよ)、スポンサーを募って土下座するとか、方法はいくらでもあります。でも、頑張って買ったとしても、絶対アレがついてくるんですよ。「私のような人間がこんな素敵なお洋服を買ってごめんなさい」という罪・悪・感が。

心の底からハッピーでおっぱっぴーになれるような素敵な商品をゲットしたとしても、その罪悪感がもれなくついてくる。それは地獄です。いくら気に入ったアイテムで、着るたびに心躍るウキウキウォッチングな代物でも、その陰から呪怨のあの怖ーい感じのヤツが覗いてるんですよ。私ホラーとか本当に苦手なんで、怖くて怖くて仕方ないんです。夜眠れなくなっちゃう乙女なんです。そういうこと言うとゴミや空き缶やバナナの皮が飛んできそうですけど、ほんとそれぐらい怖がりなんです。

罪悪感ってものほど人の心を蝕む悪いヤツはいないと思ってます。必要以上に「~しなければならぬ」と自分を縛ってしまうことが罪悪感を生む原因だと最近ブログを書いていて気付いたんですが、「そんなに自分に厳しくしなくてもいいよ」と言っても全く効きません。

だって、自分に優しくしたからってお金が増えるわけじゃないんですもの。お金がない人がお買い物できないのは当然のことです。お金がないのに商品を持っていったら泥棒さんになってしまいます。泥棒さんにはなりたくないので、お店のものは持って行きません。そうすると、欲しいものは手に入りません。欲しいものが手に入らないのは悲しいです。でも、仕方ないのです。お金がないのですから。

って考えると、悲しいけれど納得できます。罪悪感に苦しまずにすみます。だから、素敵なパンツを私は買いませんでした。

あれ、何の話でしたっけ?

そうそう、お金がないと欲しいものが買えなくて悲しいというお話。

そんなら仕事すればいいだろってツッコミ必至なんですけど、その件に関してはいろいろ面倒な制約があったりなかったりするので、また別の機会に。というか「働けるんならとっくに働いとるわい」というお話。非常にデリケートな部分ですね。

このやりきれなさをどう処理します?

この欲しいのに買えないもどかしさを味わうたびに思い出すイメージがあります。

金髪で目がクリクリの可愛い男の子が、楽器屋さんのショーウィンドウに手と鼻をくっつけて、飾ってあるトランペットを眺める図。

ドラマやCMでよくあるベタなやつですね。外国人の設定にしてあるのは、少しでもオシャレな雰囲気に自分を重ね合わせたいからです。赤毛のアンにも負けない想像力を働かせて頑張っているのです。

そうやって自分のやりきれない気持ちをイメージに置きかえながら現実逃避していると、あることに気付きます。

「別にこの少年が願うほどにあのパンツ欲しいわけじゃないわ」
「イラネ」

急に熱が冷めます。そうするとさらに気が付きます。私の胸をざわつかせていたのは、素敵なパンツを買えなかった悲しみではなく、お金がないという惨めさ。みんなショッピングをエンジョイしながらクールなアイテムをゲットしてスマイルなのに、私は指をくわえて見てるだけ。

MI・JI・ME

仕方がないから、頭の中で「SHI・ME・JI」に変換してショックを和らげます。不思議なことに、シメジのイメージが加わると惨めさに新たなニュアンスが生まれます。今、私の頭の中には「惨めなキノコ」とつぶやいているなめこがいます。んふんふ言っています。

んふんふ。

んふんふ。

んふんふ。

あぁ、今日も良い天気ですね。

まとまりのないまとめ(というかお詫び)

ここまで読んでくださった心優しいあなた様(天使)。ありがとうございます。本当に感謝。あなたがいてくれたから私はこうして生きていられます。「また適当なこと言ってやがる」って思われるかもしれないですけど、嘘じゃないんですよ。全然心にも思ってないことは言わないですから私。中身スッカラカンの社交辞令は言わないタイプなんです。信じてください。

こんな読みにくい文章を書いちゃってごめんなさい。でも、思ったことをストレートに書いちゃった方が“キモチ”って伝わるんじゃないかしらって思ったんです。っていうのは言い訳です。ごめんなさい。

でも、書いてて楽しかったので、これはこれで良しかなと思ったり。でも、もっと読みやすい文章書きたいなと思ったり。でも、背伸びしたって仕方ないじゃないかって思ったり。でも、無意味なブログじゃ読んでくださった方に申し訳なさすぎるしって思ったり。

そんな感じで迷走中です。ただ、アナ雪の影響もあって「ありの~ままの~姿見せるのよ~」っていうのもアリかななんて考えたりもしまして。まぁ、これも言い訳なんですけどね。

今後、またこんな感じで記事を更新してしまうこともあるかもしれませんが、ご容赦ください。文字びっしりでオエッってなったらごめんなさい。そうですよね、うつがひどいときって活字が並んでるの見るだけで酔いますよね。あぁ、すごく配慮のない記事を書いてしまったと後悔してきました。でも、せっかく書いたのでアップします。

って、深く考えずに思ったことそのまま打ち込んでいたら、またダラダラ書いてしましました。まとめようと思ったのに。うーん、これでいいのか疑問です。でも、楽しいので良いことにします。一人で楽しんじゃってごめんなさい。あ、また罪悪感。もうエンドレスですね。

もうどうにもまとまらないので強制終了します。

私のおしゃべりに最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

10 COMMENTS

めみ

ナミさん、とってもオシャレな方なのでしょうねー(*^^*)
きっとそんなナミさんを見て、あら♡素敵♡って目を輝かせる方がいる気がします。

私、体調を崩してからジャージ・スウェットだらけです。笑
そこそこ元気になってきてからも、めんどくさいし、なんか疲れちゃうので。
先日スッピン、マスク、Tシャツ、ジャージにクロックスで電車に乗ってしまいました。
一応若者と括られる世代のオナゴなんですけどね(・・;)
まぁいっかー!みたいな感じです。笑

返信する
ナミ

めみさん、コメントありがとうございます。

はい、私は世界一イモジャーが似合うモッサリ女子です! ありがとうございます!

マスク・Tシャツ・ジャージ・スウェット・クロックス、これは大変機能性に優れた素晴らしいファッションです。まぁ、イモジャーには負けますけどね。

とか何とか言ってると怒られちゃいますかね。失礼しました。でも、私のイモジャーは事実でございます。心地良さは重要ですよね。「まぁいっかー!」精神で参りましょう! ←コレ元気出ますね。

返信する
甘菜

ご無沙汰しております。定期的にblog読ませてもらってます。
お金がないってとても辛いですよね、私事ですが先月今月と過度のストレスを受けODをして入院してしまいバイトをやめることになってしまいました、ということで只今無職なのですがこれならどうしようかなぁと考える日々です。
双極性気分障害のなのですが改めて躁と鬱の波は厄介だなぁと実感しました。働きたいけど働けない、働けてるけど上手くいかない、うまくいかないと悲しくなってしまいますがなんとか腐らずに生きていきたいと思う日々です。
何が言いたいのかわからなくなってしまいました、すみません!
暑いのでお体ご自愛ください。

返信する
ナミ

甘菜さん、お久しぶりです。コメントありがとうございます。ブログを読んでいただいているとのことで、それだけでもうすごく嬉しいです。

体調はいかがですか? 仕事のことを考えるとモヤモヤが止まらなくなってしまいますよね。経済的な問題は切実です。

頑張りたいのに頑張れない状態は本当にもどかしいですよね。私も躁と鬱の波を乗りこなすのが難しくて。コントロールできる範囲を超えてしまうと、もう手の打ちようがないですからねぇ。困ってしまいます。

甘菜さんの前向きな姿勢に励まされました。私も腐ってドロドロにならないように気を付けます。甘菜さんもどうぞご自愛くださいませ。

返信する
ひろこ

だいぶはしょりながらも目を通しましたw
そんなに罪悪感もたなくてもいいですよ、だいじょうぶだいじょうぶ。お金がないのはあなたのせいではないです。
「買いたいけど買えない、だって私なんかがエトセトラ…」より
「買いたいけど買えない、だってお金が足りないから(スパン!)」
のシンプル思考でいいと思います。(先日紹介された本のように)
「買いたいけど買えない、きっとこれは今のわたしに必要ないのかも。今度出会う服はもっと気に入るものかも。」
はちょっと上級者向け思考です。笑
わたしもそうですけど、自分を責める考え方のクセがついてるんですよね。
性格はなかなか治せないかもしれないけど、考え方のクセは治せると思います。それが性格の変化につながると思います。
ナミさん、だいじょうぶ!
きっと次に自分のお金で買う服はとびっきりのを選んでそれが愛おしくてたまらなくなるでしょうね!まだまだナミさんの人生にはお楽しみがあると思ったら得した気分になりませんか?(*^_^*)

返信する
ナミ

ひろこさん、コメントありがとうございます。

上級者向け思考のアドバイス、ありがとうございます。参考にさせていただきます。

そうですね、これからの人生にお楽しみがあると思ったら得した気分になります。こうやって考え方のクセを治していけばいいんですね。ご教示ありがとうございます。

ひろこさんの励ましのお陰で、明日も元気に生きていけそうです。

返信する
おかもと

ナミさん、お久しぶりです

私は相変わらず毎日しにたいよーしにたいよーと言う声が頭のなかでグルグル回っているのに耐える日々です

そんな中で、ナミさんのブログを読むのが数少ない楽しみになりました

お金がないって、ホントに辛いですよね
私も先日、とうとう働いていたときの蓄えが底をつき、さんざん悩んだあげく親に経済的援助を願い出ました
他に頼る先もないのだから、悩む余地なんて最初から無かったんですけどね
でも、やはり言い出しにくくて……

幸い親は快く援助してくれていますが、本当なら自分がバリバリ働いて家にお金を入れなきゃいけない立場なのに……と
新たな罪悪感と戦う日々です

なんだか書いてるうちに自分でもよく分からなくなってきました
読みにくかったらごめんなさい

何はともあれ、お金がないって辛くて切ないですね

毎日厳しい暑さが続いていますが、熱中症や夏バテなどなさらぬよう御自愛くださいませ

返信する
ナミ

おかもとさん、お久ぶりです。コメントありがとうございます。おかもとさんのお気持ち、ひしひしと伝わってきました。ブログを読んでいただいていること、思いを共有できたこと、本当に嬉しいです。ありがとうございます。

そして、つらく苦しい日々を過ごしていらっしゃるのに、お心遣いくださって。なんとお優しい方でしょう。周囲の方がおかもとさんに信頼を寄せるのにも納得です。ワタクシ感激いたしました。

そうなんですよね、「お金がない!」はつらいです。おかもとさんのコメント読みながら「そうそう!」と全力で首を縦に振っている私がいます。親の優しさが胸に沁みて痛いんですよね。感謝と罪悪感。これを前進する力に変えていけたらいいんですが……。

どうか無理をなさらず、お大事になさってくださいね。おかもとさんの心が少しでも軽くなりますように。

返信する
紙一重

ううう~!

分かります、分かります、その気持ち!

と言うより、よくぞ言ってくださいました!

実はいつも拝読させていただいております。ついに一言(?)書いてしまいました。

とりあえず、わたしは衝動買いをしない、本当に必要かどうか十日間は待ってみる、ということにしていますが、家族から「今だけよ」と悪徳商法そのままのキャッチコピーを持ち出されると、悲しくて悲しくて。

とくに現在減薬中で、安定剤のたぐいを一切絶っているところなので、落ち着く修行がとりわけ厳しいです。

平穏に、平穏に、と心がけています。

返信する
ナミ

紙一重さん、コメントありがとうございます。ブログを読んでくださっているとのことで、感謝感激!とても嬉しいです。

わかっていただけますか~、ですよね、ですよね、私だけじゃなかったんですね~。

十日間待ってみるというのは良い方法ですね。私も取り入れてみます。ただ、ご家族の悪魔のささやきは……負けそうです。試練の時ですね。まさに紙一重!

私もちょっと今回のエントリーでは感情を垂れ流しにしてしまったので、落ち着く修行に取り組みたいと思います。

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です