ナミうつブログ

「うつ」のお悩みを軽くするヒントを双極Ⅱ型障害の人が模索するブログです。

見下されたくない!不快感を和らげる3つの考え方

 

キリン

人に見下されて、嫌な思いをしたことはありませんか?

侮られ、軽んじられ、バカにされたら面白くないですよね。

今日は、そんな不快感を和らげてくれる考え方を3つご紹介します。

特に3つ目の考え方にご注目ください。卑屈な考え方が染みついた私みたいな人に送りたい言葉です。

見下される不快感に対処する3つの考え方

1.バカにされていると感じるのは「バカにされるような自分だ」と思っているから

バカにされていると感じるのは、「自分はバカにされるような人間だ」と思っているから。思い当たることがなければ、「バカにされるような自分だ」なんて思わないでしょ。

そんな考え方を耳にすることがあります。

まったくもってその通りです。

自分の劣っているところを否定的に捉えているから、そこを指摘されるとグサッとくる。

人より劣っているところはあっても、それを悪いことだと思っていなければ、傷つくことはありません。

たとえば、「身長何センチ?」と聞かれたとき。

その質問に深い意味はなく、相手はただ事実を知りたかっただけ。でも、低身長であることを気にしている人にとって、それは侮辱に当たるかもしれません。

太っている人に「太っているね」と言うのはどうでしょうか。

太っていることを気にしていない人なら「うん、そうだね」で終わるかもしれません。でも、「太っているのは悪いこと」と思っている人は、否定されたと感じて深く傷ついてしまうかもしれない。

あるいは、テストの点数が平均を大きく下回っていたとき。

多くの人は「成績が悪いね」とバカにされたら、嫌な気持ちになると思います。でも、そのテストにまったく意義を見いだしていない人は、「このテストの成績が悪くても問題ない」と考えて、そこまで傷つかないだろうし、バカにしてくる相手の考え方こそがバカげていると思うかもしれません。

バカにされていると感じるのは、「バカにされるような自分だ」と思っているから。

人より劣っているところはあっても、それを悪いことだと思っていなければ、傷つくことはない。

周囲の人たちの常識がズレていることもありますしね。

要するに「自尊心を持とう」といったところでしょうか。

2.「見下されない自分」を目指すのをやめる

いくら自尊心を持とうと心がけても、見下される側の人間が痛い目に遭うことは少なくありません。

文字通り、痛い目を見る体験(殴られる、罵倒される、揶揄される、無視されるなど)をしたのであれば、人を見下す態度に敏感になるのも当然。

そういうときに、「バカにされていると感じるのは『バカにされるような自分だ』と思っているから」と言われても、「……」って感じですよね。

苦い経験の積み重ねで生まれたコンプレックスを「気にするな」って、そんなの無理だよ~。そう言いたくなります。

ただ、必要以上に怯えることは、マイナスに働くことが多いのも事実。

・見下されていると思い込んで、自己卑下する
 → 好意的に思われない(いつも否定的なことばかり言う人のことを好きになる人は少ない)

・見下してくると感じた相手を敵対視する
 → 関係悪化でギスギス(本当はそんなに悪い人じゃないかもしれないし、もしかしたらその印象は誤解かもしれない)

自分を守るための防衛は必要だけど、疑心暗鬼になりすぎるのも考えもの。

良好な人間関係を築くためには、「自分はバカにされている」「見下されるような自分である」という考えを改める必要がありそうです。

それは、「見下されない自分」を目指すことではありません。

誰かにとって見下されない自分になるということは、他人の基準に従うということ。それだとグラつきやすいので良くない。

だから、人様の考え方はとりあえず脇に置いて、自分の基準・自分の評価を重視することが大切。

なんて、口で言うのは簡単ですが。

3.下に見られて当たり前

見下されたくないという思いが強まったときに思い出したい言葉があります。

元「日本一有名なニート」として知られるphaさんが本で書いていた考え方です。

 人に下に見られることを恐れる必要はない。僕は他人に下に見られることは、まあ当たり前のことなんじゃないかと思っている。
 例えば、Aさんから見ると世界の中心はAさんなんだから、僕の存在なんて取るに足らないものだ。誰にとってもその人自身が世界の中心だし、自分自身の価値観が絶対的な基準であるのは当然のことだ。

(『しないことリスト』p.81)

おのおのが、おのおのの世界を持っている。

そういう捉え方を忘れてしまうことはないでしょうか?

私はすっかり忘れていました。

私は私の世界の中心で愛を叫んでいたわけですが、同時に、他人が他人の世界の中心で愛を叫んでいることを失念していたのです。

phaさんの言うとおり、誰かにとっての私は取るに足りない存在です。

そんなことは当たり前。

 だから、自分が他人の世界の中で取るに足らない存在であったり、他人の価値観でダメな人間であっても気にする必要はない。
 他人の評価なんてどうでもいい。自分が自分自身の世界の中でそれなりに自己評価できるかどうかが重要だ。
 自分をわざわざ大きく見せることをしなくても、自然な自信を持てるような状態を目指していこう。

(『しないことリスト』p.81)

「他人の評価なんてどうでもいい」という境地にたどり着くのは簡単ではないし、完全無視する必要もないけれど、他人の評価にこだわっていたら、いつまでたっても見下されることに怯えていなければいけない。それは確かです。

もっと自分の評価を大事にしよう。

いつまでも根に持ってグジグジやっているタイプの人に

「見下される」と一口に言っても、不快に感じるシチュエーションは人それぞれ。

誰かに軽んじられた後の反応にも、かなり違いがあると思います。

たとえば、コンプレックスをバネにして、成功を収めた人の話はよく聞きますよね。

「私をバカにした奴ら、絶対に見返してやる!」

そんなパワーの変換もあります。

ただ、私はその反対で、いつまでも根に持ってグジグジやっているタイプです。「どうせお前らは」「どうせ私は」などと心の中で毒づきながら。

そういう私のようなタイプの人が知っておくべき考え方が、今日ご紹介した3つ。

見下される不快感を和らげる3つの考え方

  • バカにされていると感じるのは「バカにされるような自分だ」と思っているから
  • 「見下されない自分」を目指すのをやめる
  • 下に見られて当たり前

特にphaさんの「他人に下に見られることは、まあ当たり前のことなんじゃないか」という言葉がお気に入りです。ことあるごとに本を読み返して、卑屈な心を落ち着かせる頓服薬としています。

簡単に変わることはできないけれど、自分の基準を大事に育てていけたらなぁ。

そんなことを思う今日この頃です。

 

<本日の一冊>
pha (2015) 『しないことリスト』大和書房

私はKindle版を持っているのですが、先日図書館で見つけた単行本を読んだら、紙の本の方が読んでいて心地よいなーと思いました。phaさんも紙の本の魅力について書いていますけど、紙の質感を感じながらの読書は贅沢で良いですよね~。
 

【自尊心の育て方】
私には価値がない?自尊心を手に入れる4つの方法
自尊心とは何か?自分を否定しがちな人が大切にすべきこと
「私は何てダメなんだ」落ち込みの理由とつらさを和らげる考え方

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Comment

  1. ゆう より:

    こんばんは。日頃から友達にあぁ、見下されてるんだな、馬鹿にされてるな、と思うことがあり、今日もそうだったのでしんどいなーナミさんブログ更新してないかなーと思ったら私の今の状況にぴったりな記事が更新されていました。読み終えた後、人には人の価値観があるのだから、他人からの評価は大して気にしなくていいのか…と心が楽になったし、人より劣っていることは悪いことじゃないんだと少し前向きになれました。いつも励まされてます。

  2. エマ より:

    ナミさん、こんばんは!
    ブログタイトルがハロウィン仕様になってる!
    昨日、更新された記事を読んだので、今日はぷらーと来たんですけど
    なんだかとってもラッキーな気分になりました。

    いいですね!このような遊び心大好きです。

    寒くなってまいりました。
    わたしはこの一週間、ダウンしておりまして、
    ナミさんの過去記事を読んでは救われてました。
    とくにこの記事は泣きました。
    がんばろう!ふんばろう!と思いました。
    https://sukkiri-blog.com/betrayal

    ナミさんもご自愛くださいね。
    また来ます!

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