イチロー選手が語った「ケガをしない理由」が胸に突き刺さった件

5/10に放送された「ジャンクスポーツSP」に登場したイチロー選手。

彼が語る含蓄のあるお言葉が心身に染み入りました。

そしてイチロー×浜ちゃん×石井さんの対談が非常に面白くて。イチローと石井さんは同期だそうですが、そのかけ合いが絶妙。それぞれのキャラが際立っていました。

石井さんいわく、イチロー選手は「高められた人」、自身は「高められなかった人」。いやいや、高められなくてあれだけすごい成績残せるってどんだけー! と彼の力の抜け加減に惹かれるのでした。

イチロー流 ケガをしない秘訣

さて、イチロー選手がいろいろ語っていた中で、特に印象的だったのはケガを防ぐ最大のポイント。

うろ覚えですが、簡単にまとめると……

人間が本来持っているバランスって必ずある。アメリカでは身体の大きい人が多いけれど、それに影響されてただ身体を大きくすればいいわけではない。自分のベストバランスを失うと、身体が発するセンサーを感じ取れなくなってしまう。

ケガにはちゃんと理由がある。「これだけ身体を酷使すれば故障しても仕方ない」とケガも野球の一部だと解釈してしまう人もいるけれど、防ぐ術は必ずある。

ケガ知らずのイチロー選手の言葉には説得力があります。

これは野球に限ったことではなくて、心の健康を保つことにも共通して言えます。

どうやったら症状を最小限に抑えられるか? と考えて出る答えは、無理をしないこと。そのためには自分の性格・考え方・置かれている環境などを理解しておく必要があります。そして、自分のバランスを保つことで、「危ないよ」というセンサーに気付くことができる。

周囲の人と比べて、焦って自分を大きくしようとしてもダメ。心に余裕がなくなり動かなくなってしまいます。

今の自分にできるベストを出せればそれでOK。自分なりのやり方でそれを積み重ねていけば、きっとうまくいくはず。

うつ病療養中に必要なこと

その人その人のベストバランスがあるということは、同じものさしで計ったり比較することはできないということ。

定規で長さを計るのではなく、比率を計算するイメージです。

そういえば主治医に「60%できれば合格」とよく言われました。今の自分が出せる力の60%でいい。「過去の自分ならもっとできたのに」と比べる必要はないんですよ。状況が違うんだから、と。

まずは、

  • 自分を知る。
  • バランスを保つ。

この2つを意識して、今できることを一つ一つ積み重ねて行けたらと思います。

なかなか難しいですけどね。

とりあえず、今日のこの記事を完成させたことで経験値1をゲット! ……と考えることから始めます。

 
【こちらもあわせてどうぞ】
「60%できたら合格」ってどういうこと?なんで60%なの?
 
<イチロー選手のお言葉>

イチローの会見コメントは最高ですね。どんな言葉を聞けるか、いつもワクワクしながら見ています。

2 COMMENTS

ちあき

はじめまして。たまたまなみさんの、ブログを見つけて今とても落ち込んでいますが、救われました。20代後半から、今まで、友人関係で頑張うまくいかない事が続き、落ち込んでしまい自分を責め続けてしまう毎日です。一人も友達がいないという訳ではありませんが、今後うまくいかない事かあるかもしれないし、間関係を絶った方がいいのではと感じる事もしばしば。
人の事で憎しみを感じ最終的には自分に問題があるのではと自己嫌悪に陥ってしまいます。

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ナミ

>ちあきさん

はじめまして。コメントありがとうございます。

人間関係というものは本当に難しいですよね。相手があることですので、どんなに自分が頑張ってもうまくいかないことも多くて。今後どうなるのか考えて不安になってしまうお気持ちもわかります。

でも、ちあきさんだけが悪いなんてことはありません。私も自分を責めてしまう癖があるので偉そうに言えないのですが、人間関係がうまくいかないのはちょっとしたすれ違いが原因だと思うんです。素直な気持ちをうまく表現できなくて誤解が生じてしまったり、相手に期待をかけすぎてガッカリしたり。

無理に付き合う必要もありませんし、関係を絶つべきだと力む必要もないのかなと今は感じています。しばらく距離を置けばお互いの気持ちも整理できますし、それで気が向いたら付き合えばいいやと考えるようになってから精神的にラクになりました。

一人で過ごす時間を大切にすることで人生には深みが増しますしね。

ちあきさんにはちあきさんの魅力が必ずあるはずなので、ご自分をあまり責めずに、ちあきさんの素直な気持ちを大切にしてほしいなと思います。

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