あぁ~、やる気が出ない~。
なんか落ち込みがひどいし、冴えない気分が続いてる。
心も身体もダル重で、次の行動に移るのがおっくうだな……。
そんな状態で頑張るのはしんどいですよね。だからといって何もしないでいると罪悪感がつのります。何もしていない自分にガッカリして、ますます気分は急降下。
こんな暗い自分ではなく、もっと素敵な自分になれたらいいですよね。どうやったらこの暗澹たる気分を変えられるのでしょうか。
今日は、「もうダメだ」と思ったときの対処法を紹介します。これを実践すれば気分が変わります。今からできる簡単対処法です。
ネガティブな考えが次々と浮かんで、身動きが取れなくなったとき、ぜひ試してみてください。私もこれを書き終えたら実行する予定です。
行き詰まったら窓を開ける
「ダメだ」「もう無理」という状態を変えるにはどうすればいいか?
答えはズバリ、片づけです。
「あ~なんだ~、そういうやつか~、ありきたりなやつね~」と言いたくなるかもしれませんが、聞いてください。
先日、やってみたんですよ、「もうダメだ」「もう無理」となったときに。そうしましたら、「もうダメ」「もう無理」が和らいだんですよね。たぶん30%くらいOFFになったと思います。
完璧にやる必要はありません。ポイントは3つ。
- 今すぐできるアクションを
- 小さく
- 1つだけ
これを意識して実行。それだけで、どんより気分に変化を起こせます。「落ち込んで力が出ない?次の行動につなげる9つのお手軽アクション」で紹介したような動きです。
「とてもじゃないけど体を動かす気分になれない」というときは、とりあえず換気をしましょう。それだけでも違います。私の場合はそれを合図に「しょうがないからやるか」となることも多いです。
うまいこと片づくと、そのままの流れでお掃除モードに入ることもできます。「鬱々さんのプチ掃除・心を上向かせるクリーン作戦」の要領です。
片づけが苦手な人は鍋を磨くのがおすすめ。水栓掃除も一点集中型で良いです。
ちょっと元気なときは、トイレ掃除やガスコンロの油汚れ除去など。コンディションに応じたアクションを選びましょう。
なぜ片づけでハッピーになれるのか?
あなたの家の冷蔵庫に、ごまだれドレッシングや白身魚にかけるオイル系のドレッシングはありますか?
あれってしばらく使っていないと中身が分離してしまいますよね。上の方に油、下の方に調味料的なソースがたまっている状態。
それを使うとき、どうしますか?
とりあえず、軽く振りますよね。サラッとしたドレッシングなら、ひと振りしただけでも混ざります。時間が経っていると、もう少し頑張ってシェイクする必要があります。シャカシャカシャカシャカ。よっぽどでなければ、それでうまく混ざりますよね。おいしくいただける状態です。
心と体のコンディションもそれと同じ。身動きが取れない状態に陥ると、気分がどんどん沈んで、底にドロッとしたものがたまります。時間が経つにつれ、沈殿物は固まってしまいます。
それを防ぐにはシェイクする必要があります。状態に変化を与えて、動きや流れをつくる。つまり、体を動かすことで、中身(気分?)に変化を与えるわけです。
固まっていたものに流れや動きを加えると、底にたまったドロドロは撹拌(かくはん)されます。ドレッシングの容器をシャカシャカ振るように、両手にマラカスを持ってシャカシャカ振る。同時に腰を振って踊り狂ったら、気分も変わりそうな気がしませんか? しますよね? ね!
いやもちろん、そんなマラカス持って踊り狂える元気があるなら苦労しないって話です。ですが、イメージとしてはそんな感じ。
それほど激しい動きでなくても、容器の底に沈殿中の状態を変えることはできます。ワンアクションが現状を打破する第一歩になるんですよね。片づけは、そのワンアクションに最適です。大抵は「気分スッキリ」になります。
物を移動させるだけで、こんなに素敵な未来が手に入る!
片づけをするメリットはいろいろあります。いくつか挙げてみましょう。
- 部屋がキレイになる(気分スッキリ!)
- 自然に体を動かせる(健全~!)
- 気が紛れる(ネガティブモードからの脱出!)
- 達成感が得られる(やったー!うれしー!)
- 慣性の法則で、そのまま次の行動につなげられる(よーし、がんばるぞ~!)
- なんかいい感じ(すっごーい!)
とっても楽しいですね。
【実践編】どんより気分に変化を起こす方法
それでは実際にやってみましょう。
やり方は何でもいいのですが、まずはハードル低めのものから。
初級編:目の前に落ちてる1本の髪の毛を拾う
例えば、目の前のゴミをゴミ箱に捨てるというアクションを目標にしたとしましょう。
- 「あ、髪の毛落ちてる」
- つまむ
- ゴミ箱に入れる
はい、OK。「よし」と言いましょう。これだけで小さな達成感を得られます。
中級編:テーブルの上の物をどかして水拭きする
散らかった物を片づけるのは結構エネルギーを必要とします。まずはキレイにすることは考えず、目の前の物をどかしましょう。右から左にガガガっと寄せる、で十分です。テーブル板を見える状態にするのが最初の目標。
手順を整理しましょう。
- テーブルの上の物を移動させる
- 拭くものを用意する(濡れふきん、お掃除シートなど)
- 水拭きする
はい、OK。「よし」と言いましょう。これだけでけっこうな達成感を得られます。
余裕があったら、移動させた物も整理しておきましょう。それっぽく積む、とかでOKです。
「はい、優勝」と言いましょう
「こんなことできて当たり前」「こんなんで喜んでたってしょうもない」「こんな状態で過ごしてる自分ダメダメ」「髪の毛一本捨てたところで、汚部屋に変わりなし」とか思っちゃダメです。思っちゃうんですけど、そういう心の声は無視してください。
「よし!」がめちゃめちゃ大事です。これが気分を向上させる素。味の素です。
私のおすすめワードは「はい、優勝」。いちいち言ってみると楽しくなります。
↓こちらの言葉もいい感じです。
タテの物をヨコにすることさえ困難なときは休む
もちろん体調が悪いときには無理をしてはいけません。できないときはできない。当たり前。病気のときは休んでいればいいのです。というか、休め。
でも、症状が強くないときや回復期にはぜひチャレンジしてみましょう。きっと素敵なことが起こります。
もしダメだったら、それだけ調子が悪いと言えるし、そんな中でチャレンジしたことが偉い!
まずは気軽にいきましょう。ドレッシングの容器をひっくり返すノリで。
(タテの物をヨコにすることさえ無理なときは完全にウツなので休みましょう)
まとめ
「もうダメだ」と思ったら、目の前のごちゃごちゃを片づけよう。
そんなこと言われなくてもわかってるよと言いたくなりますよね。でも、結局こういうありきたりなアドバイスが一番効果的だったりするんだよな~と最近ことあるごとに思います。
- 片づけ・掃除
- 体を動かす
- 早寝早起き(生活リズムを整える)
行き着くところコレだよね、という答えです。
「ちゃんとしよう」と思わずに、小さなきっかけでOK。完璧主義は厳禁です。
……と、ハウツー紹介的な内容でお送りしましたが、何が言いたいかというと、「行き詰まったときに片づけをしたら、気分が変わっていい感じになったよ」という報告です。
もちろんダメダメなときも多いですが、「良い感じの自分」を見つけやすい方法なので、ぜひ試してみてください。
というか、私が今からやります。部屋も心もすごい散らかっているので。
片づけが一段落ついたら、またお逢いしましょう。
ナミさん、こんにちは。昨日はナミさんの言葉に励まされたて掃除をし、達成感の1日でした。ナミさんはどうでしたか?
今日は今一つの体調なので、作業を小さくし、一つ一つ気の向くままやっています。次は洗濯物を干してみます。ナミさんも良い1日をお過ごし下さい。