突然ですが、火曜日のサザエさんってご存じですか?
毎週日曜の夕方、みんながこれを見て「あぁ~、明日から学校か~、やだな~」と憂鬱モードが発動する「サザエさん症候群」でおなじみのサザエさん。以前は火曜日にもやっていたんですよね。日曜日の夕方と火曜日の夕方(Wikipediaによると火曜の放送終了は1997年11月)。
で、なんでそんなことを思い出したかというと、先日書いたこれ、
「もうダメだ」と思ったとき実践したら気分スッキリになった簡単対処法
この投稿の見出しで「行き詰まったら窓を開ける」って書いたんですね。で、「窓を開ける」と打ち込むと同時に
窓を開けましょう ルルル
読んでみましょう サザエさん
というフレーズが浮かんで、それを見出しにしたくなったんです。
行き詰まったら窓を開けましょうルルル読んでみましょうサザエさん
って。で、これ火曜日のサザエさんのオープニングテーマ曲なんですね。自分の中では超有名曲だったもんですから、「サクラ吹雪の~サライの空へ~」くらいの感じだったんですけど。
でも、ふと気になりまして。何が気になったかというと、友達と雑談するノリで思いついた歌を挿入するのって、ブログで唐突にやるとスベり気味になることがあるじゃないですか。いや、スベるどころか全然気づかれないパターンも多い気がする。私もこれまでに散々やってるんですけどね、その瞬間に使ってる言葉の流れでお決まりのフレーズを入れるやつです。空前絶後のぉ~!とかなんかそういう感じを突然言い出すやーつ(滑落)。
で、さっきのサザエさんのフレーズも、「もしやそういうおサムい状態に陥ってしまうパターンなのか?!」と思って、軽くググってみたんですよ。そしたら、まさにドンズバなブログが出てきた。
えーーー、火曜日のサザエさんって常識じゃないのぉぉぉ???
で、周囲の人にも聞いてみたんですよ、約三名にね。「火曜日のサザエさん覚えてる?」って。そしたら、みんな反応が悪いんですよ。だから「『窓を開けましょルル~ル読んでみましょうサザエさん』のサザエさんだよ?」と言ったんですけど、「ん~?そうだったけ?」「え~知らない」って。でも「あ~そんなんあったっけな~」って思い出せそうな雰囲気の人もいたので、「明るい窓~のお向かいさんっ」と続きを歌いつつ顔色を伺いつつやってたら、フルコーラス歌っちゃってね。完全にウザい人ですよね、そういうとこ、私の悪いとこ。
で、まあそんな感じで、誰とも火曜日のサザエさんを分かち合えなかったことが悲しくて寂しくて。
火曜日のサザエさんの魅力は、やっぱこのオープニングテーマ曲なんですよ。
途中「私もサザエさん あなたもサザエさん~」って歌詞がありまして、ここだけ取り出すと意味不明で楽しいんですよね。前後の文脈から考えれば、あなたも私も家族みんな仲良しで朗らかな笑い声が聞こえる素敵な家庭ですよね的な話だってわかるんですけど、そんなことは放置して、このフレーズだけに注目してしまうじゃないですか。
いや、だって「私もサザエさん あなたもサザエさん」って絵的にすごくないですか? 見渡す限り全員サザエさん。え、SFホラーかな? いや、哲学的なお話かな? って。
そうやって考えるのがすごい楽しくて、子供の頃「ウケる~」みたいな感じで話題になってた気がするんですけどね。え、もしかして自分一人で喜んでただけ? 記憶がちょっとあやふやだ……。あ、さっきの人たちも忘れてるだけかな? うん、多分そう。そういうことにしておきましょう。
で、何が言いたいかというと、火曜日のサザエさんのオープニングテーマ曲、楽しいよね~ということです。
「行き詰まったら窓を開ける」
で、そのときに「窓を開けましょうルルル呼んでみましょうサザエさん」を思い出したらちょっと面白くない? という小ネタ。
最終的に件の投稿にこのフレーズを挿入するのは踏みとどまったわけですけれど、もし火曜日のサザエさんの愉快さを覚えている方がいらっしゃいましたら、窓を開けるときに思い浮かべてみてください。「私もサザエさん あなたもサザエさん」の図を。
まぁね、子供の頃は懐メロの歌番組で喜んでいる大人たちを見て「ふ~ん」と天下一品の興味ナシ顔をしていたわけですが、私もその立場になったってことなんですかね。年下の女性が自分のことを「おばさん」「ババア」と自虐するのを聞くことも増えまして、月日は流れたんだな~としみじみ感じております。
年をとるのも楽しいものです。