セイシェルの波音を聴きながら、癒しと笑いと美しさを感じて

美しいビーチ

最近、寝る前に波のCDをよく聴いています。

インド洋に浮かぶ楽園、セイシェルの波の音です。

このCDをスリープタイマー設定にして横になるとスーッと眠れる、気がしないでもない。つまり、よくわかりません。

でも、なかなか心地いいので、この時間が気に入っています。

波の音とかα波とか1/fゆらぎとかポエムとか

このCDは昔々にもらったものなのですが、「波のCD」という存在にめちゃウケた記憶があります。本当に波の音しか録音されてないんですよね。ざぶ~ん、ざざざ…ざぶ~んって。1時間ずっと波の音。

そんでもって、CDに入っている小冊子を読むと、これまたなんか面白いんですよね。

まず「波の音とα波・1/fのゆらぎ」の見出しで「ふふっ」となります。

そして、「波の音」を提供する意義。ざっくりまとめると、だいたいこんなようなことを言っています。

現代はストレス社会でいろいろ大変だよね。
でも、適度なストレスは人間にとって必要なもの。
だって、緊張感があるからこそ、その後ホッとできるわけじゃん?
要は緊張と弛緩のバランスが大事ってこと。ガチガチになってもダメ、緩みっぱなしでもダメ。
んで、ストレスまみれになったとき、海や山に行くと、リラックスして意欲がわいてくるよね。なんでだと思う?
それは自然の音に、アルファ波を出す「1/fのゆらぎ」があるから。アルファ波はリラックス状態のときに発生するものね。
つまり、このCDに収録された「波の音」を聴けばリラックス状態を得られるってわけ。
忙しいとなかなか自然と触れ合うことも難しいじゃん? だからさ、代わりにこのCDをストレス解消に役立てちゃってよ。

思わず「そうかー」って納得しましたよね。現代はストレスの時代云々という出だしが「ベタだな~」と思うんですけど、結局「確かに」って頷いちゃってるのですね。

正直言ってしまえば、CD聞くだけでストレス解消にはならないですよね。やっぱりリアルな波音とは違いますよ。雑然とした部屋で聴いてちゃ雰囲気も全然違うし。

1/fゆらぎ(エフぶんのいちゆらぎ)についても、科学的には証明できていない部分もあると聞きますし、イメージ戦略だよね~という感想は拭えません。

それでも、静かに目を閉じて、波音に耳を傾けると、確かに心地よい。

たとえ収録された音源でも、自然の音にはそれだけの効果があるんだなーと感じております。

小冊子には、レコーディング・ノートとちょっとしたポエムも載ってるんですけど、共感しちゃいます。

誰一人いない海岸
打ち寄せる白い波…
遠くの岩にくだける波…
(中略)
いろいろな形の波が作られ
そして消えていく…

(中略)

自然の調和が心地良い

このまま、時間が止まって欲しい…
そんな気がする

たぶん気のせい。

んで、思うんですよね。

「実はコレ、熱海の波の音でしたー、とかだったらウケるな~」って。

セイシェルもいいけど、熱海もいいですよね。

あ~海はいいですよ~。大好きです。

風を感じさせてくれる波、ハロー

「波の音」について、適当にネット情報を見ているとなかなか興味深いですね。

まず、グーグル検索で「波」と入れたときに、サーフィン情報が出てくるのが「ステキ~」と思います。

Wikipediaの「」のページでは、こんな言葉を見つけました。

波浪とは風によって起こる波のことである。

当たり前っぽいことですけど、ちょっと詩的な要素ありませんか。

波を見たり、波の音を聴いたりすることで、私たちは風を感じているわけですよ。

とても良いですね。

さらに、こちらの記述を見てください。(Wikipedia「波」より)

サーファーの中には、波と恋愛をしていると言ってもいいような日々を過ごしている人たちがいる。

なんとまぁ素敵なことではございませんか。

子供の頃、「波浪注意報」と聞くと「ハロー(Hello)注意報」に変換しちゃって「ダメダメ不謹慎!」と一人でやってたんですけど、楽しめる波に関しては、そのイメージ間違ってなかったなと思います。

もちろん、自然はときに残酷で、すべてを破壊してしまう恐ろしさもあるわけなのですが。

波乗り上手なジョニーを目指して

人間のバイオリズムも波です。周期的に変化する生命の規則的な運動。

「気分の波」という表現もよく使いますよね。

寄せては返す波のように、気分の変化はくり返されます。良くなったり悪くなったり。もちろん、個人差はありますが、固定されることはありません。

つらい気持ちで過ごしているときは、「死ぬまでこの状態が続くんじゃないか」と絶望してしまうこともあります。良くなる気配なんかまったくなくて、全然前向きに考えられない状況です。

でも、同じ状態がずーっと続くことはない。

どんなに小さくても、ゆらぎが存在しています。

何かのきっかけで、大きな変化が訪れる可能性もあります。

このことは忘れないでいたいですね。

「苦あれば楽あり」みたいな言葉で軽々しく諭されると「あ?」とイラ立ってしまいますが、そんなときこそ波の音に耳をすませましょう。

波は何も言わず、大切なことを伝えてくれます。

最後に

あまり深く考えたことなかったですけど、「波」ってかなり奥深いものなんですね。

時間的な波とか、空間的な波とか、数式を出されると拒否反応が出てしまいますが、「波」によって表される事柄は、かなり面白い感じです。

また機会があったら、いろいろ調べてみたいと思います。

 

<本日のBGM>
「α波1/fのゆらぎ 波のかがやき<セイシェル>」

【波で思い出したエントリ】
幸せだろうが不幸だろうが不安は常につきまとう
なぜ自分を大切にしなければいけないのか

1 COMMENT

あたま

ブログ更新ありがとうございます。
私は、子供ころ台風一過を台風一家と思っていました。
ちなみに、私は、バリのケチャが好きです。

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