しんどくなったらこれをやる:サボテンを見つめ、一編のエッセイを読み、ルンバを見守る

こんなメモを見つけました。

しんどくなったらこれをやる
・鉢植えのサボテンをじっと見る
・誰かのエッセイを一編だけ読んでみる
・ルンバを見守る
・体温と同じくらいのぬるま湯にぼんやりと長時間浸かる

うちにはサボテンもルンバもないぞ? と一瞬ハテナになりつつも、とある記事を読んでメモしたんだったと思い出しました。

イラストレーター・三好愛さんのインタビュー記事です。

ルンバに癒やされ、湯と自分の境目を失う。三好愛の癒やされ方 – She is [シーイズ]

そうだ、「小さな視点から世界をもう一回確認することで、自分の立ち位置を探りなおす」、これすごく大事なことだなと思ったんですよね。

情報にのまれそうになったら、あるいは、自分を癒やすためにやること。具体的に書き出しておくといざしんどくなったとき役立つ。そう思ってリスト化するつもりだったのに、結局それっきりになってしまった……。まあ今思い出したからいいことにするか。

それにしても、三好愛さんのイラストって本当にすてきですよね。見かけるたびに引き寄せられます。大大大好き。ほんとにツボ。上記インタビューで語られていた言葉も、まさに三好愛さんのイラストの世界観そのものを表しているようで、思わずうなりました。私はこの感じが大好き。

小さな何かに向き合うことにすら疲れてしまったときには、ほぼ体温と同じぬるま湯を風呂にはいり、ぼんやりと長時間浸かります。湯と自分の境目が失われ、世界から自分が失われ、存在としての自分が楽になったくらいのところで、風呂からあがり、だましだまし世界にふたたび足を踏み入れます。

境目、なくしていきたいけど、それだとこの世の中を生きていけないので、ほどほどのところで落とし所を見つけるしかないんですよね。

それでも世の中には、可愛いサボテンとか面白いエッセイとか、楽しいことが意外とたくさんあるので、自分が愉快だなと思うことを探していくことで、きっといい感じに生きられるはず。

人生のルールは自分でつくりましょう。

すべては無意味です。」をスタート地点にして。

 

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