もしほしい物リストを作るとしたら

Amazonの「ほしい物リスト」を公開してる人をたまに見かけます。昔は抵抗感ありましたけど、今は特に何も思わなくなりました。むしろその人が何を欲しがっているのか見るのが面白い。だから、もっとみんな公開してくれ。そんな気持ちさえあります。

自治体が「ほしい物リスト」を活用した寄附制度を開始したという話あって、覗いてみると、どの課が何を必要としているのかわかって「なるほど」と頷きます。動物園のほしいものリストなんかは、どうやって使うのか想像できたりして楽しい。「そういう道具があるのか」「通販でそんなものまで売ってるのか」と世界が広がるようです。

自分の「ほしい物リスト」はどうなっていたっけ? と思って見てみたら、フィットネスバイクが登録されていました。完全に忘れていたぞ。置く場所ないっつーの。

あとは書籍、配信されてない映画のDVD、鉛筆ホルダー、カッターナイフと替刃と歯を折るやつ、エアケアオイル、ウォークマン、蛍光マーカー。

うーん……別にいらないなぁ……いや、もらえるならもらいたいけど、いざあげますと言われたら困る。大丈夫です、自分で買います。というかもうそこまでほしいってほどではない。なくてもいい。いらない。登録したときには「ほしいッ!」「気になる!」と切望したはずなんですが……。いや、本はほしいです。でも置く場所がないや……。

 

「宝くじが当たったらどうする?」と戯れによく考えます。

5億円当たったら?
5000万円当たったら?
500万円当たったら?
50万円当たったら?
5万円当たったら?

でも、いざ考えてみると、思いつかないんですよね。食べ物と服靴鞄と本と映画と……と考えて、いや別に今と変わらんじゃんと気づく。多分必要に迫られなければ買わないし。大きい額なら、結局不動産デスネってことになって現実に引き戻されますし。あ、お寿司は食べたいです。食べます。

 

ほしいものがあるのは良いことだなと思いました。

同時に、ほしいものがないのも悪いことじゃないし、まあ良いことだろうねと思います。

要するに、どうであれ良いこと…ってコト!?

そういうことなんでしょう。どうあってもよいのです。

この結論に行き着くと納得します。

というか納得せざるを得ない。

でも、ちょっと安心します。

ぼちぼちやっていこうと思います。

そのくり返しです。

 

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