「痛」の代わりに「死」が大量に流れ込んできたから脳内メーカーで遊んだ

「脳内メーカー」をご存知ですか。

今から15年ほど前になるでしょうか、当時めちゃくちゃ流行っていたお遊びの診断です。

人の横顔の断面イラストの脳内に漢字がいっぱい並んでいて、「その人が何を考えてるかわかっちゃうよ~」みたいな無料のウェブサービス。文字をランダムに生成するテキストジェネレーターみたいなものなんですかね。

脳内メーカー

とにかく大ブームでしたよね。テレビでもよく取り上げられていた記憶です。

なぜそんな話を思い出したかというと、自分の頭の中に漢字がいっぱい並んでいるのを想像する日があったからです。

 
それは頭痛に襲われた日のことでした。

なかなか痛みが引かず、つらいなー痛いなーとグンニャリしおれておりました。

数日我慢して痛みは治まりました。あーよかったよかった。

そう思った矢先、今度は希死念慮に襲われたのです。

脳内メーカーのイラストが思い浮かんだのはそのときでした。

「痛」「痛」「痛」「痛」「痛」「痛」でいっぱいだった脳内に、「死」「死」「死」「死」「死」「死」が流れ込んでくるのを感じました。

痛みが治まった途端に「死」でいっぱい。わーい、今度は希死念慮だぁ~。

頭の中がうるさくてわーわー言っています。鳴っていると言ったほうが近いでしょうか。まるで虫がいっぱい湧いているよう。あーあ、いつになったらこれ治るのかなぁ、一生治らないのかなぁ。まあ昔の本当にヤバかった頃に比べれば屁でもない、可愛いもんなんだけどなぁウンたらかんたらウダウダウダ……

 
そのとき気づいたのです。

「死」が大量に流れ込んできたのと同じ勢いで、別の何かを脳内に流し込めばいいんだ!

好きなこと。楽しいこと。嬉しいこと。

どんどん流し込も~☆

しかしながら、流し込めるものがない。思いつくのは、食べ物かエンタメ(映画やマンガなど)ぐらい。こういうのって一過性だから、すぐに消えてしまうんですよね。持続しないのです。

質より量で対抗しようにも、気力が低下するとできなくなるし。

うーん。

そうして結局「だましだましやるしかない」といういつもの結論に至るのでした。

いや~ほんとに騙し騙しやるしかないんですよね。

開き直って流しそうめんでもやったら、楽しい気分になれるかもしれません。

そうめんが美味しい夏です!!!!!

 

・・・・・

気まぐれにやってみた脳内メーカー。

脳内メーカー
「愛」と「善」が入ってるのが嬉しい。「食」も「楽」も大事だよねと妙に納得。ランダムで生成されたものだとわかっていても、バーナム効果で頷いてしまいます。

「にんげん」脳内メーカー
楽しい漢字でいっぱいにしたいものです。

脳内メーカー

 

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