人生は「めんどくさい」との戦い。
どうしてこんなに腰が重いのか。どうして継続は難しいのか。毎日少しずつでいいのに。
そんな調子だから、日々の「やることリスト」は増えるばかりで減らない。
一体どうしたらいいのぉ~?!
という嘆きに対する回答を考えます。
なぜ私は続けられないのか。原因と対策です。
もくじ
問題:なぜ継続できないのか
理由① めんどくさい
やり始めるのがめんどくさい。やることをメモを書くことさえめんどくさい。
理由② 忘れる
やることリストの存在を忘れちゃうし、何のためにやるのか初心も忘れちゃうから、定期的に思い出させてもらわないといけない。誰か……
理由③ つまらない
鍛錬とは総じてつまらないもの。何らかの結果を出すためには、退屈な作業を反復することが重要なのである。的な……
対策:どうすれば継続できるのか
「めんどくさい」「忘れる」「つらまない」、だから続かない。
ならば、「めんどくさい」「忘れる」「つらまない」を軽減すればいいってことですね! というわけで、思いつく方法を挙げます。
リマインダー:怠惰で忘れっぽい自分に合図を送ってもらう
リマインダーとは「何かを思い出させるための合図」のこと。とにかく思い出すことが第一。思い出したとき調子がよければ、やる気が出るかもしれません。
- 指定した日時にリマインダーやタイマーで通知する
- 作業内容をタスク管理ツールでくり返し表示させる
- 音声アシスタントに「ToDoリストを見せて」と言う
- リストの存在自体を忘れないよう、見える場所に貼り出す
自動化:頭を使わないですむ仕組みを作る
- リマインダーやメール等で作業内容をアナウンスしてもらう
- 必要な道具をすぐに使えるようセットしておく
より具体的な仕組み(例:消灯時間に自動で電灯が消える等)を作れるといいのですが、なかなかいい方法が見つかりません。
義務感:コンプリート欲を刺激する・やらないとマイナスになるという意識を高める
連続日数の記録をつける、いわゆる「ログインスタンプ」的なものでモチベーションアップ。手作りのスタンプ帳や、ノートのマス目を塗りつぶす方法(参考:独学大全の「技法12 ラーニングログ」)は効果が高め。
エンタメ化:楽しくゲーム感覚で習慣化する
タスク管理ツール「Habitica」がいい感じ。リアル人生ゲームを攻略する気持ちでやっていくのもいいかも。
継続のカギはレベルアップ音!?習慣化のお助けツール「Habitica」 | ナミうつブログ
継続を助けるツール:タスク管理サービス
現在使用中のToDoリストのWebサービス・アプリ+αです。
- Todoist:ほとんど惰性で使っているツール。ルーティン管理・リマインダーとして。日付が先のタスク、大きめタスク中心。
- Habitica:日課・やれたらやること・予定。くり返し設定はTodoistの方が便利。日付の近い小さめタスク中心。
- 紙:今日やることを殴り書き。
いろいろ試した結果、紙のメモに手書きするのが最強なんじゃないかという答えに至りつつあります。
それでもめんどくさい問題
- 「やること」の入力がめんどくさい
- 紙とペンを用意するのがめんどくさい
- アシスタントに話しかけるのがめんどくさい(+恥ずかしい)
あちこちに紙とペンを転がしておくことで筆記のハードルは下がりますが、割れ窓理論的なあれで部屋が散らかります。結果として心が乱れるので困ります。
ああ……「めんどくさい」への対策を考えるのがめんどくさい……。それでも、一つ一つ「めんどくさい」の原因を潰していくことで、きっと問題は解決に向かっていくはず。頑張れ……自分……。
最後に
継続の敵「めんどくさい」「忘れる」「つらまない」に対処するにはどうすればいいか。
すべてに共通するのは、未来の自分のためにお膳立てをしてあげることでしょうか。
新しいことをやるときに「めんどくさい」と感じるのは当たり前。
だから、「これまでになかった新習慣を取り入れようとするその心意気、そのこと自体が素晴らしいじゃないか!」みたいな感じで、自分を励ましてあげるといいかもしれません。
「めんどくさい」は脳に余裕があるとき発生するらしいので、その方面からのアプローチも検討するとよさそうです。「脳の基本回転数を上げるには、時間の制約が必要」と以前読んだ本(『脳が冴える15の習慣 ― 記憶・集中・思考力を高める』)にありました。
「めんどくさい」「忘れる」「つらまない」が燃料になる発電方法を開発できたら最高なんですけどね……。
【関連】
人生を豊かにするコツ『脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める』感想 | ナミうつブログ
「やらない日」を作る、のはどうでしょうか?
強迫的になるから面倒になり、徹底できない自分が許せなくなり、
何もする気が起きなくなってしまいます。なので、休み休み続けていくのが良いかなと思います。
「絶対欠かさず貫徹しないと!」という、完璧主義との戦いです。
あるいは、Todoリストはパンパンになっている、ということがあるかもしれません。