阿刀田流 すらすら文章を書く方法:鉛筆で原稿用紙に手書き

 阿刀田高さんが手書きで原稿を書いているとの文章を読んだので、試しに手書きで書いてみる。なるほど、縦書きだと、ひらがなが書きやすい。えんぴつの書き心地もよい。これはなかなか良いかもしれない。余計な言葉も出力しなくなる。これもメリットといえばメリットなんだろうか。何でもかんでも書き出すことによって生まれる面白さもあるような気はするけど。
 実際に試してみて思ったけれど、手書きと機械入力では頭の使い方が違う気がする。キーボードで打ち込んでいく方法にすっかり慣れてしまったから、手書きは時間がかかるように感じるけれど、場合によっては手書きの方が早いのかもしれない。その上、自然な文章になるのかも。手紙はその筆頭だろう。すらすらすらと書きやすい。
 ただ、手書きのデメリットは無視できない。特に気になるのは、書いた紙をどうするかという問題。捨てるにしても、取っておくにしても困る。まず捨てる場合。ゴミが増える。資源がもったいない。紙のムダ遣いは控えた方がよいでしょう。一方、紙を取っておく場合。一枚二枚であれば大した量ではないが、積み重なれば、かなりの量になる。我が住処は狭いので、保管スペースは限られる。物はできるだけ少なくしたい。でないと、物に埋もれて生活しなければならない(すでに埋もれがちなのに!)。
 以上のことを考慮すれば、やっぱりワープロ書きがいいよねってことになるんだよなぁ。
 でも、手書きの心地よさは気に入った。

 
上記の文章は、実際に鉛筆で紙に書いた縦書き原稿をパソコンで打ち直したものです。今この文章はキーボードを叩いて書いています。横書きです。なんか全然違う。これはなかなか面白い体験だなと新鮮な思いです。いつもよりスムーズに書けたことにもビックリ。

表記ゆれにも意味があるように感じられます。無意識に書き分けているのかなぁと。例えば、「良い」と「よい」と「いい」とか。いつも迷いに迷って「わからーん!」と騒いでいるので、これが一つの答えになるかもしれない……? 少なくともヒントにはなるかも。

文章をまとめられなくて困ったときは、また手書き&縦書きでやってみようと思います。

 

1 COMMENT

アジサシ

 同じような経験があります。療養中に、気に入った詩とか、文章を縦書きのノートに手書きで書き写していました。
 今それを読み返すと、一所懸命さというか、何とかしようと思ってた自分を思い出しちょっと感傷的になります。
 今よりも、頭が澄んでいたのではと感じます。

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