感想文が書けないという話を前に書いたのですが、あれは一定量の文章を書くエネルギーがもたないってことなのかなと思いました。
すぐに動けなくなる、動かせなくなる、それだけのエネルギーがなくなる。
体調不良、どこかが痛くて活動不能になるたびに、ぶつ切れになる。
せっかく調子よく進んでいけそうと思ったところで腰を折られる。
そんなことのくり返しで、「どうせまたダメになる」と学習して無力になってしまう感じ。よろしくないです。でも、そうならずにはいられないだろうとも同情します。中断ばっかりさせられてウンザリせずにいられるだろうか、いや、いられない。そりゃ「うがぁぁぁ~~~」とうめきたくもなるよねと。
薄汚れたベコベコボコボコの車に乗っている。そんな想像をよくします。プスプスプス……と今にも止まってしまいそうなオンボロでぽんこつなカー。
『スイッチ!』という本を読んでからは、象と象使いのイメージも。疲れやすい象の背に乗る象使いの自分、象を労りつつ前に進む……進まない……泣。
前に進めなくなったとき、「はいはい、きたね、了解了解」と思えるよう心づもりしておくとガッカリせずにすむんでしょうけど、元気になると忘れちゃうし、調子に乗っちゃうんですよね。若いときは特にそれが顕著だったと思います。双極性障害という診断名がつくくらいだから、やっぱり私は気分の波が激しめなんでしょうね、平均よりは。
調子が悪くなるたびに、「こんなことじゃいけない」とか「みんなはこういうときでも我慢してるんだろうな」とか思うことも多いです。
でも、他人は関係ない。自分が痛いと思ったら痛いし、つらいと思ったらつらい。それでいいんだ。
そう自分に言い聞かせます。
自分を労ってあげられるのは自分だけ。自分が労らずに誰が自分を労るんだ。たとえ誰かが優しい言葉をかけてくれたとしても、自分で自分を叱っていたら、つらさは全然和らがないし、気力も萎えてしまうわよと。
「おっけーおっけー、その調子」
そうやって声をかけながら、だましだましやっていく。
今にも壊れそうなオンボロ車で、ブロロロロ……と、ぶつ切りの人生をゆく。
そんな趣を楽しめたらいいのかなと思います。