脳の負荷を軽くするために最近心がけていること

何かを選択するのってエネルギーがいりますよね。あれでもないこれでもないと迷っているうちに疲れ果ててしまうことがよくあります。

ささいなことでも悩みます。例えば、最近紅茶をよく飲むんですが、いろんなフレーバーを楽しめるバラエティパックがお気に入りで買ってくるんですよね。それで、6種類のフレーバーからその日の気分で選ぼうとして、何を選んだらいいのかわからない日がある。

どれを選んだって大差はありません。失敗して後悔することもないだろうに、ぐぬぬぬ……と固まってしまう。「そんな悩むことじゃないでしょ」と思うのだけれど、パッと決められない。二択でも選べないときは選べない。この決断に至るまでの時間が地味にストレスなんですよね。

昔はわりと即決できる方だったので、うつ気味で脳の働きが鈍るとそうなるのかなーと思っているのですが、いずれにしても、ただでさえエネルギーが枯渇気味で困っている人間としては、重要ではない事柄で貴重なエネルギーを消費する余裕はありません。

貧弱な状態で生きていくためには省エネが必要。削減できるところはどんどん削減していこう。決断時のエネルギーを節約できれば大分ラクになるんじゃないか。そう思い至り、ルールを決めることにしました。

脳の負荷を軽くするために最近決めたのは以下の3つ。決断力を高め、脳を疲れさせないためのマイルールです。

まず1つ目、「最初に思ったものを選ぶ」、つまり「直感」で決めるということです。

が、「直感」がぼやけて何もつかめないことは多々あります。そこで適用されるのが2つ目、「迷ったら左あるいは下にあるものを選ぶ」（右でも左でも真ん中でも上でも下でも何でもOK）。選び方を決めてしまえば、悩む必要がなくなります。「絶対にこれだけは嫌だ」というものは見聞きした瞬間に選択肢から外せるので、このルールで大体はOK。並べられないものは、紙に書いて並べるなどします。頭の中で並べることもあります。

そして3つ目の「1秒で決める」。このルールを課すことで、ぐだぐだ迷って疲れるという事態を避けられます。まあ「課す」というほど厳密なものではないのですが、実際に「あぁぁぁ～」とムダにうめく時間は減らせたので、ちょっと意識しておくといいのかな～と思っています。

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一応補足として書いておくと、迷ったり悩んだりするのは悪いことではありません。

たとえば、プレゼント選びのように、相手の喜ぶ顔を想像しながらあれこれ悩むのは楽しいものです。

自分の買い物をするときでも、じっくり比較検討する行為そのものに自分を納得させる効果があるような気もします。

というわけで、基本的には「無理に決断力を上げる必要はない」「優柔不断でも構わない」「むしろ悩んだり迷ったりするのって尊いことなんじゃないかな」と思うことが多いです。

ただ、迷ったり悩んだりするにはエネルギーが必要で、そのエネルギーがまかなえないときには、今さっき書いたようなルールを適用して少しでもしんどさを改善していこうと自分を励ましているよ、という話です。

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筋道を立てて考えることも大事ですが、悩んで迷って疲弊しがちなときは「気楽にいこう、テキトーでOK」ぐらいの感じでちょうどいいんじゃないかしらと思ったりしているんですがいかがでしょうか。

なにせ人間万事塞翁が馬（と先日も書いていますが）、自分の選択が正解かどうかはわからないので、あまり気負わず、ほどよい心持ちでいられるように心がけることが大事だろうと思っています。