人々の不安につけ込んで金儲けする雰囲気商売にモヤモヤモヤモヤ

最近モヤモヤしていることがあるので、そのことについて書きます。

何にモヤモヤしているかというと、空間除菌系のアイテムです。

ここ数日、その類の商品を直接おすすめされたり、使ってるよと聞いたりする機会が重なって、改めてああこんなに普及しているのかと驚いたというか脱力したというか。

いや、ずっと前からこの類の商品が出回っていることは知っていたんですけど、いざ自分の身に迫るとビビるといいますか。そんなタイミングで売り上げ好調という記事も見かけて、なんかもうモヤモヤモヤモヤしてしまっているのです。

今回名前を聞いた商品はいずれもクレベリンでしたが、他にもいろいろありますよね。要注意です。最も有効な対策は、しっかり換気をして3密を避けることだよ~というお話。

 

まず、消毒剤の空間噴霧については、WHO(世界保健機関)も厚生労働省もNITE(製品評価技術基盤機構)も非推奨としています。

厚生労働省「新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について」から引用します。「5. (補論)空間噴霧について」の項です。

世界保健機関(WHO)は、新型コロナウイルスに対する消毒に関する見解の中で、「室内空間で日常的に物品等の表面に対する消毒剤の(空間)噴霧や燻蒸をすることは推奨されない」としており、また、「路上や市場と言った屋外においてもCOVID19やその他の病原体を殺菌するために空間噴霧や燻蒸することは推奨せず」「屋外であっても、人の健康に有害となり得る」としています。また、「消毒剤を(トンネル内、小部屋、個室などで)人体に対して空間噴霧することはいかなる状況であっても推奨されない」としています。

さらに米国疾病予防管理センター(CDC)も非推奨との記述あり。

そして、

厚生労働省では、消毒剤や、その他ウイルスの量を減少させる物質について、人の眼や皮膚に付着したり、吸い込むおそれのある場所での空間噴霧をおすすめしていません。

前項の「空気中のウイルス対策」では、「健康影響のおそれがある」と書かれています。

薬機法上の「消毒剤」としての承認が無く、「除菌」のみをうたっているものであっても、実際にウイルスの無毒化などができる場合は、ここに含まれます。

これまで、消毒剤の有効かつ安全な空間噴霧方法について、科学的に確認が行われた例はありません。また、現時点では、薬機法に基づいて品質・有効性・安全性が確認され、「空間噴霧用の消毒剤」として承認が得られた医薬品・医薬部外品も、ありません。

つまり、空間除菌を謳う商品は「雑貨」扱い。医薬品・医薬部外品ではないので、殺菌消毒効果を表示することはできません。

にもかかわらず、ただの日用雑貨品として販売されているはずの商品が、ウイルス対策に効果がありそうな雰囲気をまとわせている。

二酸化塩素がウイルスを死滅させる事実があったとしても、実際のところ効果はよくわからない。安全性もよくわからない。そういうのものを「これでばっちり!」みたいな感じに印象づけて売り出している。薬機法に引っかかりそうな表現を巧みに避けながら。(例えば「殺菌」「消毒」はNGだけど、「除菌」「抗菌」はOKという表記など)

人々の不安を煽って不要な物をさも有用であるかのように喧伝して売る。売れるから売る。それってどうなの? 企業倫理としてありなの? という話です。

使い方によっては害があるかもしれない物を作る企業も残念だし、そういう物を売る企業も残念。あー嫌だな、ガッカリだよ、売れたらそれでいいの? って。もし本当に善意でやっているのだとしたらそれはそれで心配だし、もうモヤモヤが止まらない。

水素水みたいに毒にも薬にもならないものならまだいいんですけど(いやよくはない)、空間除菌を謳う商品は人体への安全性が気になります。

そのあたりをあやふやなままに、大きな顔をしてデーンと店頭に鎮座していることがもう(うっっ)となってしまって。

調べれば調べるほど、どうしてこのようなものが????? とハテナでいっぱいになります。

というか、自分はこの件についてたまたま知っていたから「それはいりません」と言えたけど、知らなかったらおすすめされるまま買っていたかもしれないし、実際に使う人たちの気持ちもよくわかります。たとえ効果が微妙と知っていても、お守りとして置いておきたい(持っておきたい)と言われたら、頭ごなしに否定はできない。

説明を読んでも難しい用語がいっぱい。よくわからない。でもウイルス心配だし、対策はしないよりした方がいい。CMで流れているし、ドラッグストアでも目立つ場所で売り出されている。それを見て大丈夫だろうと判断することもありそう。

も~~~~~人の不安につけ込んで商売するのって嫌ですね。

もう何が正しいのわからない。不信感ばかりが募っていく。

一通り吐き出したので、しばらくはこの類の話と距離を取って過ごしたいと思います。

精神衛生を守るためのソーシャルディスタンスも大事~~~~~

ふぁ~~~~~

 
 

参考

こちらもあわせて参考に。
コロナ禍での消費者被害防止 特設サイト – 消費者庁

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です