お風呂に入れない。
これは「うつ病あるある」の一つだと思うのですが、いかがでしょうか。
ひどいうつ状態でしんどいときは、とにかくお風呂に入るのがおっくう。どんなに自分を鼓舞してもダメなんですよね。一体全体なぜなのか?
体力を消耗するから?
身体を濡らすのがイヤ?
洗う必要ないと思ってる?
エネルギーが枯れ果てた?
どのような理由があるにせよ、それなりの清潔は保っておきたいですよね。
そこで今回は、お風呂に入るためのちょっとしたポイントをまとめました。「さすがにもう風呂に入らないとマズいぞ」というとき、参考にしてみてください。
お風呂に入る3つのコツ
1.今すぐ服を脱ぐ
無気力で、どんなに頑張ってもダメなときは、とりあえず今着ている服を脱いでください。
服を脱ぐと、今度は服を着るのが面倒です。
「んーあーじゃあしょうがない」としぶしぶ入浴する流れになります。
裸になってもダメな場合は、あきらめましょう。無理に入って倒れたら危険ですし、「入らなきゃ」「こんなんじゃダメだ」という意識がストレスになってはいけません。
そのかわり、服を脱いだついでに、新しい下着に替えましょう。それだけでも大きな進歩です。
2.とりあえず風呂場へ直行
何も考えず、お風呂場に移動しましょう。
服を着たまま浴室に入ると違和感がありませんか?
その感覚を利用して入浴に持ち込みます。
1と同様、すぐに服を脱いでしまうのもポイントです。
何なら、服を着たままシャワーを浴びるとか。ちょっと乱暴ですが、さすがにびしょ濡れになれば、何かしらの対応ができるのではないでしょうか(ジョークですよと一応断っておきます)。
3.入浴タイムの楽しみを見つける
お風呂での楽しみを見つけましょう。私のお楽しみは湯船につかってぼんやりすること。これが至福のひとときです。
その他に入浴の動機づけになりそうなことを挙げると、
- こだわりの入浴剤の色や香りを楽しむ
- 好きな香りのシャンプーを使う
- パックやトリートメント、マッサージオイルなどを使ってセルフメンテナンス
- 音楽を聴いたり、テレビやラジオ、映画を楽しむ
- 本を読む
などなど。
「そんな余裕あったら、こんなに苦労しない!」という声が聞こえてきそうですが……。
入浴を一日の目標にして、「風呂入ったら合格!」と認定し、ご褒美を与えるというのはいかがでしょうか? 湯上り後のコーヒー牛乳やアイスは格別です。何日か振りに頑張って入浴できたときは、ハーゲンダッツにランクアップするとか。
あるいは、「シャワーを浴びさえすれば良いのだ」と考えて、あとは野となれ山となれ作戦。居直りも大切です。
それでもお風呂に入れないときの対処法
ぬれタオルで身体を拭く
これなら寝たままでもできますし、ある程度の清潔を保てます。からだ拭きシートを使うのも良いですね。
入浴の時間を変える
夜お風呂に入る人は、朝起きてから入るとか、お出かけ前に入るとか、タイミングを変えてみると、すんなりできる場合があります。
シャワーを10秒浴びるだけ
「5分だけ」「身体を濡らすだけ」といった具合に作業を軽くして、ハードルを下げましょう。
お風呂に入ると、こんないいことがあるよ
「こんないいことがあるよ」ってそんなことわかってる、わかってるけどできないんだよー! って感じですよね。
でも、メリットを確認することで、モチベーションが上がることもあるので、いちおう入浴のイイところも挙げておきますね。
心も体もスッキリ!
うつでお風呂に入れなくなるときって、感覚が鈍っているからか、匂いとか汚れとか、あまり気にならないんですよね。
もちろん「臭いな……」とは思うんですけど、そこまで切実ではないというか。そんなことより死にたいよって。だから、「入らなきゃ」と思いつつも、どこかで「無駄」と思っている節がある。家に引きこもっているときは、どうしてもそうなっちゃう。
それでも、何とか頑張って入浴すると「おお!さっぱり!」ってなるんですよね。実際にはぐだ~っとしているんですけど、キレイになったことはわかります。
長らく続く「どよ~ん」に区切りもできて、気分がちょっと変わります。
寝つきがよくなる
不眠症の解決策として挙げられるのが、入浴の工夫です。
人の体は、体温が下がってくると眠くなるようになっています。お風呂で体を温めて、寝つく頃に体温が下がるようにすると、スムーズな入眠を得られます。
- 入浴は寝る1~2時間前にすませる
- 38~39℃のぬるめのお湯で
- 熱いお風呂に入りたいときは、寝る2~3時間前に入る
【参考】『睡眠障害解消法』健康な眠りのために心がけたい7つのこと
自分を褒める材料になる
入浴するのは一大事業ですから、それを達成できたら、もう素晴らしい!
貴殿は輝かしい成績を納められ、自身の心身のリーダーとして大いに貢献されました。よってここにその功績をたたえ表彰いたします。
やったね!
実際、ネガティブ思考がひどいときでも、入浴できたときは「よし」って思えるんですよね。「こんなことできて当然のことなのに」という思いが強いんですけど、ちょっとした達成感は得られます。
こういう小さな積み重ねが大事です。
最後に
キレイにするのは気持ち良いし、お風呂に入ればスッキリさっぱり! って、そんなことはわかってるんですよね。努力もしてるんですよね。でも、できないものはできないのですから仕方ありません。
まぁ、別に風呂に入らなくても死にゃしませんし、臭いのを我慢すれば特に問題もないので、無理はなさらず。無理して入ったからって、病気が即治るわけじゃないですしね。というか、無理して入って、浴室で倒れたら大変です。
それに、一生お風呂に入れないってことはないでしょうから、あまり気にしない方がいいんじゃないかなと思います。
臭いのは生きてる証拠。ということにしておきましょう。
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とか、マイスリー全部ゆめ
聴いてみてほしいです
絶対ここ観てる人の中に救われる人いるとおもうなー
久々になみさんを見に来ました!
たぶん初コメントかなと思いますが、お久しぶりです
私も結構風呂を渋るので、夜中の1時半とかにこっそり入ってたりします。
諦めて寝たりして、早起きな兄貴に叩き起こされたりも( ̄∀ ̄)
私は中学生なので、なかなか自由に行動できません。
部活で汗だくになってたりもしますし、必ず風呂には入るんですけど…
身体重い。
精神的に大丈夫だったらまだマシなんですが…
そんな私は、帰宅後風呂に直行すると、気分転換も出来て、その後の宿題とかもスムーズにできてます。
まぁ、風呂に直行する気力がなかったら、その日は諦めちゃいますけどね_(:3 」∠)_