うつ病発症→「人生オワタ＼(^o^)／」と絶望してしまう理由

あなたは今の自分に満足していますか？

私は「満足してるよ」と口では言いながら全然できていません。今の自分をそのまま受け入れればいいんだとわかってはいても、すぐに「ダメだ～」と落ち込んでしまうんですよねぇ。

いやはや、長年慣れ親しんできた思考を変えるのは簡単なことではないと思い知らされる毎日でございます。

うつ病になりやすい３つの考え方

さて、そんなネガティブ思考全開の私にピッタリの記事を発見いたしました。

第76回「エリートがうつになる３つの理由　～スキーマ・自動思考」 | マンガで分かる心療内科・精神科

どれも図星で、グサリグサリと刺さる言葉ばかり。

エリートでもなく成功体験を重ねてきたわけでもないのに、なんでこんな考え方になってしまったんだぁぁぁー！と謎は深まるばかりです。

「謎」という言葉でごまかしても何の解決にもならないので、「うつになる３つの理由」をこれまでの自分と照らし合わせて考えてみることにします。

１「社会的に成功せねばならない」

はい、コレ。

「バリバリ仕事すっぞー！」
「自立して、親孝行すっぞー！」

という張り切りシャカリキなパワーが強固になりすぎると、「仕事をしなければ！」「親孝行しなければ！」と必要以上に自分を追い込む思考になってしまいます。

そうすると、仕事を休むことに強い罪悪感を抱いたり、できない自分を責めてしまったりするようになる。

その結果、ちょっと失敗しただけで「人生はもう終わりだ！」「人生すべてがダメ」と落ち込んでしまうと。

ま・さ・に、私！

「ダメだ～」が口癖なのは、「成功しなければ」「うまくやらなければ」という思考が潜んでいるからなのですね。

２「すべての人から愛されねばならない」

こちらも、ちょっとしたことで大きなダメージを受けてしまうパターン。

「すべての人から愛されるなんて無理だよ」と頭ではわかっていても、やはり人に嫌われたくない。ついつい顔色をうかがってしまう。

最近は「別に嫌われてもいーし」と思うようになりましたが、人から厳しく指摘されたり批判的な意見をぶつけられると、めっっっちゃ落ち込みます。いわゆる「豆腐メンタル」ってやつですかね。（豆腐メンタルを直すために「まずは体を鍛えます」というコメントがあって妙に納得。うん、地面にめり込みそうになったらダッシュして現実逃避しよう）

必ず失敗する方法はすべての人に好かれようとすることである

プラトン

あ、プラトンさんも私と同じような経験したのかな、そんなら私も彼と同レベルの境地に到達できる可能性アリってことだよね、とプラスっぽい思考で行くことにします。

３「すべてが完璧でなくてはならない」

これもあるあるですね。「完璧な人間なんていない（ｷﾘｯ」とか言いながら、気付いたら完璧を目指していて、いかに自分がダメか引き算で考えてしまう。

こういうタイプの人はオートで向上心がアゲアゲになるので、「頑張るな！」「力を抜けー！」と思うぐらいでちょうどいいのかもしれませんね。

力の入れ加減、バランスが大事です。

自分を苦しめる思考を和らげる方法

完璧を目指して苦しくなってしまったときは、『○○でなければいけない』を『○○にこしたことはない』と言い換えてみるのが一番の方法だそう。

例えば、

「バリバリ働けるにこしたことはないけど、病気でできないときは仕方ないよね」
「自立して親孝行できるにこしたことはないよね。できなくても、まずは気持ちが大切だよね」
「みんなに好意を持ってもらえたらいいけど、それって上っ面の付き合いなのかもね。一人でも理解してくれる人がいたら幸せだよね」

といった感じでしょうか。

人と比べるのではなくて、自分のペースを大切にすることが人生を楽しむコツなのかもしれませんね。

【関連】警告！ネバネバ・ベキベキ思考を止めなければ苦しみからは解放されません

わかっちゃいるけどやめられない。人間だもの。

「人生に正解なんてないんです」

記事の最後に「人生は、真っ暗闇の迷路を、進んでいくような作業」という解説があります。

最短で迷路を抜けていく方法は「とにかく早く失敗すること」。

そう考えると、働き盛りの時期にうつ病になった絶望感も少し和らぎそうです。

壁にぶち当たってばかりの毎日に嫌気がさしていたけれど、それは前進している証拠。進んでいる手ごたえがなくても、同じ間違いを繰り返さないように試行錯誤していけばきっと迷路を抜けられるよね、とちょっと前向きになれました。（「迷路を抜けた先には何があるんだ……？！」というモヤモヤには気付かなかったことにします）

「人生はニャンとかなる！」「人生はワンチャンス！」と私たちを励ましてくれる人だって、迷いながら生きているんだから大丈夫。

自分から脱出できない男 | 水野敬也オフィシャルブログ「ウケる日記」

マンガの中で療先生も言っています。