ちょいと面白いまとめ記事がありました。
ネットで話題になった”見るだけで自分の状態が分かる”不思議な画像まとめ
今の自分の状態を知るヒントになるカモ?!
というわけで、誰にも聞かれていませんが、こちらの9つの画像について、私なりの楽しみ方・所感をつらつらと書いていきたいと思います。
1 悩みが多いと揺れて見えてしまう画像
錯視の一種ですかね。本当に悩みの多寡が見え方に影響しているのだとしたら面白いですねぇ。
ウィキペディアの錯視のページに詳しい解説があります。
さらに、こちらのサイトには動きまくりの作品がたくさんあります。
錯視は個人差が大きくて、中には見えない人もいるそうです。北岡先生によると「錯視はない方が生存に有利」とのこと。
確かに、視覚で惑わされなければ、騙されることも少なくなりそうですね。
でも、「えー、同じに見えな~い」「動いて見える~、すごーい」などとワーキャー言っている人の方が人生楽しそうではあります。
2 揺れて見える貴方は恋をしています!
えー、ハート、微動だにせず。
恋するフォーチュンクッキー 未来はそんな悪くないの? ほんとに?
3 貴方は右脳派?それとも左脳派?
右回り左回り両方見てみたいんですが、どうやっても時計回りにしか見えません。なんか悔しい。
4 マリリンモンローに見えた貴方は近眼かもしれません
ものっそい目を細めると、ブッサイクなマリリン・モンロー(半笑い)が出現します。
5 疲れている人には揺れて見える画像
疲れてないみたいです私。でも、ずっと見てると酔いそうですね。
6 数字が見えなかった人は注意
内容よりも、「精神分裂症」って言葉が気になります。精神分裂病と統合失調症が混ざっちゃったんですかね。どんな方がこの画像作ったのか気になります。
7 分かる人はオタク?海外で話題になったオタク診断
分かるとなんか嬉しいですね。胸のあたりがフワッと体温上昇します。
こちらに違うバリエーションあります。
「この色にピンときたらオタクです」1秒でオタクかそうじゃないか分かるオタク診断 | デジタルマガジン
引用元の記事。ついつい見てしまいますね。
この画像にピンと来たらオタクらしい | ゴールデンタイムズ
8 アナタの心は綺麗ですか?
イルカがたくさん泳いでいるようには……見えませんね。相当頑張っても、ファーストインプレッションは拭い去れません。
あぁ、もうトトロは見えないのか……。
9.最初に見つけた3つの言葉が今の貴方にとって大切なもの
私の答え:「ゆめ」「じかん」「すいみん」
要するに「ゆっくり寝たい!」ってことでしょうか。
変な言葉を紛れ込ませて、誰かをハメることもできそうですね。ちょっと作ってみようかしら……。
私のおすすめ作品
錯視、だまし絵と言えば、オランダの版画家エッシャー。
こちら「滝」という作品。教科書にもよく登場している有名な絵です。
伊坂幸太郎さんの『ラッシュライフ』の表紙もエッシャーです。
こちらは「上昇と下降」という作品。
療養を始めて間もない頃、ぼんやりした頭でよくこの階段を眺めていました。『ラッシュライフ』の内容にピッタリで、しかも自分の頭の中もこの絵のようにぐるぐるぐるぐる回っていたので、「私と同じだな~」なんて思いながら、ひたすら目で追い続けていました。すごく印象に残っています。
ちなみに、伊坂作品には療養中とてもお世話になりました。新聞や雑誌の大きな文字を拾うことさえ困難だったときも、伊坂さんの本は読めたんですよね。
中でも『ラッシュライフ』は、個性豊かな登場人物がユニークで粋なことを言うので、カチコチ頭の私には新鮮でした。新たな気付きを与えてもらった思い入れの深い一冊です。
最後にもう一つ。安野光雅さんのだまし絵です。こちらも教科書に載っていた作品を見て好きになりました。
子ども向きの作品ですが、眺めていると目が離せなくなります。
何も考えられないときや絶望の中にいたときは特にこういう矛盾した世界に魅かれました。というか、これをボーっと見ていると時間を潰せたと言った方が正確かもしれません。
何度見ても飽きないんですよねぇ、不思議な魅力があります。
最後に
時間に余裕のある療養期間だからこそ、普段手にしないような美術作品や心理学の本などを眺めてみると、新たな発見があるかもしれません。オタク道を究めるのも良いでしょう。
まぁ、しんどいときは、ページをめくることさえ大変なんですけどね。
また面白いサイトや作品を見つけたらご紹介させていただきます。
あなたが少しでも苦しみを忘れられる「お楽しみ」を見つけられますように。