「英語がわかる、わかるぞ!」になる方法

あなたは英語が得意ですか?

私は苦手です。英語で書かれたページを開くと「はい無理ー」と思考が停止してしまいます。

そんな苦手意識を少しでも和らげようと、数年前からちょっとずつ勉強しているのですが、英語力の向上を実感できません。まあ、意識低めのちょろちょろ学習だから当然なのですが。

それでも一応毎日やっているんだから、少しくらい理解度上がってるんじゃない? そう期待してしまうのが人情というものです。

でも、ダメ。わからない。これといった手応えを感じられない。

そんなとき実行しているモチベーションアップ術があります。

それは、まったく馴染みのない言語を学ぶこと

これだけで、「英語がわかる!」という感覚を得ることができます。

 

以前、言語学習アプリ「Duolingo」について書きました。ランキングで競争心を煽られるという話です。「Duolingo」のランキングにはユーザー名(ニックネーム)が表示されます。その中にどうやっても読めない文字が毎回いくつかあるんですよね。これがとても気になる。

ロシア語、アラビア語あたりの文字がどうやっても読めない。もはや暗号にしか見えない。そのわからなさ具合に感動すら覚えるほどです。

そこで、気になった言語の入門書をパラパラめくってみました。文字の種類や書き方、読み方が丁寧に解説されています。ひらがな・カタカナを教わった幼年時代を思い出します。短い文章なのに何一つわからない。この「まったくわからん!」という体験が新鮮で楽しい。眺めているだけで面白いんですよね。

ロシア語、アラビア語、タイ語など、気になった言語の文字を飽きるまで眺める。気負わず、暗号解読ゲームをプレイするような気持ちで。

そうやってしばらく馴染みのない言語に触れたあと、英語コースに戻ります。

すると、パーッと視界が開けます。

「読める、読めるぞ!」

文字を文字として認識できることに感激してしまうのです。

理解度は変わっていないのに「私は英語がわかる!」と思える。英語ができない劣等感が変換される。素晴らしい。この肯定感を糧に学習を続けていけば、きっと良い結果につながるはず。

そう信じて、今日もポチポチやっています。

 

いやそれにしても言語って面白いですね。

英語とは違う系統の言語を選ぶと、より「わからん度」が高くて楽しいです。アラビア語の書き取りをすると、まるで自分が能力者であるかのような気分になれます。

並んだ記号が意味を成していると理解できること。これは当たり前じゃないんだなぁ~としみじみ感じながら、言語にまつわるアレコレをつまみ食いする日々です。

 

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