「うつ」というエサに釣られました。
うつ、アレルギー……原因不明の病がみるみるよくなる食事 オーソモレキュラー療法 | PRESIDENT Online
オーソモレキュラー療法とは、体内の栄養バランスを整えて、健康を維持していきましょう!というもの。食事療法とサプリメントを使います。
現代人は、糖質をとりすぎ&タンパク質が足りない。
→ 糖質を制限し、タンパク質を積極的に摂取せよ!という指導方針です。
あー、確かに。私も糖質摂りすぎてる……。甘いもの好きだし。って、あれ? 糖質って糖類? 他に何があるっけ?
と、栄養学がさっぱりピーマンな私は調べました。
糖質は、三大栄養素の一つで、活動するために必要なエネルギー。ですが、とりすぎると、体内に脂肪として蓄積されてしまいます。その結果、糖尿病になっちゃうかもしれないから気を付けてね!と。
記事内にある「よい食事vs悪い食事」の図にGOOD・BADな食品が示されています。
イワシやサンマは天然の抗うつ薬とも言われます。タンパク質をあなどってはいかんですね。
「うつ」に効く食べ方 ― バランスが大事!
さて、オーソモレキュラー療法について、もう少しチョロチョロ調べてみましたら、こんなサイトがありました。先の記事に登場した溝口氏が代表を務める組織です。
うつ病に関する説明もありました。
<これが足りないとうつ病になるかも!な栄養成分>
- 鉄
- 亜鉛
- ビタミンB群
- タンパク質
- コレステロール など
コレステロールって、生活習慣病につながる悪者というイメージでしたが、これも少なすぎるとダメなんですね。体の細胞膜やホルモンをつくる大切な栄養成分。要するにバランスが大事ってことですね。すべてに共通することですけど。
以前、「うつ」に効果がある食品や栄養素を紹介する本を読んだときにも、これらの成分が良いと書いてありました。
憂うつ、気分が落ち込んだときに効く食べ物
次の3つを含む食品をとって、脳を活性化!
①トリプトファン(セロトニンの素となる必須アミノ酸)
マグロ、カツオ、牛・豚肉の赤身、レバー、豆腐、バナナ、チーズ、ピーナッツ、牛乳
②ブドウ糖(トリプトファンを脳に運ぶ)
炭水化物
③ビタミンB6(トリプトファンをセロトニンに変身させる)
肉、魚
※さらに、ビタミンB2・ビタミンCを一緒に摂ると、より効果的。
ビタミンB2(脂質の代謝促進)
レバー、キャビア、のり
ビタミンC(コラーゲン・ホルモンの合成、鉄の吸収、抗酸化作用)
アセロラ、ピーマン、ゆず
(『「うつ」は食べて治す』より)
冒頭の記事では、糖質のとりすぎに注意とありましたが、セロトニンを作るためにはブドウ糖が必要です。タンパク質だけを一生懸命とってりゃいいってわけじゃないんですね。
さらに、バランス良く食べることの他に、運動をすること、規則正しい生活をすることも大切です。
食生活を見直すコツ
栄養バランスのとれた食生活を心がけましょう!
なんて言いながら、私は栄養なんて一切無視していました。不調のときは何を食べても味なんてしなかったし、仕方がないからハッピーターンを2・3枚かじるという生活。これじゃダメですよね~。
栄養管理は、家族や周りの人にも手伝ってもらいましょう。
そういえば、生姜湯をせっせと飲んでいた時期がありました。藁にもすがる思いで買った『生姜力』という本の影響です。「うつ」に効いたかはよくわかりませんが、食生活について考えるきっかけになりました。
こんな感じで、気になる食品から試してみるっていうのも一つですね。一気に変えようと思うと疲れちゃいますから。
ちなみに生姜湯、冷え症には効果ありましたよ~。美味しかったので続きました。そういうのも大事ですよね。
「楽しむ」が一番!
おまけ
【おいしい生姜湯の作り方】
- すりおろした生姜を湯のみに入れ、熱湯を注ぐ。
- 黒糖(またはハチミツ)で甘みを加える。
- まぜまぜしたら、できあがり!
【効用】
肩こり・冷え症・便秘・吐き気・二日酔い・婦人病・胃炎・胃潰瘍・狭心症・心筋梗塞・食欲不振・風邪・痛み全般・疲労・夏バテなどに効くとか効かないとか。
<参考書籍>
【本の紹介&うつ病×生姜の体験談】
心も体もポッカポカ!冷え性に効く生姜湯(うつにも効く?)
実は、自分は、10年程前に、このオーソモレキュラー栄養医学の事を家で取っていた新聞で知り、回らない頭で、この治療法について5年以上色々と少しずつコツコツ調べて、3年ほど前から、溝口クリニックの治療を受けています。
ただ、サプリメント代に掛かるお金が、保険適用外で、検査代金と合わせると、一度で10万は掛かってしまうのと、うつだということもやっと理解されてきた状態で、高額なサプリメント代ということで、家族等の周囲の理解が得られにくいということで、さらに5年近く、かなりタメライました。
この治療を受けるキッカケになったのは、5年間以上も調べたオーソモレキュラー栄養医学に対しての研鑽の努力と知識から生まれる自信のような思いだけでした。
そして、この時はまだアルバイトが週に3日ほどしかできない状態だったので、そこで稼いだ給料を貯めて、インターネットや書籍で調べた範囲で、自分が出来る食事や運動に気を付けて、少しずつ体調も良くなって来たので、本格的に3年前に治療を受け始めています。(2014年の現在では、個人個人の予算に合わせて、保険適用内でのサプリメントの購入もできるようです)
そのお陰も有りなのか、心身共に安定することも多くなり、少しずつ
自分の考えも人に伝えたり出来るようになってきました。
ただ、治療開始したばかりの時は、自分のあまりにも苦しい現状にあるほど、サプリメントは副作用が無い、薬以上の魔法の物質の様に思っていた時もあり、その様に思って飲んでいるとプラシーボ効果という思い込み心理効果で、効く時もありましたが、
自分の感情等のコントロール等の考え方(認知)に問題があった自分にとっては、その思い込みが過信となり、それまで押し込めていた感情のエネルギーが解放されてきて、一時的に身体は楽になって、動けるようになりましたが、知らず知らずの内に無理をしてしまい、治療前よりも体調が悪化してしまい、せっかくの仕事を辞めてしまうということもありました。
ここまで自分で体験し、反省した事は、サプリメントによる治療効果も有ると思いますが、
それ以上に日常生活の生活習慣を見直すことが最も大事であると思いました。
日常生活の基本的に役に立つ、重要な食事や運動等の正しい知識を身に付け実践して、時に医療機関を受けて、その上で、少しずつサプリメントの知識も身に付けて補助的に必要に応じてサプリメントを摂取するという事が、病気が治る近道だと思っています。
何よりも、先ず医療機関に掛かり、医師やカウンセラーの協力を得て、
自分の出来る食事や運動等の日常生活の範囲から少しずつ改善していくという地道な事が治療の土台であり、最も大切な事だと、ナミさんのブログを読ませてもらう度に痛感しています。
すいません、一気に今まで体験した事の一部分を上手く纏まらずに書かせて頂きました。。。
>伸(shin)さん
おぉーーー、そうだったんですね。貴重な経験談を聞かせてくださり、ありがとうございます。実際に治療を受けられた方のお話はとても参考になります。
オーソモレキュラー療法は今回初めて知りました。以前サプリメントが効くという話を聞いて、試してみようと思ったことがあるんですが、如何せん値が張りますゆえ、諦めました。やはりかなり費用がかかるんですね。
とは言え、プロの指導のもとで栄養管理を徹底するのは有益なことですよね。食は命の源とも言いますし。
伸さんがおっしゃる通り、運動をすること・生活習慣を整えることも重要ですね。まぁ、それができるようになるまでが大変なんですけれど……。
コメントを読み進めるうちに、本格的に料理を始めたくなりました。栄養バランスを考えた食事作りを。って、気持ちだけで終わりそうですけどね。
オーソモレキュラー栄養医学のことや専門的なお話、勉強になりました。またいろいろ教えてくださいね。ありがとうございました。