生きるって何でこんなにしんどいんだろう?
過去の失敗、勘違い、思い上がり、すれ違い、裏切り……。嫌なことばかりが思い出されて、逃げ出したくなる。
先を見れば不安ばかり。明るい未来なんて描けない。絶望。お先真っ暗。
これらの感情や衝動をなくそう、考えないようにしようというのは難しいものです。
それでも……ちょっとでもいいからラクになりたい。
それならせめて、嫌なことよりもたくさんの楽しいこと嬉しいことに目を向けよう。
無理にでもワクワクをつめ込めば、嫌なことを思い出す回数もきっと減るはずです。
ときめきバッグに詰め込んで朝焼け列車に飛び乗ろうと彼も言っています。
嬉しい・楽しい・大好きを見つける方法
「楽しいと思えることを考えよう!」ってそれで素直にワクワクできたら今こんなに悩んでないですよね。
こういうときは自分に目が向いています。自分しか見えていない。
人と比べてしまうときもそう。一見他人のことを見ているようですが、他人を通して自分のありようを見ているだけなんですよね。
だから、もっと外の世界に目を向けよう。そう思います。
空がキレイだな。猫が可愛いな。カルボナーラがおいしいな。
美しい花の色とほのかな香り、心浮き立つ音楽、思わずニヤける小話。
外界のものを見つめてみる、観察してみる、味わってみる。
私が目を向けたい「楽しい」は……
- 本を読むこと
- 音楽を聴きながら服や小物を作ること
- 映画を観ること
- マンガを一気読みすること
- コーヒーで一服すること
考えるだけでワクワクするようなことは、イライラ・モヤモヤを忘れさせてくれます。
「そんなのない!」と思っても、頑張って探しましょう。
「昔好きだったなぁ~」でもいい。それを集めることで何かしらの発見があるから。
「うれしい!たのしい!大好き!」
こんなふうに歌い切るのはハイレベルではありますが、取り入れたい姿勢です。
嫌な気分から抜け出せないのは嫌な気分でいたいからかもしれない
少しも楽しめない……。
どうしようもなくつらい、うつ病急性期。
美しい空も花も音楽も、すべてが哀しく映る。
楽しい、ワクワクなんて感情は一切ない。
そういうときは、眠るに限ります。病気は休んで治すもの。嵐が過ぎ去るまで耐え忍ぶ。
そして、気分がましなときに、好きだったことについて考えてみましょう。心がほぐれる“いいこと”はきっと見つかります。
そのために、良い状態「こうなったらいいな」を隅々までイメージする。色、形、手触りなど細かなディティールまで。くり返しくり返し。
悪い状態しか思い描けないときは、悪い状態でいたいのかもしれません。
「良くなること、変化が怖い」
「私は幸せになっちゃいけない」
「もう傷つきたくない」
だから、自分にストッパーをかけている? あるいは、まだ嫌な気持ちを消化している最中だとか。学びを得るために必要な感情だとか。
そういう心理を探ってみるのもいいですね。
焦ったり困ったりせず、何でも面白がりたい。私はいつもそう思っています。なかなか難しいですけどね。
本日の結論
嫌な記憶を思い出して叫び出しそうになったときは、可愛いものに会いに行こう。
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きゃわわなコリラックマ。
きゃわわなコジコジ。
きゃわわなビーンのテディ。
可愛いは正義!
いつも読ませてもらってます!とても参考になります。今回のはうじうじしてるわたしにはぴったりでした。頑張ります!
ちはるさん、はじめまして。
いつも読んでいただいているだなんて、とても嬉しいです。ありがとうございます。
ちはるさんはちはるさんのペースで素敵な毎日をお過ごしくださいませ。陰ながら応援しています。
ナミさんお久しぶりです。
コメントを残したい記事があったのですが、なかなか言葉にできず書き込めませんでした。
うまく書けないかもしれませんが伝わるといいです。
わたしも嫌な記憶や自分の失敗を思い出してはつらい気分になります。
でもさいきん趣味ができました。
演劇鑑賞に近いものです。
最初は熱中してなにもかも忘れて観れるのですが、途中から雑念が頭の中をぐるぐる回って、せっかくの「今」を楽しめず過ごすこともしばしばです。
雑念とはさきほど言った、他人にされた嫌なこと、自分がした悪いことなどです。
熱中できる何かがあるのは幸せなことだと感じています。
ただ、最近はその「雑念」のせいでなんとなく自分に自信をなくしつつあります。
やはりまだ体力、集中力が回復していないのかなあと…。
ナミさんはこんなこと感じたことはありますか?
やはり骨折と同じで古傷が痛む、なかなか前のようにはいかないのでしょうか。
よかったらナミさんのお返事聞かせてください。
いつもありがとうございます。
エマさん、コメントありがとうございます。
うーん、なるほど。かなりしんどい日々を過ごされているんですね……。
私もしょっちゅう過去の嫌なことを思い出して「うわあぁぁぁぁ!」と悶えています。そういうことを思い出さない日はないんじゃないかなぁ……。
エマさんがおっしゃるように、体調が悪くて気分がふさいでいるときには、特にそういったつらさは増すように感じます。悪いことばかりに目が向いてしまって。
過去に捉われないことが大事だとわかっていても、なかなか難しいですね。私の場合、何度も自分の行いを悔いたり、悲しかった出来事を思い出したりすることで、過去のつらさを強化していました。なので、不快感に「楽しい」「嬉しい」を注いで、少しでも薄めることを心がけています。
気持ちを整理することで不快感が軽くなるときもあります。何がどう嫌なのか、理由、どうしたらこの気持ちが解消するかなどを思いつくままに書き出して。
……で、いまだに嫌なことを思い出しては悶絶しているという具合です。
趣味ができたとは言え、途中から楽しめなくなってしまうのはつらいですね。それでも、一瞬でも喜びを感じられたのならば、それは素晴らしいことですし、大きな変化だと思います。これから明るい方向に向かっていくきっかけになるのではないでしょうか。演劇鑑賞(に近いもの?)は五感を刺激して活力を与えてくれそうですしね。
エマさんのつらさ・苦しみが少しでも和らぐことを祈っています。