「あーやりたくないな~」と思うことはありますか?
私はそういうことがしょっちゅうというか、面倒臭がらない日がないといっても過言ではありません。
そうは言っても、やらなければいけないことはやらなければいけないので、仕方なくやるわけですが、特にやれと言われたわけじゃないけどやった方がいいよね(でもめんどい)という事柄もありますよね。それをどうやって実行していくかが問題。
というわけで今日は、怠け心に負けそうなとき、モチベーションを保つ方法をご紹介します。
これは、体調を崩しているときには使えない方法なので、調子が悪い人はゆっくり休んでください。
そして、頑張りたい気持ちがあるのに怠け心に負けてしまう人は、ちょっと試してみることで頑張れちゃうかもしれません。
一つ注意しなければいけないのは、本当は休養すべき時期なのに「やらねば!」と焦る気持ちを「頑張りたい!」と混同してしまうことです。特に問題なくできればいいのですが、「やっぱりできなかった、自分はダメ人間」とネガティブ思考に陥ったり、頑張りすぎた反動でダウンしてしまうこともあるので、あまり力まないように。
それでは、肩の力を抜いて、参りましょう。
怠け心に打ち勝つ方法
「あーやりたくないな~」と思ったとき、私は以下の方法で何とか行動に移すことに成功しています。めちゃ簡単です。
それは、
たったこれだけです。
例1)
あ~布団から出たくないよ~
「私は今、試されている」
例2)
あ~運動するの面倒だよ~
「私は今、試されている」
例3)
あ~もうお風呂お休みしちゃおうかな~
「私は今、試されている」
静かに威厳を持って語りかけます。自分を支配する己の声を全身に響き渡らせるように。
そうすることで、怠け心に対抗する気持ちが生まれます。
事を為すために必要なこと
面倒だなんだと言いつつも、頑張りたいと思っている自分はちゃんといますよね。だけど、怠け心はしぶとくて、打ち勝つのは難しい。自然に「よし、やるか」と思えることもあるけれど、「やらなきゃ、でもめんどい~」に陥りがち。そしてそう思ったが最後、サボロー君が勢力を拡大していきます。
そういうときに「私は今、試されている」と言うわけです。これはなかなか悪くなくてですね、「ちゃんとしたい」「よくなりたい」「頑張りたい」と思っているときには有効です。
別に「今すぐやれ」「頑張れ」と言うわけではありません。基本的にはやってもらなくてもどっちでもいい。ただ、「面倒だな~怠けたいな~」と思ったときこそ試されているんだ! とふと思ったときがあったんですよね。やる気満々のときは、特に苦労しなくても頑張れるじゃないですか。でも、その気持ちが弱まったとき、行動を持続するのが一気に難しくなる。このときこそ勝負だよなと。
それで、イチロー選手のことを思い出しました。彼はどんなときでも練習を欠かさないと聞きます。この話を自分に引きつけて考えるのは大変に恐れ多いのですが、それでも、どんな状況であれ自分に必要なことを淡々と積み重ねていくことは事を成すために重要なことだし、何より尊いことのように感じられます。きっと私が「うあ~怠けたい~」と思ったときもイチローは当たり前のようにトレーニングをしている。そんな映像を思い浮かべたとき、この怠け心が顔を覗かせた瞬間が勝負どころ! と思ったんですね。
雨の日も晴れの日も、やるべきことを淡々とこなす。
これができたら、なかなかイケてますよね。
変に気負わず頑張れます
この方法は私に合っているようで、「早くやらなきゃ」と自分をせかしたり「こんなことじゃダメだ」と叱咤するより、自然に頑張れます。頑張るという気負いもなく、静かに行動に移せる感じ。これは先ほども言ったように、やることを強要していないからです。
「別にやらなくてもいいよ、でも頑張ってやってみたら、高みに近づけるよ、でも、それを決めるのは貴方だから、やりたくないならやらなくていいよ」
こう言われて怠けてしまうのはちょっと癪だわ……と思うわけですね。
さらに、この呼びかけが優れているのは、体調が悪いときにもそこまで罪悪感を抱かせないところです。
そもそも体調を崩しているときに「私は今、試されている」と呼びかけるのはよろしくないわけですが、それでも試されてると言われたら、「いや、今日はちょっと頭痛がひどいから難しいですね」とか「いま無理するより、少し休んで回復を待ってからの方がいいですね」とか言えます。うつ病で休んでいるときだったら、「先生に休養してくださいと言われています」とか。
それでも「こんなことじゃいけない、頑張らなきゃ」と焦ってしまうことはあると思うんですけど、それなりの理由が見つかれば、できなかったときに「まぁ、この状況では仕方ないか」と考えやすくなります。自分を必要以上に責めないことは大事です。
というわけで、「やらねば(でもやりたくない~)」と思ったときは、それを「私は今、試されている……!」に置き換えてみると、心構えが少し変わるかもしれないし、気負いすぎずに行動に移せるんじゃないかなーと思います。
達成感を味わえます
そして、怠け心に打ち勝ったときにはこう言います。
「克己心!!!」
意志の力で、自らの欲望や邪念に打ち勝ったぞ、私にもそういう精神があったぞ、と。
別に「克己」じゃなくても何でもいいんですけど、最初にこの言葉が思い浮かびました。きっと「こっきしん」って音が気に入っていたんだと思います。意味の割に激しい感じがしないじゃないですか「こっき」って。意味を音だけで表すなら「ぶち破る」みたいなイメージです。だから最初この字を見たときも読めなくて。文脈から意味は何となくわかるものの「こっき? 思ってたんと違うー」って。その印象が残っていたからだと思います。あとちょっとエレガントな感じがするのもいいよねって。
まぁこのあたりはどうでもいい話で、何が言いたいかというと、できたときに「できたぞ」と認めることは大事だね、ということです。
「試されている」と自分に呼びかけたときは、わざわざ「頑張ったね」とか言わなくても自然に「めんどいけどやったったー!」という気分になれるのが良いですね。事を為した瞬間に達成感を味わえる。たとえ歯を磨いた、顔を洗ったレベルでも。
「こんなことできて当然」とか言っちゃうとダメです。実際、当然じゃないからできてないんだし。自分の実力を認めなければいけません。あと、病気のときはできなくて当然です。だから責めちゃイヤ。
最後に
「自分的にすごい」を大事にして、一つ一つ試練を乗り越えていけば、きっといい感じになれます。
だからといって、試練を乗り越えなくたって問題はありません。
「気づいたら試練乗り越えてたっぽい」ということもあると思います。
変に力む必要はありません。
ただ自分が望む方向に進めばいいだけ。
すべては貴方次第です。
今回のブログを読ませてもらって、ある、スレを思いだしました。 それは、母親をなくしてはじめてわかる15のこと というスレです。
その中に、守らなかった言い付けを急に守るようになる。というもがあります。なみさんのものとは、若干ニュアンスが違うかもしれませんが、母に試されているような気がしました。
克己心、読めませんでした
かんこしん?なんじゃそりゃとw
『自分は今、試されている』
いい言葉ですね、かっこいいし
小説や漫画の主人公になった気がしてw
イライラ、悲しさがぐるぐるループする時は、是非この言葉を使わせていただきますね^^
やる気を出すのに苦労していますが、いろいろ試してみましたが、やる気って待っていても出てこないですよね。
やらなければいけないことはやるしかないので、まずは、行動する、1分でも良いからやってみる、しかないかなと思っています。
1分できれば、5分くらいできますからね。疲れたら休憩。また1分やってみる、の繰り返しですね。