「問いを立てる力」を鍛えるには

対話型生成AIってほんとにすごいですよね。

膨大な情報を簡潔に要約してくれたり、限られた情報から推測して多角的な答えを導き出してくれたり。機械的な作業を数秒で完了してしまうし、設定を変えれば、友達のように会話してくれたりもする。

多くのサービスがリリースされ、ぐんぐん精度も高まって、毎度驚かされることばかりです。

 

そんな生成AIと対話をする中でひしひしと感じるのが、質問力の重要性。

単に答えを見つけるスキルではなく、答えがまだ見つかっていないことについて質問する力、着眼のスキルがこれからの時代、ますます必要になるのだろうなぁと感じます。

質問というより、的確な指示を与える能力といってもいいのかもしれないですね。

「こうこうこういう答えを出すために、あなたは今からこれとこれをこういう流れでやってくださいよ」と伝える。プロンプトというやつですよね、最近よく聞く言葉です。

「問いを立てる」、これが人間の大切な仕事ってことになるんですかね。

難しいな~。

 

では、質問力を鍛えるにはどうしたらいいのでしょうか。

抽象的に考えることは日頃心がけていることですが(全然できてないけど)、そこから問いを立てるのはまた別のステップになってきますよね。

例えば、こんな疑問。

複数の対象について抽象的に考えて、新たに意味や価値が浮かび上がってきたとする、で、それを新たな問いにつなげるにはどうしたらいいんだろう? 新たな視点が生まれたら自然に次の疑問が生まれる? 問いを生み出すコツや練習方法みたいなものがあるんだろうか?

……と、ChatGPTに聞いてみました。以下、回答のざっくりまとめです。

  • 「なるほど!」で終わってしまうと、疑問は深まらない
  • 次の問いにつなげるコツ
    • 視点を変える
    • 極端にする
    • 矛盾を探す
  • おすすめの練習方法
    • 「だから?」や「なぜ?」を3回繰り返す
    • 1つのテーマについて、問いを10個出してみる
    • 1つの問いをさらに深めて、枝分かれさせていく

てな具合に回答されると「なるほど!」と終わってしまうんですけどね~。ここから問いを連鎖させる習慣をつけましょう、というお話ですね。はい。わかりました。

対話型生成AIに親しみを感じて友達みたいに思っちゃってるけど、AIはあくまでもツール。

道具に使われないようにしないとですね……。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です