近頃、何度も同じ話をしてしまいます。ブログにも同じ話を書きがちです。
同じことをくり返してしまうのはなぜでしょう。
脳が退化しているのでしょうか。
子供の頃は、なぜ大人は同じ話をくり返すのだろうと疑問に思ったものです。
しかし、いざ自分が大人になってみれば、同じ話をくり返す人間になりつつある。なんてこったい。
同じ話をくり返すことは、必ずしも悪いことではないと思います。例えば、ブログに同じ話をくり返し書くのは、それが自分にとって重要なテーマだとわかるので有用です。
しかしながら、人と会話するときに同じ話をくり返すのは考えもの。聞かされる側はうんざりすることでしょう。
では、どうすればいいのか。
考えられる対策は三つ。
一つ目は、新しい話題について話すこと。最近読んだ本や観た映画など。最新ニュース、時事ネタも? 「政治・宗教・野球の話は対立を生むからするな」とはよく言われますが、どうでしょう。天気の話を広げるのは難しいですが、会話のジャブとしては無難です。
そして二つ目、過去の話をしないよう気をつけること。特にウケのいい鉄板ネタはくり返しがちです。抽象的な話ならまだしも、具体的なエピソードをくり返すのはよくありません。新鮮味のないエピソードトークにそれなりの相槌を打つのはちょっとだるい。私の場合は、同じ話をくり返し聞かされると、ものすごくニコニコしてしまいます。(それ聞いたよ~、でもめっちゃ楽しそうに話してるな~、途中で断ち切るの悪いしな~、うんうん、その展開ね、知ってる知ってる~)という具合です。もし自分がそう思われていたら恥ずかしい。相手を困らせるようなことはしないぞという決意を胸にいきましょう。
対策の三つ目。黙ること。「沈黙は金」です。「言わぬが花」「口は災いの元」という言葉もあります。自分の話はしない。ひたすら聞き役に徹するのも良いでしょう。相手の話を聞き出す際のヒントとして「木戸に立ちかけせし衣食住(気象・道楽(趣味)・ニュース・旅・知人・家庭・健康・仕事の頭文字+衣食住)」が役立つかもしれません。
まとめましょう。同じ話をくり返さないために必要なことは、
- 常に好奇心を持って、視野を広げる。
- 過去を振り返らない。
- 余計なことは言わない。
果たして私にできるでしょうか。
そもそも、「同じ話ばかりしてしまう」という話も、すでに何度もくり返ししちゃってるんだよなぁ。