先日、何年か振りにお酒を飲んだら、ぽやややゃ~んといい気持ちになりました。悩ましい問題がいろいろあるにもかかわらず「ま、いっか」と思考が飛んでいくなど。
この変化には驚きました。シラフの状態だったらありえない。
頭にぽよよんとお花が生えてフワフワフワフワ、全身筋肉がほどよくゆるんでいい感じ。200mlやそこらで頭がぽや~んとなれるとは何とコスパが良いことでしょう。酒ばかり飲んでいる人の気持ちもわかる気がしました(自分だって病気をする前はそれなりの量を飲んでいたので酒好きの気持ちは知っているつもりだったけどこのたび再確認したよの話)。
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飲酒時のぽややん感を思い返しながら、アルコールの作用について厚労省のサイトを見てみました。
アルコールは中枢神経・循環器・脂質・血液凝固・内分泌に作用するらしい。この中で気になるのはやはり中枢神経。
で、精神安定剤は作用する神経伝達物質の受容体が決まっている。一方、アルコールは作用する場所が決まっていない。へぇ~、そうなんだ。
ほどほどの濃度であればアルコールは蛋白に結合して機能を変化させる。何の機能をどう変化させるのか……いろいろ? 有名なのは中脳辺縁系や即坐核におけるドパミン放出だそう。なるほど。
血中のアルコール濃度が100mg/dlまでであれば、脱抑制・リラックス効果があるんですって。それより濃度が高くなると、効果は下降する一方。さらに一定の濃度を越えると小脳の機能が低下するとあります。脳機能低下と言われるとちょっとビビっちゃいますね。
まあ家では測定できないから血中濃度と言われても「へぇ~」としか言えないんですけれども。先日の感覚から言っても、350mlビール1缶くらいまでが適量っぽいですね。これ以上増えると爽快感を味わうって感じではなくなるのかも。もちろん酔い方にも個人差があるので一概には言えませんが。
というわけで、お酒は適量であればプラスの効果を得られるということを再確認したのでした。
とは言え、私はこれからも自らお酒は飲まないと思います。
一つは気分安定薬を服用していること。もう一つは、お酒はお茶や水より値段が高いこと。いやまあ安いお酒もありますし、気持ちよくなれることを考えたらむしろ激安なのかもしれないですけれど。薬を飲んでいる間はやめとこーという感じです。双極性障害を患う私が服用しているラモトリギンの薬理作用メカニズムはまだよくわかっていないと言いますし。刺激はできるだけ少ない方がいいんじゃないのってところで。
お酒以外の方法で、ぽやややゃ~んといい気持ちになれる方法を見つけられたらいいなぁ。できれば刹那的なものではなく、永遠っぽいものを希望。
巷で耳にするところでは、爽快感を得る方法は他にもいろいろあるようです。もちろん合法で。
参考:
飲酒のガイドライン | e-ヘルスネット(厚生労働省)
「酒でも飲まなきゃやってられねぇよ~!」というときにはあまり役に立たないかもしれないが健康のために守るとよさげなガイドライン「12の飲酒ルール」等。
わたしも普段はお酒飲まないようにしています。性格的にアルコール依存症になりそうなので。。すこしのお酒は悪くないそうなんですけどね。
更新ありがとうございます。なみうつブログとの付き合いも 7年を過ぎようとしています。