孤独を感じて泣きたくなったとき自分の心を癒す方法

オレンジのシート

友達も知り合いもいなくて独りぼっち。
楽しそうに笑い合っている人たちの姿を見るのがつらい。
寂しいのに、人とつながることが怖い。

そんなとき、どうやって気持ちを立て直していますか?

今日は、孤独の悲しみを軽くするためにできることを私なりに考えてみました。

根本的な解決にはならないかもしれませんが、新たな一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。

仲間を求める気持ちが強いほど孤独感も強くなる

一人ぼっちがこわいから ハンパに成長してきた

「孤独」と聞くと、このフレーズが頭の中で流れます。ブルーハーツの「チェインギャング」。

一人ぼっちになるのが怖くて、仮面をつけて生きてきたけれど、それはとても息苦しくって、傷付くこともたくさんあって、そんなことならもう一人ぼっちでかまわない。

そういう歌だと勝手に解釈して勝手に自分の思いを重ねています。

人のぬくもりを求めている限り、孤独感はついて回るものなのかもしれません。そして、孤独を感じるからこそ、何かしらのパワーが生まれるんだとも思います。

 

傷口の痛みが癒えるまでは待てばいい

独りぼっちで寂しくて、自分の殻から脱け出そうとしても、過去に受けた心の傷がうずいて一歩を踏み出すことができない。

そういうとき、どうやって自分の心を支えていけばいいのでしょうか?

まずは、心の傷を癒すこと。ケガを負ったばかりで出血がひどければ止血を。傷口が大きければ縫ってもらわないといけません。

手当をして痛みが治まってきても、完治するまでには時間がかかります。完全に痛みがなくなっても傷跡が残る場合もあります。何かの拍子に傷口が痛むこともあるかもしれません。

でも、傷がふさがって皮膚が再生すれば、とりあえず大丈夫。ばい菌が入ることもないし、何か他のことに意識が向いている間は忘れてしまいます。ここからは、痛みよりを快感を探していくことにしましょう。

 

友達や恋人がほしければ、出会いの数を増やそう

孤独を感じるとき、あなたは何を求めていますか?

友達? 家族? 恋人?
仲間がほしい?

その望みを叶えるためには、人と会う機会を増やすことが一番の近道になるのではないでしょうか。

出会いの数の増やし方(仲間集めゲーム)

・外へ出かける
・友人・知人に連絡を取ってみる
・趣味、習い事、ボランティアなどを始めてみる
・インターネット上のコミュニティ、SNSに参加してみる

この他にも、毎日同じ時間に散歩したり、喫茶店やコンビニの常連になれば、顔見知りができるかもしれません。

良好な人間関係を築こうとして、うまくいかなかったらショックですが、そのときはまた新たな出会いを探せばいい。

痛い思いをするとなかなか立ち上がれないけれど、死ぬわけじゃないし大丈夫。焦らず何度でもチャレンジしようじゃありませんか。仲間集めゲームだと思って。

 

自分の時間を充実させる5つの方法

どんなにたくさん友達がいても、寂しさや虚しさを感じることはあります。

自分で自分を肯定することができないと、他人から何を言われても「ほんとにそう思ってるのかな?」と疑心を持ってしまいます。「自分はダメな人間だ」と信じている人に「そんなことないよ」という言葉が届かないように。

人に認めてもらうことでしか自分の価値を計れなくなってしまう場合も同様に、本当の意味での充足は得られません。常に不安がつきまといます。

そういうときこそ、自分で自分を満足させてあげることが必要です。私なりの「自分の時間を充実させる方法」は次の5つです。

1.好きなことに没頭する

自分が楽しいと思えることをするのが一番です。新たな趣味を探すのも一興。内面世界はちょっと休憩して、外の世界に目を向けてみましょう。

2.体を動かす

体を動かしている間は、余計なことを考える暇ありません。全力で走ったあとの爽快感。体はぐったり疲れても、その苦痛さえ心地良く感じることもあります。

山登りや水泳も良いですね。噂によるとサーフィンやボディボードは無心になれるらしいですよ。ボルダリングなんかも面白そうです。

不調のときには、なかなか本格的な運動は難しいので、まずはのんびり歩くことから。季節の草花を楽しみながらの散歩は今すぐできるのでオススメです。

3.自然とふれあう

土いじりをしたり、植物を育てたり、美しい花を愛でたり。

命は身の回りに溢れていて、それを感じると小さな安心感を得られます。

空を見上げる。海を眺める。森を歩く。

ありのままの自然にふれたとき、きっと何かを感じるはず。

4.動物とふれあう

動物とふれあえば、命の鼓動をじかに感じられます。ペットは人の心をも癒してくれる愛すべき存在です。動物園や水族館へ行ったり、猫カフェ・うさぎカフェなどに足を運ぶのもいいですよね。

5.自分の手で一から作り出す

満足感を得るためには創作活動が効果的です。陶芸とかプラモデルとか料理とかお絵描きとか何でもいいので、とにかくやってみましょう。

「できた!」という達成感は自信につながります。熱中している間は独りぼっちの寂しさも忘れられます。

 

心が喜びで満たされれば孤独だって楽しめる

ここまでいろいろ書いてきましたが、これですべてが解決できるわけではありません。

そもそも、孤独を感じない人っているのでしょうか?

一人で生まれて、一人で死んでいく。そう考えたら、切ないし寂しい。きっと誰だって感じていることです。それは決して悪いことでも否定されるようなことでもありません。

孤独という空洞があるとして。不安とか悲しみとか憎しみとか、嫌なものに目を向けていると空洞はどんどん広がっていきます。飲み込まれそうなほど大きく。

それは果てしない。止まらない。だから、ついついその現状に甘んじてしまうこともあります。それがちょっと気持ち良いみたいな。

でも、その反対 ― ご機嫌になれることをしたほうが何倍も何十倍も気持ち良いんですよね。最初は勇気がいるし怖いけど。

今よりましになりたい、良くなりたいと思うなら、楽しいことを考えればいい。思いつくままに空洞を埋めていけばいい。自分の好きなものをつめ込んでいったら、きっと心も喜びます。

好きな人、好きな風景、好きな考え方、好きな物語、好きな食べ物、好きなスポーツ……。

空洞を完全に埋める必要もないし、その空洞が与えてくれる気付きもあります。孤独を愛するってそういうことなのかな~なんて思ったりして。

自分で自分を肯定できるようになれば、他人も肯定できるようになります。そうすれば、自然体で人と接することができるようになって、輪も広がっていくでしょう。

そういう過程を経て、一人きりでいる時間も満足できるようになるのではないでしょうか?

あなたの悲しみが少しでも軽くなりますように。

 

<本日の一曲>
(孤独と生きづらさを抱えるすべての人にパワーを与えてくれる名盤だと声を大にして言いたい)ブルーハーツのベストアルバム。

▼前にも「チェインギャング」について書いてました。どんだけ好きなんだ私。
「苦しいよ」ってブルーハーツも歌ってる

3 COMMENTS

十夢

ご無沙汰してます。
双極Ⅱ型2年10ヶ月の十夢です。

梅雨時~初秋まで、安定しているけど何もできない、そんな日々がつづいていました。
ひと月ほど前から、活動を開始したのですが、反面、安定が崩れて焦りや不安、自己否定に陥ってます。

あがき始めると、自分ではもう止められなず、薬を増やしてもらったりしています。

自己否定を止めたい、充足感を味わいたい、そんな日々にこのメッセージが届きました。

まだ何も見つからないけど、とりあえず気づきにお礼をしたくてお返事しました。

気温も下がり、気分も落ち目になりがちな時期を迎えます。
お互いに気を付けながら、少しずつ満足感を大事にいきたいですね。

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ナミ

十夢さん、お久しぶりです。

そうでしたか、つらい日々を過ごされていたんですね……。焦り、不安、自己否定というものは本当にやっかいです。簡単には止められなくて、どんどん大きくなっていくんですよね。

そんな中で、こうしてメッセージを寄せてくださり、とても嬉しく思います。十夢さんの優しさが心に染み入ります。ありがとうございます。

物悲しい季節ではありますが、そこにしかない美しさを見つけられたらいいなぁと思います。十夢さんも風邪など引かれませぬよう、お身体に気をつけてお過ごしくださいませ。

返信する
渡辺 学

三年余り、つきあってた人と別れ話になりました あんなに求めていたのに もうその気もなくなったの と言われました 残念というか 心の糸がぷっつりと きれて がたがた です
もう死んでしまいたい もう死んだほうがまし です

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