部屋の掃除って面倒ですよね。
散らばった物を片付けるのが面倒だし、掃除機の出し入れも、雑巾を洗うのも面倒。
だからといって下手に手をつけると、あっちもこっちも気になって収集がつかなくなるし、疲れちゃうし……。
「もう今日はいいや、時間ないし」
「掃除しなくても死なない」
これまでそんな言い訳を何度重ねてきたことでしょう。
しかし、あるアイテムと出会ってから、私は変わりました。
なんと、毎日掃除をするようになったのです。
取り入れたものは2つ。
- 無印のコロコロクリーナー
- 習慣化アプリ
これにより、ここ2か月ほど、毎日掃除をしています。
と言っても「ちょっとでもコロコロできたらOK」というゆるすぎるルールなので、しっかり家事をやっている人からすれば、「そんなものは掃除と言わん!」と怒られちゃいそうなレベルなんですけれど。
それでも「毎日少しずつやる」という困難をクリアできているという点においては、大成功と言えるでしょう。面倒くさがり屋の私にとって、これは大変なことなのです。
それでは道具とやり方についてもう少し詳しく書きます。
使う道具:片手で手軽に使えるコロコロ
無印のコロコロ(カーペットクリーナー)、これはとても素晴らしいです。
ここがいい!
- スマートデザイン
- リーズナブル(税込390円)
- 出し入れしやすい
部屋にポイッと置いておいても、雑然としません。だから、すぐに取り出せる。掃除のハードルが下がる。片づけも簡単。片手でスッとしまうだけ。
そう、掃除の問題点は主に、道具の出し入れにあるのですよね。
- 掃除機を出してコードに差すのがめんどい
- 片づけるのがめんどい
- 雑巾は終わった後に洗うのがめんどい
コロコロクリーナーを使えば、これらの難点は解決。
多少仕上がりに粗はあっても、「めんどい」と言って何もやらないよりは何千倍も良いでしょう。
継続するためのルール
コロコロを手にしたかどうかを評価
評価のポイントは、行動の有無。まずは掃除の頻度を増やすことを重視します。
たとえ部屋がきれいになっていなくてもOK。1コロコロでもできたらOK。
どんな小さなことでもいいから、毎日アクションを起こすことをToDoリストに追加します。
毎日の習慣に組み込む
私の場合は、朝起きてまず換気をするので、その直後にコロコロすることにしました。
条件づければ、やる気とは関係なく実行できます。
習慣化アプリの力を借りてブースト
自分のがんばりを記録すると、モチベーションを保つ助けになります。
いろいろ試してみて使いやすいなーと思ったのはこちらのアプリ。
どれくらい継続できたかパッと見でわかります。
アナログの方法も効果があります。
7×53の表を作って、1日1マス、実行できたら塗りつぶすだけ。
連続記録が長く続くほど「この記録を途切れさせたくない!」という気持ちが働いて、アクションしやすくなります。
粘着テープは1日1枚と決めてケチらない
コロコロのいいところは、どれだけゴミが取れたか一目でわかるところ。ちょっと転がしただけで、達成感が得られるんですよね。この「わーい、やったー」感が重要。
粘着力が弱まると、ゴミがくっつかなくなるし、それに伴ってモチベーションも下がります。だから、粘着テープはケチらずバンバン使います。
粘着テープをめくるタイミングも大事。「粘着が弱くなったら1枚めくる」だと、めんどくさがったり、「まだ使える」とケチったりするので、1日1枚と決めて強制的にめくります。
そうすることで「めくる前にもうちょっとコロコロしよ」と自然に掃除の範囲が広がります。
(が、実際には、「めんどい」「もったいない」と言って実行できない日が多いです)
最後に
習慣化するにあたっては、いかに「めんどくさい」のハードルを下げるかが重要です。
その点コロコロは良いです。
力もいらないし、ゴロゴロTVを見ながらでもできるし、とにかく手軽。
やり始めれば「もうちょっとやろっかな」と思うこともあります。ゴミが取れるのが楽しくて、自然と範囲を拡大したくなるんですよね。
しばらくはこんな感じで続けて、無理なく実行できるようになったら、掃除の内容を充実させていけたらいいかな(別にできなくてもいいよ)と思っています。
張り切りすぎないこともポイントでしょうね。
惰性でダラダラ、ゼロよりはましだ精神でやったいきたいと思います。
メリークリスマス。