ネット上にも素晴らしい読み物はたくさんあるだなって思った話

パソコン

「さぁて、今日は何を書こうかな~。フフフンフン」とパソコンを立ち上げたものの、何も思い浮かばないので、ため込んでいた情報を整理することにしました。

その中にこんなエントリーが。

おとぎ話の主人公が高田純次だったら | ナナオクプリーズ

Oh! 純次!

サイドバーの「人気の記事」にも気になるタイトルがズラリ。もう私はこのブログに釘づけ。次から次へとエントリーを読み続けましたとさ。

おしまい。

私のインターネット体験談(読み飛ばし推奨)

療養を始めてからネットを利用する時間が増えました。うつ病について調べたり、落ち込んだ気持ちを解消する方法を探したり。気力がなくてもネット閲覧なら何とかできました。寝ているよりはちょっとでも起きていた方がいいだろうと、無理やりネットサーフしていました。

でも、ネガティブで神経過敏のビンビン子ちゃんだった私が拾う情報の中には、精神疾患に理解のない人の言葉も多く集まっていました。少しでもラクになりたくて情報を探しているのに、自分を責める原因になるようなものばかり集めてしまう私。友人・知人のブログやSNSを見て落ち込むことも多々ありました。

「もうやめよう!」

私はネット断ちをすることにしました。「これ見たら落ち込むかもな」と思いながらリンクを踏んで「はぁぁ~~」とへこむことにウンザリしたのです。「インターネットにつなぐから、ついつい危険なサイトを見てしまう。それならもう一切ネット上の情報は見ない!」私は決心しました。

パソコンに手を触れなくなってどれくらい経ったでしょうか。私の心は徐々に平穏を取り戻しました。うつ症状がなくなったわけではありませんが、誰かの言葉に心をかき乱されることはなくなりました。

そして、少しずつ気力を取り戻し始めた私は、これからどうやって日々を過ごすか模索を始めました。仕事はどうするか、自分は何をやりたいか、どうやって生きていけばいいのか。それを探すためのツールとして再びインターネットを利用し始めます。

できる限り落ち込みそうなサイトはクリックしないように気を付けながら、役立ちそうな情報を探しました。しかし、「必要なものだけ」と決めても、下世話な話題は面白いのでついつい見てしまいます。次から次へとリンクをたどり、気が付けば何時間も経っていて「あ~、後悔」なんてこともしょっちゅう。油断すると「落ち込むから見ちゃダメだ」と自分で禁止したページを覗いてしまうときもあります。気軽につながれるインターネットを使いこなすのは本当に難しいと思い知らされました。

……と、過去の思い出を語って懐かしんでいるようですが、今でもそういうことはあります。でも、療養を始めた頃のことを思うと変わりました。自分にとってプラスにならないと思われるサイトをちゃんと遮断できるようになりました。やっぱり精神衛生を守る上でこれは重要ですね。感情的な批判や誹謗中傷から得られるものは何もありません。ちゃんと自分を守れるようにならないといけないんだなぁと実感しております。

あと、ネット上には素晴らしい情報もたくさんあるんですよね。知れば知るほど「自分はまだまだ何も知らないんだ」と気付かされます。上には上がいると知って、自分の未熟さに落ち込むこともありますが、それ以上に「もっと知りたい」と前向きなパワーをもらえます。これは、病気の症状が落ち着いてきたからこそなのかもしれません。前だったら考えられないことなので。

グダグダと書いてしまいましたが、何を言いたいかというと、「ネット上には面白くてためになるものがたくさんあるよ」ということです。もし、以前の私のようにネットを見てため息をついているなら、いつも見るサイトとは違うところに目を向けてみると新たな発見があるかもしれません。あるいは、今はネットを控えてゆっくり休養することが必要なのかもしれません。

今や情報が多すぎて、すべてを把握することは不可能です。だからこそ、プラスに働く情報を取捨選択する能力を高めたいと思う今日この頃。

冒頭のナナオクプリーズにあった「リテラシー桃太郎」は考えさせられます。本当にうまく表現されているな~とうならされました。

最近は「いい話」として拡散された情報がデマだったなんてこともよくあります。何でもかんでも鵜呑みにせず、自分の頭で考えて判断していかないと、情報に踊らされて真実を知らないまま「わかったつもり」になってしまうかもしれない。いやはや、怖い世の中です。いや、すべてが怖いってわけじゃないんですけどね。ちゃんと考えようと思って。

ITリテラシーを高めて「ググレカス」と言われないように。

インターネットって本当に面白いですね。テラワロス。

おまけ

ナナオクプリーズの中で笑わせてもらったもの。

【好きな話】
もしも矢沢永吉が桃太郎を朗読したら
永ちゃんが語っている姿が目に浮かびます。

死語だらけの走れメロス
こういう人嫌いじゃない。

いろんな表現で食べログを書く
英語教科書風、村上春樹風が好き。絶妙。
 

【笑いをこらえるのに必死編】
世界一ウザい恋愛小説

未来のDQNネーム事情はこうなる

B’zの曲名を並び替えて別の文章を作ってみた

こんなん大好き。
 

【っぽい。編】
もしも桃太郎を浜田省吾が歌ったら

桃太郎をヒップホップ調にしてみた

TUBEと広瀬香美を混ぜてみた

うまい。
 

【いつか解読したい編】
モールス符号で桃太郎を書いてみた

発想に脱帽。

1 COMMENT

匿名

自分にとってのお薦めは
「希望は戦争」と検索すると出てくる
赤木智弘さんのエッセイです。(右翼的な物とは全く違います)
この人の著作は弱者への非常に強い想いに溢れていて良いものがとても多いです。

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