嫌なことがあって、いつまでも不快な気分を引きずってしまうことはありませんか?
- 考えるのをやめようと思っても、ふっと嫌な場面がよみがえってしまう。
- 「どうしたの?」と聞かれて、「いや、大したことじゃないんだけど……」と話始めた途端に、嫌な気分がフツフツ湧いて止まらなくなった。
- 寝る前、布団の中で「あんなふうに言うべきじゃなかった」とダメ出しを始めてしまう。
などなど。
イライラ・モヤモヤ・落ち込みなど、一口に「嫌な気分」と言ってもいろいろありますが、素直に笑えない感情をいつまでも抱えているのは楽しくないですよね。
そんなとき、どうやって気分を切り替えればいいのでしょうか。
今日は、私が最近「これ良いかも」と感じている方法を紹介します。
嫌な気分を切り替える方法
やり方は簡単です。
嫌な気分になったとき、こう自問するだけ。
「今の気分を英語で言うと?」
英語が母国語の友達に話すつもりで、言葉を探します。
当てはまりそうな単語一つだけでもOKです。
「今の気分を英語で言うと?」と問うメリット
私の場合、英語で言おうとすると、うまく言葉が出てきません。
頭をひねって、うーんうーんと唸っても、結局何も出てこない。うーん、もどかしい。
でも、それでOK。たとえ答えが見つからなくても、いつもと違う思考回路を使うことが目的だからです。
馴染みのない言語を使おうとすると、感情に任せてしゃべれなくなります。
えーっと、えーっと、と言っている間に、嫌な気分が引っ込みます。
さらに、何とか引っ張り出した単語で、それっぽく英語を並べたとき、ちょっとした達成感を感じることもあります。
すばらしい。
嫌な気分がキレイさっぱりなくなるわけではありませんが、イライラや落ち込みやモヤモヤの程度は軽減されるはずです。
まとめ
嫌な気分は、ネガティブな思考によって、ますます膨らんでいきます。
考えれば考えるほど深みにはまって、抜け出せなくなってしまうことも少なくありません。
それを防ぐための方法が、「今の気分を英語で言うと?」と自問する対処法。
もちろん英語以外の言語でもOKです。とっさに言葉が出てこない外国語を使います。
この対処法のメリットは3つ。
- 感情的に話せなくなる(=冷静になれる)
- 言葉を探している間、嫌な気分が引っ込む
- うまく言えると嬉しい
実際にこの方法を試してみると、自分がいかに言葉によって嫌な気持ちを増幅させているかがよくわかります。
英語で言おうとすると、嫌な気持ちが全然広がっていかないんですよね。言葉にできないから、うまく考えることができないのです。
その代わり「あ゛ぁーっ、もうっ!」と話せないストレスを抱えることにはなるのですけれど。
そのときは、英語の言い回しを勉強してもいいし、日本語でモヤモヤを言語化する練習(認知療法など)をしてもOK。
ストップをかけることさえできれば、次の手を打つことができます。
対処法の一つとして、参考にしていただければ幸いです。
【認知療法のやり方と例】
ネガティブな考えをマイルドにするダブルカラム法
実践!書き出した悩みを処理しようの巻
更新ありがとうございます。
私、個人的には、趣味をもって気持ちを切り替えることだと思います。あくまでも私、個人的な考えですが。