幸福を呼ぶピンクの空飛ぶ金魚「手乗りぎょぴちゃん」が欲しい

HELLOのバルーンを掲げて

「なんかいいことないかなぁ~」というセリフを言ったら負け、という考えが自分の中にあります。「いいことは自分で見つけ出すものだ」と思っているからです。受動的ではなく、能動的に生きようYO! という気持ちが昔からあるのですよね。

しかし、実際のところは「めんどくさいから『いいこと』なくていいや」になっています。我ながら不健康であります。小さな『いいこと』はたくさんあるんだし、頑張ると疲れるから大人しくしとこ、てな具合です。

「『いいこと』を得るためには、何かを引き替えにしなければならない」という考えが重しになっているのかもしれないなーと思います。大事なものを犠牲にしなくちゃいけないとか、世間の目が気になるとか、失敗したら取り返しのつかないことになるとか。

あるいは「自分には『いいこと』を享受する資格がない」という考え。うん、どちらかというとこっちが強いかな。ほんと不健全な感じですよね。何をするにも、ネガティブな発想がついてまわる。なぜなら、自分の存在自体をマイナスのものとして捉えてしまっているから。マイナスには何をかけたってマイナスになってしまいますもんね。だからマイナスの事柄に惹かれるのかな、マイナス×マイナスはプラスってことで。

それはさておき、もっと無根拠に「よい」を受け取っていきたいものです。いいことは、何かと引き替えにしなければ受け取れないものではありません。もちろん、新しい本を買うなら、ぎちぎちの本棚を整理して、不要な本を処分しなければいけない。そういうトレードは必要ですが、「自分には『いいこと』を享受する資格がない」なんて思うのはおかしい(と言いながら、こういう考えを拭い去れないでいるのですが)。

というわけで、私は今、無根拠に「よい」を提供してくれる「手乗りぎょぴちゃん」が欲しいのです。

「ぎょぴちゃん」とは、猫部ねこのギャグ漫画『きんぎょ注意報!』に登場する空飛ぶピンク色の金魚。それを商品化した6~7cm大のおもちゃが「手乗りぎょぴちゃん」です。

底部のセンサーに触れると「いいことあるよ、ぎょっぴーん♪」としゃべる、たいそう可愛らしい玩具でございます。

手乗りぎょぴちゃんイメージ

小学生の頃ですかね、「手乗りぎょぴちゃん」はお気に入りで、ずっと捨てられず持っていたのですが、センサーが壊れ、目玉が取れていたため、引っ越しの際に処分してしまいました。

今になって惜しいことをしたと思っています。だって、手に乗せて「いいことあるよ、ぎょっぴーん♪」って言ってくれたら嬉しいじゃんねって。まあセンサーがダメになってたっぽいからあれなんですが(今チェックしてみたら、メルカリにて6,000円で販売されていました。しかもSOLD OUT)。

 
『きんぎょ注意報!』は、1989年から『なかよし』にて連載され、アニメにもなり、人気を博した作品です。内容は、田舎の中学校に転校してきたお嬢様が、愉快な仲間たちのわちゃわちゃに巻き込まれて大騒動!的なお話(うろ覚え)。

メインキャラと一緒にいるぎょぴちゃんは、『Dr.スランプ アラレちゃん』でいうところのガッちゃん的なポジションでしょうか。個性豊かなキャラクターが登場してワイワイやっているところも、全体的にちょっと似ているような。

こういう世界に「いいこと」を見つけるヒントがあるのかもしれませんね。

と、適当に言ってみたのですが、実際そうなのかもしれないですね。難しいことを考えず、わちゃわちゃガチャガチャやるのが人生を楽しむ秘訣なのではないか。

というのもこれまた適当なコメントなのですが、とりあえず今は手乗りぎょぴちゃんが欲しい。簡単に手に入らないと思うと、ますますほしくなるのが人間の性です。

仕方がないので、エアぎょぴちゃんで一人「いいことあるよ、ぎょっぴーん♪」と想像したりしています。

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