焦りや落ち込みから抜け出すのは簡単ではありません。
問題をスッキリ解決するためには、さまざまな困難が待ち受けています。どんなに心を砕いても、生きている間に解決できない問題もあります。
「難しく考えない方がいいよ」
「あれこれ考えずに、まずはやってみたら?」
そう言われても、考えないでいられるならこんなふうに悩んでいないし、次に何をすべきかわからないから悩んでいるのです。
今の状況に甘んじていても答えは見つからない。そんなことはわかっています。ネガティブな考えが増大して、どんどん身動きが取れなくなっていることも事実です。さぁ、困った。
そんなときオススメしたいのが、ブリッジです。仰向けで手足をついて背中を反らせるアレです。10秒もあれば、延々と続く焦りや落ち込みを断ち切ることができます。
不快な感情を吹っ飛ばすブリッジ
先日、久しぶりにブリッジをしました。将来のことを考えると不安だし、今の生活も冴えないし、油断すると思い出したくない過去がよみがえる。そんな忌まわしい思いを吹き飛ばしたかったからです。
ひどいうつ症状に悩まさていた頃にも、よくブリッジをしていました。焦りや不安に襲われて「うわぁぁぁ~」となったとき、その勢いに任せて体を反らせます。イメージとしては、江頭2:50さんのノリです。そうすると、不快な感情は吹っ飛び、不思議と楽しい気持ちになります。
血液の循環を感じたとき、私はすがすがしい顔をしていることでしょう。
ブリッジのメリット・デメリット
ブリッジとは、仰向けで両手足を床に付け、背中を橋のように反らせ、その状態を維持するストレッチ運動です。
体操競技、新体操、ヨガなどの基本姿勢であり、格闘技の抑え込み技から逃れるための基本技術にもなっているとのこと。
◆メリット
ブリッジが好きな理由は4つあります。
- 体液がジュワ~と逆流していく快感
- 普段使われていない部位が伸びて気持ちいい
- ブリッジをしながら悩むことはできない
- たった数秒のブリッジで「できた!」という達成感が得られる
ブリッジごときと侮るなかれ。運動不足の人間にとっては10秒キープするだけでも大変です。まして60秒耐えたときの達成感たるや!
◆デメリット
ブリッジがイマイチな理由を挙げるとすると次の3つです。
- めんどくさい
- 疲れる
- 急にやると筋を痛めることがある
腰を浮かせて背中を反らせるという動作は、勢いがないとできません。
でも、一瞬くっと力を入れるだけ。「せーのっ!」と強引に声をかければ、意外と身体は動きます。
どうやっても動かないときは、体力低下が著しいということなのかもしれません。
ブリッジはスッキリのスイッチ
ブリッジは気分の切り替えボタンとして役立ちます。
そして、自信を失っているときや最初の一歩を踏み出す勇気を持てないとき、「できた!」という事実は自身を励ましてくれます。
当然のことながら、ブリッジをしたところで問題は解決しません。それでも、出口のない迷路をウロウロして途方に暮れるよりは、良いアイデアが浮かぶ可能性が高まるはずです。
「同じことを何度も考えたって仕方ない」とわかっているのにやめられないときは、ブリッジするのがおすすめ。ブリッジしているときはブリッジのことだけ考えていればいい、今生きているときは今のことだけ考えていればいい。そんな教えを身をもって学ぶことができます。
感情の渦にのみ込まれやすい人は、ブリッジを対処策の一つとして覚えておいて損はないでしょう。
こんにちは、ナミさん。
私は今年で27歳になります。
不安神経症で、ほぼ毎日引きこもった生活です。
一人で外に出られません。
もちろん働いていません。
昼夜逆転も治りません。
私は何がいけないのでしょうか。
切羽詰まっています。
焦ってどうしようもありません。
一人になったらいったいどうなるのか。
怖くてたまりません。
申し訳ありません、悩み相談の場でないのに。
謝るなら投稿するなですね。
ちなみに
毎日一人でいます。不安が止まりません。
療養中といってかれこれ8年程になります。
いつまで療養中なのか、逃げてるだけなのか。
もう全部消えてなくなってしまいたいです。
迷惑なコメントをしてしまい申し訳ありませんでした。
削除していただいて結構です。
本当にご迷惑おかけして申し訳ありませんでした。
はなさん、コメントありがとうございます。
迷惑だとは思っていないので、削除はせず、お返事させていただきますね。(削除した方がよければ、お知らせください)
これまでにいただいたコメントも併せて拝見して、はなさんは長い間つらい気持ちを抱えて過ごしてこられたんだなぁと思いました。
>私は何がいけないのでしょうか。
この言葉を受けて、問題を解決するためにどうしたらいいか、はなさんが少しでもラクになる方法、すぐに実践できそうな具体策を考えてみました(体を動かす、就寝前は照明・光を抑えるなど)。が、はなさんはそういった答えを求めているわけではないのかなという気がします。
不安、焦り、恐怖などの感情を処理しきれずに困り果てている、そんな印象を受けます。
まずは、自分の気持ちを吐き出して整理することが必要かもしれませんね。頭に思い浮かんだことを紙に書き出してみるとか、認知行動療法の本を読んでみるとか、自分に合いそうなものを試してみるといいと思います。カウンセリングを受けてみるのもいいかもしれません。ありのままの自分を受け入れてもらう経験は大きな力になります。
あとは、
・今できることを一つずつやってみる
・できないことを数えるのではなく、できたことを数える
これは私が心がけてきたことであり、このブログの主要テーマでもあります。
私自身の経験をふり返ってみても、こういった一歩一歩の積み重ねが回復のために必要なんだなぁと痛感しています。
はなさんの心が少しでも軽くなることを祈っています。