不調のときにアレコレ思い悩んでも、ろくなことはありませんね。
心や体が弱っているせいで、ちょっとのことで気持ちがグラつきます。ネガティブ沼にもハマりやすいし、抜け出す力も尽きていることが多いです。
だから、焦ってどうにかしようとせずに、機が熟すのを待つのが得策。
これが多くの人に当てはまるのかはわかりません。
ただ、私自身の経験をふり返れば、間違いなくそうだと言えます(双極Ⅱ型障害と診断されている私は、基本的に鬱寄りモードが大半だと認識していますが、ここで書いている内容は、うつと軽躁の波があるからこそ言えることなのかなとも思います)。
やる気や元気は、辛抱強く待っていると復活します。自分が期待するほどではないけれど、ちゃんと戻ってくるんですよね。
回復すれば、ネガティブ思考も自然とましになるし、感情に流されて冷静に考えられなくなることも減ります。
このことを理解して、ダメなときは余計なことを考えずに待つべし。
「ダメだ」「もう無理」のまっただ中にいると、これからの人生ずっと「ダメで無理」な状態が続いていくように感じるけれど、最悪の状態がずっと続くわけではない。いつかましになる。
もちろんましな日がこない可能性もあるわけですが、これまでの経過を観察する限りでは、ましになる可能性が高い。
だから、波を待つ、風を待つ、そんな感じで待っていよう。荒波、暴風のときに抵抗したって、のみ込まれて吹っ飛ばされて終わりだから。
そう自分に言い聞かせて。
弱っているときって、どうしてもダメなところにハマっちゃうんですよね。まるで吸い込まれるみたいに。
そうなるともうどんなに頑張って考えたって、ろくなことにならない。考えているつもりが、同じ答えをこねくり回して、不安や焦りを増長させているだけってことが多い。
それなら何も考えず、呆けて寝ていた方が何倍もまし。
……ということを何度も何度も学んでいるはずなのに、すぐ忘れてしまいます。
落ち込みスポットにハマると無理なんですよね。
それはもう仕方ない。
学習能力がないとかそういう話じゃないのです、きっと。
痛いときは何を言ったって痛い以外感じられないのと一緒。
一緒じゃない気もするけれど、「仕方ないよ」と自分に言ってあげることで、自分をいじめるネガティブ思考に支配されるのを防げます。
ウツな人の落ち込みは、痛みと似たようなもの。ということにして、受け入れましょう。
ってこういう話、本に書いてありますよね。
基本に戻って、入門書を読み直してみると、また新たな発見があるかもしれません。
大事なことは、何度も何度も確認して、やっていきましょう。
一度にすべてマスターすることはできないので、少しずつ、少しずつ。
焦らず、無理のないペースで。
更新ありがとうございます。
そう言ってくれるナミうつブログ私には、ぜったい必要。