将来の不安に飲み込まれそうになったとき、私が思い出す考え方

ステレオコンポ

療養生活を初めて、もうすぐ5年。今年に入ってやっと体調も落ち着いて、社会復帰を本格的に考えられるようになってきました。

当初はこんなに長く休むことになるなんて予想もしませんでした。1年も休めば、また働けるようになるわーって軽く考えてましたからねぇ。

しかししかし、体調はなかなか回復せず、療養期間は延びるばかり。焦りと不安も膨む一方。いつになったらよくなるのか先も見えず、何とももどかしい日々でした。

今でも、友人知人が普通に働いていることを思うと、自分のダメっぷりに落ち込みますし、焦ります。焦っても仕方ないので、ここは冷静に対策を練ろう!と改めて現状に向き合ってみるのですが、そこは不安要素のオンパレード。

自分の将来、お先真っ暗。

「前向きにコツコツ取り組んでいこう」「自分の力で道を切り開いていこう」と自分を鼓舞するんですが、何しろ自分に自信がないので、不安に押しつぶされそうになります。というか、すでにペシャンコです。

だからといって、「ダメだ~」を繰り返しても何も始まりません。

そんなとき、私はある考え方を思い出します。

いつかのラジオ人生相談で聞いた言葉。

将来の不安は考えなくていい!
生きていくってことは、今日をしのげばいいんだよ。
明日のことは考えてもムダ。予想は当たらないよ。

うまくいかないときに、いろいろ考えても、悪いことしか思い浮かばないしさ。
明るい希望ってこういうとき見えないじゃない?

そういうときのコツは一つ。
今日をしのぐことだけ考える。
「あ、今日は無事だった」それで良いんだよ。

「今日をしのげば、それでいい」

私のひしゃげた心を救ってくれる言葉です。

確かに、うまくいっていないときに考えることって悲観的になりがち。良いことは全然思い浮かびません。

「あー、どうしよう」「困った困った」と言って頭を悩ませているよりも、今日一日をより良くすることに集中した方が、結果的に前進できそうです。

要するに、「できることからコツコツと」「塵も積もれば山となる」ということですよね。(このラジオ相談の文脈ではちょっと違ったような気もしますが、内容はうろ覚えなので、自分の良いように解釈しときます)

ただ、楽観的すぎる考え方を取り入れるのは何となく気が引けます。私がそう思う理由は「アイツ楽観的だよな~」って嘲笑的に見られることを恐れているから。やっぱり人の目を気にしているんですよね。

だからといって、自分を否定していても何も生まれないし、もっと気持ちをラクに考えた方が、効率的なエネルギーの使い方ができそうです。

自分のダメなところもそのまま受け入れて、「私ってこんなにダメなんだよね~あはは」と笑い飛ばせるレベルまで突き抜けちゃえば、人の言葉なんて屁でもなくなるかもしれませんね。

ちびまる子ちゃんに出てくる山田みたいな。憎めませんよね、彼は。今を生きてる感じがします。

うん、そうだ。しんどくなったら山田を思い出そう。

そしたらきっと笑えるはず。

「あはは~ オイラ全然ダメだじょ~ あはははは~」

さぁ、これでも読んで元気出すか。

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