本日のテーマは、自分を責めてばかりのあなたに送る「うつ病あるある21」。うつ病になって痛感した苦しみを皆で分かち合いましょうぞ。
(※ここで挙げた症状に当てはまる=うつ病というわけではありません。あくまでも、「うつ病になるとこういうつらさがあるよね」という気持ちの共有としてご覧いただければと思います)
うつ病あるある21
1.毎日憂うつで、悲しくて、落ち込む。ここ数か月、ずっと泣いてばかり。
2.何をやっても楽しくない。面白くない。テレビも見たくない。とにかくすべてがウザイ。
3.私の人生には絶望しかない。もうどうでもいい。
4.何をしても晴れない嫌な気分、空虚感・悲しさを常に感じる。
5.すべてが面倒くさい。何をする気にもなれない。
6.やる気・元気・気力・活力がまったくない。
7.食欲がない。食べるのがめんどくさい。何を食べても味がしない。
8.眠れない。寝ても何度も目が覚める。早朝覚醒。悪夢ばかりで熟睡できない。
9.毎日同じことばかり考える。堂々巡り。すべて悪い方にしか考えられない。
10.何をするにもゆっくりとしかできない。動きが遅い。反応もニブい。
11.ボーっとすることが多い。口数が少なくなった。声も小さくなった。
12.そわそわ落ち着かず、じっとしていられない。ウロウロと歩き回ったりする。
13.焦燥感が強く、いてもたってもいられない。イライラする。
14.ちょっとのことですぐ疲れる。身体が重い。ダルい。
15.うまくいかないのは、すべて自分のせい。私が全部悪いんです。
16.自分には生きる価値がない。人に迷惑をかけてばかり。私は罪深い人間だ。
17.私は何もできない。能力がない。私の人生は終わった。
18.頭の回転が極端に遅くなり、理解力が落ちた。人の話を聞けなくなった。
19.何事にも集中できない。簡単なことでミスしてしまう。
20.何を決めるにも時間がかかる。結局何も決められず自己嫌悪に陥る。
21.生きていてもしょうがない。死んでしまったほうがましだ。消えたい。
ダメなんじゃなくて、うつ病だからだよ。
うつ病の症状は数値で計ることができません。それゆえ、本人も「病気だから仕方ない」と割り切るのが難しい。
何でもかんでも病気のせいにしてはいけないのですが、死んじゃいたいほどつらいときは「『うつ』のせいだ!」と責任転嫁しても良いと思います。だって実際、病気なんですから。
それに、好きでうつ病になったわけじゃないじゃん?
苦しい中でもあなたは「頑張らなきゃ」って必死にもがいてるじゃん?
それだけでもうめちゃめちゃ立派です。ほんとエライよ!
あなたは悪くない。病気なんだからしょーがない。だから、美味しいスウィーツでも食べてちょっと休憩しましょ?
どうか心をラクに、お大事になさってください。
※今回ご紹介した「うつ病あるある」は、一応「精神障害の診断と統計の手引き改訂4版(DSM-IV-TR)」関連資料を参考にしております。
これは、心の病気のプロである先生方も使っている指標で、2013年にはDSM-5が発表されたそうです。私には難解な定義ばかりです……。