大丈夫になりたい!を叶えるための補助ツール「大丈夫カード」

大丈夫になりたかったので、「大丈夫カード」を作りました。

と、いきなり言ったら「は???」という返事が返ってきそうです。

大丈夫カードとは、『大丈夫倶楽部』という漫画に登場するアイテムです。

大丈夫倶楽部(完結)|マンガ5 (マンガファイブ)

『大丈夫倶楽部』の主人公たちは日々の困ったこと、モヤモヤへの対処をしようとあれこれやっていきます。漫画の中では「大丈夫の研鑽に励むこと、たまに会って話すこと」が大丈夫倶楽部の活動内容とあります。とにかく本人が「大丈夫になった」と思えるように何かをする、不安を和らげ混乱を落ち着かせる、と私は理解しました。

大丈夫カードは漫画の中にチラッと出てくるだけなんですが、かなり気になるアイテムだな~と思っておりました。したらばなんと、作者の方が印刷して使える大丈夫カードを配布していたのです。

とりあえずメモしてそれっきりだったのですが、あるときふと「よし、これ使ってみよう!」と思い立ちまして。印刷して、カットして、ハンコも用意しました。しっかりめのカードにするために、カレンダー裏に印刷したりなんかして。

ルールは簡単。「大丈夫になったらハンコを1つ押す」、たったこれだけ。

成果は……正直よくわかっていません。とりあえずやってみたらわかるんじゃないかと思ったのですが。

でも、プラスの効果はあると言えます。いい感じじゃんと思いました。最初は大丈夫のジャッジむず……と思ったのですが、明確な基準をやめました。「ちゃんとやれたか?」ではなく、「自分を労れたか?」「ほんの少しでも心配な気持ちが軽くなったか?」と考えるようにして、「よしっ」と思ったらスタンプをポンと押すことにしたのです(時に現場猫的なノリで)。そしたら、その「ポン!」がけっこう心地よくて。

例えば、
山ほど溜めた洗濯物をやっつけた。ポン!
期限ギリギリの書類を出せた。ポン!
放置してたメッセージに返信した。ポン!

そんな感じで、懸念事項を消化したらポン! 地味めな達成にもポン! 最初は半笑いだった自分が、今では真顔でスタンプを押しています。ポン! ヨシッ!

目に見える達成感や身体的アクションの気持ちよさって侮れないんだなぁと思いました。あとは、形式や儀式のパワーも。

とはいえ、アナログの弱点もあります。カードとスタンプの携行が面倒なのですよね。ここは現在よい方法を模索中。まあ、その面倒くささも含めて、自分と向き合う時間になっているのかもしれません(そうなの?)。

これはきっと私だけじゃないと思うんですけど、いつも「できなかったこと」にばかり目がいってしまいませんか。あれもやってない、これも間に合ってない。いつも心が「まだダメ」と言う。

そんなときは、大丈夫カード。ポンッと押せば、あなたの「ダメだ」を軽減してくれるかもしれません。

 

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