頭の中がわーっとなってどうしたらいいかわからなくなることがよくあります。物事の判断ができなくなる。脈絡もなく色んな考えが思い浮かんで「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と追われる感じ。実際は全然大したことないのに焦燥感だけは一人前。わーっとなって爆発しそうでもう全部投げ出したい。すべて「無理」としか思えない状態です。
そんな自分にうんざりして、なーんかいっつもグッタリ疲れている気がする。これはもう仕方ありません。性能の低いパソコンが変な音を立てながら処理を頑張っているんだなと思ってだましだましやっていくしかないのです。とはいえ、のろまならのろまなりに改善できるところもきっとあるはず。というわけで、処理能力が低下した脳をいい感じにする方法を考えます。
頭をスッキリさせたい。シャキッとさせたい。疲れた脳をリフレッシュさせるためにはどうしたらいいのか。
そもそも脳が疲れる原因ってなんだろう? と考えたときに思いついたのが次の3つです。
- デジタル画面を見つめすぎ
- 情報を求めすぎ
- つながりを求めすぎ
一つ目、デジタル画面を見つめすぎ問題。現代人がこれを回避するのは難しゅうございます。気分転換のつもりで本を読んだりゲームで遊んだりしても、小さなスマホ画面を見続けていれば眼が疲れます。肩こりだってひどくなります。
二つ目、情報を求めすぎ問題。あちこちに情報は溢れています。インターネットに接続すれば、何の苦労もなく膨大な情報が次から次へと目に飛び込んできます。必要なものから必要ないものまで。すでに情報過多なのに、情報を欲している。なぜなのでしょう。楽しいからです。
三つ目、つながりを求めすぎ問題。情報を求めるとき、心の奥底では何らかのつながりを求めていることがあります。つながりを求めるからこそ自分の外側に目を向ける。たくさんの他者の声が聞けるネットにアクセスする。すぐ何かを見ようとするのは寂しいからかもしれない。そんなことを思いました。「ひとり」の時間をじっくり味わえていない気はします。結果として、つながりに振り回され、さまざまな刺激にやられてしまうことも多々ありそうです。
これらの習慣を変えれば、脳の疲れも少しは和らぐのでしょうか。
実際に試してみました。試行内容は、ただひたすらにボーッとすること。スマホもパソコンも音楽プレーヤーもテレビも本もマンガも使用不可。何もしません。とにかくボーッとします。1時間を目標にチャレンジです。
……これがなかなか難しい。すぐに何かを手に取ろうとしてしまうんですよね。日向ぼっこや空を眺めてぼんやりするのはまあまあできますが、せいぜい20分くらい。最長でどれくらいできるのでしょうか。習慣にするのは難しそうです。
他に解決策はないでしょうか。脳を上手に休ませる方法としてよく見聞きするのは、
- 生活のリズムを整える
- 起床時間を揃える
- 自分がやりたいこと・楽しいと思えることをする
- 体を動かす
- スマホやパソコンはほどほどに
このあたりです。定番のやつですね……。
ボーッとしているときでも脳は働いています。となると、脳の休息とはどういう状態を言うのでしょうか。脳のメカニズムについて学ぶと、何かヒントが得られそうです。
何事もやりすぎは禁物。さまざまな部位をバランスよく使うことが大事なのでしょうね。
心身のサインに気づいて労る。自分を大切に扱う。良質な睡眠を心がけることはまさにそれ。「ひとり」をもっと楽しむことも必要でしょうか。
頭の中がわーっとなったときは休む。どうにもならないときには強制終了(寝る)。
結局、これといった解決策は見つかりませんでしたが、今回考えたことは習慣を変えるヒントとしてちょっとは役立てられるでしょうか……。うーん。
頭をスッキリ・脳をシャキッとさせるというのは、ちょっと贅沢を言いすぎのようですね。
少しずつジワジワと変えていけたらそれで十分、ということで納得しておきます。
頭の中が、わーっとなる感覚、私もよくあります。そうそう、それそれ!という感じ。人に説明できない辛さ、もどかしさ。なみさんにはわかってもらえてる気がして、ホッとします。ありがとう。