この前、ある人のちょっとした暴言に驚いて、そのこと自体は大したことではなかったんですが、その言葉をきっかけに、これまでのいろんなこと、主にネガティブな事柄を思い出して、涙が止まらなくなってしまいました。
「うぅぅ……」と言いながら涙がボロボロ。こんな状態になるなんて情けないと思いつつ、ひとり部屋の片隅で泣いておりました。思い出し泣きです。
涙は涙を呼ぶというか、泣けば泣くほど悲しくなります。反芻はよくないと自分に言い聞かせ、脳内再生をストップさせることに努めたので、そこまで深みにはまることなくおさめられました。その後もしばらくモヤモヤは消えませんでしたが、落ち込み沼に足を取られずすんだのだから、まあよかったということにしようと自分を納得させました。
よく考えてみると、こうなってしまったのは、自分の弱さというよりは、コンディションが最悪のタイミングにかち合ってしまったんだなと気づきました。
心身共に不調になったタイミング、さらに頭痛に貧血に。その状況で心を強く持つのは難しいよねと。ただでさえメンタルよわよわなのにさ、しょうがないしょうがない、楽しいこと考えよう。
などと言って楽しくなることはないんだけれど、気持ちを立て直すのは大切なので、こういう心がけは忘れたくないものだなと思いながら、またさっそく暗いことを考えるのでした。こういう姿勢はなかなか変えられませんね。猫背が直らないのと同じようなものでしょうか。
で、ここからが本題です。久々に大泣きしたせいか、その日はものすごい疲労感がありました。プールに入った後みたいな。運動会のあとみたいな感じにも似てるかも。
そんなこんなで、いつもに比べると寝入るのに苦労しませんでした。やったね!
感情を放出するのは体にいいことなのかなぁ。そう考えると涙活も効果的なのでしょうか。でも、泣ける映画を見て泣くのと、心底悲しくなってボロボロ泣くのとじゃ全然違うしなぁ。泣くために泣く、泣くために「泣ける映画」を見るってのもなんか微妙だし。笑いは健康にいいからって何も楽しくないのに笑うのか、という話と通じるところがあります。一人で空笑いしててもねぇ。でもそれで不眠が解消されるならいいのか。わからない。本人がいいならそれでいいって話かな。
泣けるのは感情が動いている証拠だからいいこと、なのかもしれない。
などといったことを思いました。
健康第一です。