モヤモヤ増長防止!ネットで神経をすり減らさないための十か条

パソコンカタカタ

「うつ病でしんどいとか言いながら、なんでネットはできるの?」

そんな書き込みをたまに見かけます。

私も「なんでだろー?」と思います。

かつて絶賛うつ病落ち込み中だったときの自分もネット閲覧だけは何とかできました。でも、携帯の電源を常時OFFにしているくせに、パソコンではインターネットとつながるって矛盾してないかい? とモヤモヤしたものです。

今振り返ると、「ネットならできる」というよりは「何か情報を漁らずにはいられない」という感覚だったように思います。

つらくて苦しい現状から脱け出す方法や、自分を変えるための考え方を必死に探して。当時は自分が何を探しているのかもよくわかっていなくて、闇雲にネット上をウロウロと徘徊していました。

「そんな過去の自分に伝えたい」という思いがこのブログを始めるきっかけになりました。そう思うと、さまよい続けた日々もムダではなかったのかしらん。

何にしても、うつ病で悩んでいる人の気持ちがほんの少しでも軽くなることが私の願い。「読んでスッキリ!できたらいいよね~ブログ」です。

 

(うつ病患者のための)ネットで神経をすり減らさないための十か条

と、なんでそんなことを思ったかと言いますと、こちらのブログを読んだからです。

人は「はてな」を楽しむためだけに、生きているわけではないのです。 | いつか電池がきれるまで

特に私のアンテナがピーーンと反応したのが後半。

「はてな」がつまらないと感じたときには、ネットから離れてみることをおすすめします。
映画を観に行ってもいいし、本を読んでもいいし、近所を散歩してみてもいいし、スポーツ観戦をしてみてもいい。昼寝したっていい。
同じところをグルグル回っているものを、じっと見つめていれば、誰だって疲れます。
で、もっと面白いものが見つかったら、ネットからは離れてしまってもいい。
人は「はてな」を楽しむためだけに、生きているわけではないのです。

私は「はてな」=「ネット」と捉えて考えました。

うつ病療養中は好きなことを楽しめないどころか、面白いことさえわからなくなる。全然笑えない。ネットを離れたってどうせ苦しいのは変わらない。だから、その苦境を乗り切るためのハウツーを探すのだ。

私はそうやってネット上をグルグル回り続けました。

もちろん、心が洗われるような素敵なサイトや治療に関して役立つコンテンツもたくさんありました。それらの情報を発信してくださった方々には本当に感謝しています。

ただ、膨大な情報の中から有益な情報を探し出すのはめっちゃ大変。まして、自分の求める情報を見つけるどころかシビアな意見ばかりが集まってしまったときには不快指数倍増。どっと疲れます。

精神衛生を保つためには、先の記事にあるような自分ルールを設定しておくといいかもしれません。

というわけで、さっそく考えてみました。

「(うつ病患者のための)ネットで神経をすり減らさないための十か条」

  1. パソコンの電源はこまめに落とす。
  2. 朝起きたときは、パソコンの電源を入れる前に、顔を洗って歯を磨く。
  3. 家に帰ったときは、パソコンを立ち上げる前に、まず風呂に入る。
  4. 1日のネットの閲覧時間を決める。
  5. 何を探しているかわからないときはやらない。
  6. 友人知人のブログ、ツイッター、フェイスブックは見ない。
  7. 「まとめサイト」は見ない。
  8. IEは使わない(参考)。
  9. 「読んでスッキリ!うつ病共感ブログ」をチェックする。
  10. 一度「寝る」と決めたら、どんなに寝付けなくてもネット以外のことをしろ。

元記事ルールを拝借した上、どさくさに紛れてブログの宣伝しちゃいました。てへぺろ(・ω<)

ネットの使い方は人それぞれですが、悪循環のループに陥らないための仕組みを作っておくことで平穏を保ちやすくなるのではないかと思います。

平穏じゃないから情報を探しとんじゃい!という方はぜひ当ブログをご覧ください。おすすめサイトなどうつ病関連情報をご紹介しています(また宣伝……ちょっ、空き缶投げないで!痛い!ゴメンナサイ!)。

何事も「ほどほど」に。日常生活とのバランスが大切なんでしょうね。

 

ネットもリアルも人生も捨てたもんじゃない

以前、インターネットじゃリラックスできないからさっさと電源OFFにしようゼ!ということを書きました。

今あなたに必要なこと ― インターネットでリラックスは手に入らない

でも、ネットならではの素晴らしさもたくさんあります。

普段なかなか口に出せない本音を吐き出すことができたり、同じ悩みを抱えた人たちとつながることができたり。

直接会って話すよりも、メールなど文字のやり取りの方が気軽にできるというのも利点でしょう。

実際私も、ネットサーフィンし続けると疲れちゃうよと言いながら、「いろんなサイトを探してこのブログに辿り着きました」というメッセージをいただくと、すごくすごーく嬉しいです。そして、少しでも問題解決のヒントになるようなモノ・コトをもっともっとご紹介したい! と励みになります。

そういうネットの良いところを上手に利用して、うつ病改善に役立てられたら言うことなしですよね。

そのためには、情報を見極める力も必要になってきます。リテラシーを身に付けることは人の真意をくみ取ることにも通じる気がします。私にはまだまだ修行が必要です。

で、一通りモヤモヤしたら、休憩!

野比のび太

腕を上にあげて背伸びの運動~!

3 COMMENTS

はな

私はスマホ依存で、パソコンは殆ど使わないのですが、
見ているのはTwitterや検索ばかりなので同じ状態です。
スマホはすぐ手元にあるので厄介です、災害がいつあるか分からないので電源OFFも怖い。
だけど、ネットもSNSもまとめサイトも何見ても楽しくありません。(好きな猫画像や動画は別です。)
それどころかそれを発信した人に対して「くだらない」と嫌悪したり、自分って皮肉れてる、寂しい奴だなと悲しんだりでした。
でも今回の記事を読ませていただき、病気が関係していたんだと納得しました。
スマホ(ネット)からなかなか離れないことが不快になっていました。
なので大好きなペットや猫画像と大好きな浜辺の画像を見るためのもの!と今決めました!
これで何が変わるかな!?
現在の昼夜逆転が堪らずここにまた潤いに来ちゃいました。
ありがとうございました。

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ナミ

>はなさん

コメントありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです。

はなさんのお気持ちすごーくよくわかります。「くだらない」って思いながらもついつい見てしまうんですよね。嫌な気持ちになるってわかってるのにそういうサイトを見て、時間をムダにしたと嘆いて、どんどん心がすさんでいって……。症状が重いときほど悲観的に考えてしまうので余計に悪循環で。

でも、ネット閲覧を必要最低限にしてからは不快になることが少なくなりました。きっとはなさんにも変化が訪れるんじゃないかなと思います。例えば、ネットに費やしていた時間をペットと遊ぶ時間に使えば、その絆もより深まりますしね。

猫画像って本当に癒されますよねぇ~。動画も面白くてキュートな動物たちの姿が見られますし。浜辺の画像も素敵。猫と浜辺を愛するはなさんのペットは可愛いんだろうな~。いいな~。……と勝手に想像して羨ましがっている私です。癒しって大事ですね。

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なみだ

初めまして。ネットサーフィンしていたら、こんなステキなブログを見つける事ができました。
検索についついムキになって気が付けば何時間も経過している事が多いネットサーフィン。時間を決めないとなんだか疲れるためにこんなことやってなにしてるんだろ?と思うこともしばしば。
でも今日はここを見つける事ができて嬉しいです。いくつか記事を読ませていただいて、涙が出ました。

これからも、このブログを続けてください。

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